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2013.10.31

# DF-X10000 ~ ファーストインプレッションと問題点

さて、さっそくPASORAMAを起動してみました。

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……

……

…… なんだかなぁ。装飾過多って感じ。



まあ、インターフェースの印象は好みの問題かもしれないけど。

ボタン大きすぎじゃね?

ちなみに、旧PASORAMAはこんな感じでした。

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個人的には、こっちのほうがすっきりしてて、ずっと好きなんですけど。


辞書ブラウザって、だいたいどれもデザインはあっさりしてて、LogoVistaなどもけっこう控え目です。そんななかでは、Oxford系がどれもデザインにちょっと凝ってますが、もっと洗練されている気がします。

参考:「# Oxford の親分」
(最後のスクリーンショット)


実際、好みの問題だけじゃなく、ボタンのサイズが変わらないから、ウィンドウ全体を小さくすると、ボタンの一部は表示されなくなってしまうのですよね。まあ、右のほうはあんまり使わないボタンなんだけど。

要望その1:
ボタンサイズの変更オプション

を付けてください。


ついでですが、表示のオプションはもう少しあってもいいですね。背景や文字などの配色は変更できますが、フォントを変えたい(個人的に、Windowsマシンの明朝系フォントはあんまり見たくないのです)。

要望その2:
表示オプションを強化

してください。


ミニ辞書 ←→ 標準辞書、という切り替えもありますが、切り替えるたびにウィンドウの表示位置が初期設定(たぶん右下)になってしまうのも×です。ミニと標準のどちらも、好きな位置に置きたい。

要望その3:
ウィンドウ情報を記憶
できるようにしてください。


というあたりで実際に動かしてみましょう。


……あれ? 検索動作は、あいかわらずインクリメンタルだけなんだっけ?

でも、けっこうきびきび動くからいいか(XPマシンだったら、もっと辛かったかも)。画面自体も、きれいで見やすいと思います。

ちなみに、DF-X10000に付属しているPASORAMAのバージョンは「PASORAMA for G10001 1.0」。最新版は1.2のようで、こちらもSIIのサイトからダウンロードできますが、有償ソフトウエア書き換えサービスに出せば、これも更新されるようです。

要望その4:
インクリメンタルをオン/オフ
できるようにしてください。


どうしてもJamming/Logophileの機能と比べてしまう、というのはありますが、

要望その5:
辞書の順番を変えられる
ようになると嬉しいですね。


さて。あんまり使わないんですが、インターネット検索のオプションも確認してみました。旧PASORAMAと変わってませんねー。検索エンジンを追加/削除できるのは○ですが、

Google先生が入ってない

のは何か理由があるんでしょうか?
※私の旧PASORAMAにはGoogle入ってますが、たぶんこれは自分で追加したもののようです。

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で、そのインターネット検索、エンジンに最初から Merriam WebsterとかCollins、Longmanなどのサイトも入っていて、けっこう良いのですが、いちいちオプション設定で切り替えるというのは、いかにも不便です(だから使ってないのよ)。そこで、

要望その6:
インターネット検索エンジンの切り替え
を表でできるようにしてください。


ところで、旧PASORAMAになかった「熟考翻訳」なんてボタンがありますね...ポチ。

おおぉぉ。なんと機械翻訳サイトに飛びますね。あ、ロゼッタのサービスか...、ふーん。


「クリップボード検索」、これも私は使わないんですが、ボタンを押した状態と押してない状態の違うがほとんどわかりませんね。

コンテンツについてもちらっとだけ。

楽しみにしていた『精選版 国語大辞典』(以前の記事:カシオXD-N10000 - 『日本国語大辞典』とBookshelf)。Bookshelf 2.0に入っていた国語大辞典より詳しくなっているものもありますね。これは楽しみ~。

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もうひとつ楽しみにしていた『平凡社 世界大百科事典』。

デフォルトでは、図版は表示されずリンクになっていますが、クリックしても表示されるウィンドウが小さく、わざわざ拡大しなければいけません。[全文表示]にして、かつウィンドウをスクリーン最大にして使うと見やすい感じです。

ただ、図録のスキャン精度があんまり良くない気がします。これ、たぶん本体のスクリーンではもう少しキレイに見えるのかもしれません。

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なお、肝心のリーダーズ第3版については、ソフトウェア更新してからまたレポートしたいと思います。


最後に、ハードウェアについて1点。

要望その7:
USBケーブルを長く
してください。

これは以前の機種から不便に思ってましたが、付属のUSBケーブルは短すぎます。PC本体背面のUSBポートを使おうと思ったら、本体の置き場がないですよ。

03:10 午前 辞典・事典 | | コメント (1) | トラックバック (0)

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# DF-X10000 ~ 接続からインストールまで

DF-X10000が到着しました。

リーダーズ第3版を載せるための有償ソフトウエア書き換えサービスにそのまま送っちゃおうかとも思いましたが、やはりちょっとは様子を見てみたかったので、接続してPASORAMAを起動するところまでやってみました。

ひとつには、Windows 7 64ピットマシンだとUSB経由で正常に認識されない例があるというのが気になっていたからでもあります。

以下、接続から、PASORAMAとドライバのインストール、PASORAMAをちょっと動かしてみるまでのファーストインプレッションです。

ちなみに、メインのXPマシンには旧PASORAMAがインストールしてあって、そちらでSR-G9000が動いています。バージョン違いのPASORAMAは共存できるとも聞いているのですが、XPマシンはだいぶ非力でもあり、いずれWindows 7に移行しなければならないので、最初っからWindows 7マシンで試しました。

DF-X10000がうまく動けば、SR-G9000は取り外して学校でだけ使おうかな。


USBについての注意

まず、これはインストールガイドにも書いてありますが、USBハブはひとまず避けたほうがいいようです。私も最初はハブを経由したのですが、うまくいきませんでした。


USBについての注意、その2

これは、旧PASORAMAシリーズを使っている人だけですが...

最初は、旧PASORAMAが入っているXPマシンにそのまま接続してみようかと思ったんですよ。そしたら何と、

USBケーブルの仕様が違う

のですね。

旧PASORAMAのUSBケーブルはミニUSB(たぶんB)、新しいPASORAMA用のはマイクロUSB(B)になってます。

まず、接続してみて戸惑ったのは、なぜだか本体が二重に認識されていること。

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「SII DAYFILER」って出てきたら、これがそうだと思うじゃないですか、ふつう。

ところがここをいくら探しても、あるはずのインストーラ(の入っているフォルダ)がない...... で、もいっぺんエクスプローラを見てみると、

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「リムーバブルディスク(F)」というのも認識されてて、この中に「PASORAMA」というフォルダがありました。

でもまあ、これは環境によって違うような気はします。


あとはインストーラをダブルクリックすれば、PASORAMAのインストール自体で特にトラブルはありませんでした。

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ちゃんと、64ビットネイティブのアプリケーションになっているようです。


インストールが終わると、こんな画面が出てしまいますが ---

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これは想定内らしく、インストールガイドにちゃんと書いてありました。[キャンセル]するだけで問題はないとのことです。


ではさっそくPASORAMAを起動してみます......

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出ました~!

PASORAMAユーザーなら、一度はお目にかかるメッセージじゃありませんか、これ?

しかも、このメッセージが出たときの対処方法が、インストールガイドにもスタートアップガイドにも書いてません。これは問題だと思います。

で、ググってみると、ちゃんとSIIさんにFAQページが用意されています。

リンク:サポート:FAQ-セイコーインスツル株式会社

PASORAMAをインストールして、電子辞書をUSB接続し、PASORAMAソフトを起動しても、「本体をPASORAMAモードにしてから再度、接続してください」というメッセージが表示され、先に進めません。
デバイスドライバがインストールされていない可能性があります。 電子辞書をPASORAMAモードにしてUSB接続しているときに、パソコンのデバイスマネージャのUSBコントローラに「!」マークが付いているデバイスがある場合は、以下の解決方法を実行してドライバをインストールしてください。

あ、そう......

で、「ドライバの再インストール」というページもちゃんとあって、デバイスマネージャーでドライバの更新をすると、ドライバを正常にインストールできます。


まあ、インストール時のトラブルとしては軽いでしょうが、途中からはネット検索しないとダメって、どうなんでしょう。

なんかね、SIIさんのマシンって、スタンドアロンの使い方のほうが圧倒的に多数で、わざわざPCにつないでPASORAMAを使うというのは少数派、しかもその少数のユーザーは一定以上のPCスキルがあるだろうから、「トラブったらググってね」みたいな印象です。

まあ、少数派なんでしょうけど。

02:02 午前 辞典・事典 | | コメント (8) | トラックバック (0)

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2013.10.28

# 電子辞書情報 - 10/27版の追記

1つ前のエントリを書いてから、念のためと思ってこちらのサイトを確認しました。

リンク:その他 - 翻訳者の薦める辞書・資料


そうでした、そうでした。

【DF-X10001発売記念】「DF-X10000有償ソフトウエア書き換えサービス」が期間限定で行われます。本体をメーカーに送付すると、約1週間後に「リーダーズ第2版」が「第3版」に置換され、追加機能も搭載されます。1台5,000円(税込・代引)。サービス期間 2013年9月27日~2013年11月29日(メーカー到着)。詳しくはこちら[リンク]。[Update:2013/09/28]

つまり、この期間であれば、

45,000円弱のDF-X10000 + 5,000円

で、DF-X10001相当の機種になる、ということなんですよ!!

あー、これはもうiPadより優先で買いだわー。

【追記】
Amazonの価格はころころ変わります。記事中の値段から変動している場合も多いので、あらかじめご了承ください。

12:02 午前 辞典・事典 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# 電子辞書情報 - 10/27版

書籍が出たのはもうしばらく前で、その後電子データがなかなか出てこなかった

『リーダーズ英和辞典 第3版』

ですが、これを搭載したセイコーインスツル "DAYFILER" シリーズの最新機、DF-X10001が9月に発売されました。


以前作った比較表に、この最新機種を載せて更新しました。

翻訳者ご用達電子辞書の収録コンテンツ一覧 - 10/27版(Excelファイル)
(※クリックすると、いきなりファイルがダウンロードされます)

1世代前のDF-X10000に色付きセルが1つあるのは、さっき確認して漏れてたものの修正分です。


さすがにまだ実勢価格はだいぶ高く、Amazonでも10/27現在、58,000円ほど。これから一気にそろえる、というのならともかく、買い換えとなるとなかなか難しいお値段です。


……で、この比較表を見てわかるとおり、1世代前のDF-X10000との違いは、

・『リーダーズ英和辞典 第3版』

・『DHC 巽一郎、巽スカイ・ヘザー著 英会話ビジネスひとこと辞典』

だけです。


ところで、セイコーインツスルさん、11月からこんな新しいサービスも開始するそうです。

リンク:DAYFILER CLUBについてのお知らせ!

そして、リーダーズ第3版もこの追加コンテンツとして提供されるらしいのです。


それを念頭に、Amazonで1世代前のDF-X10000を見てみると……

こちら、45,000円弱です。


ということは、もしDAYFILER CLUBでリリースされるリーダーズ第3版が13,000円以下であれば、

今DF-X10000を買うのもアリ

ってことじゃありません?


そろそろ買いだよなぁ……。でも、新しくなった iPad(またはmini)も欲しいしねー。

サンタさん来ないかなぁ。

12:01 午前 辞典・事典 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2013.10.27

# 差分比較ツール、そろそろ必携でしょう

このカテゴリで久しぶりのエントリです。


すでにお使いの方も多いと思いますが、翻訳者は差分ツール(差分比較ツール)を持っていたほうが何かと便利だろうと思います。

分野によって多少の違いはあるかもしれませんが、どんな分野でも用語集が支給されることはありますよね。で、その用語集が更新される、場合によっては次々と更新され続けることもあります。そんなとき、更新情報が提供されればいいですが、そうでないといったい

どこにどんな変更があったのか

確認するのは、けっこうたいへん。そんなとき重宝するのが、差分ツール(差分比較ツール)です。

私自身が使っているのは、Araxis Mergeという有料のアプリケーション。

リンク:Araxis Merge | ファイル比較(diff)/マージツール | 特徴

これ、最低でも20,000円近くするので、個人で買うにはけっこう負担ですが、これを買ったのには理由があります(ちなみに、私が今使っているのは最新版ではありませんが、それで十分足りています)。

Araxis Merge、実は以前の勤務先で導入していて、その頃フリーウェアでは同等の機能のものがなかったんですね。つまり、

・2つのファイルを上下にしか表示できない。
(縦並びの左右表示でないと、直感的には差異を把握しにくい)

・長い行を折り返せない

・行に差異があることはわかるが、どこが違うか示されない

・テキストファイルしか使えない

・空白や空白行を無視する等のオプションがない

・比較結果を出力できない

などなどの欠点があった。逆に言うと、Araxis Mergeではこれが全部できる。まあ、20,000円近くするのですから、そのくらいできなきゃ意味がないわけです。

で、最近ちらっと調べてみたら、フリーウェアでも差分比較ツールもだいぶ進化していることがわかりました。

リンク:無料Diff(ファイル比較)ソフト一覧 - フリーソフト100

このページに紹介されているのが代表的ですが、そのほか、水野麻子さんのとこの「ちゃうちゃう」もまだ公開されています。

リンク:ちゃうちゃう! - 窓の杜ライブラリ


上のページで紹介されているいくつかのツールのうち、解説を読んだだけではわかりにくいものを、実際に軽く使ってみましたので、それをレポートしておこうと思います。


WinMerge

かなり高機能です。フォルダ単位でも比較もできます。

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デフォルトではテキストファイルしか扱えませんが、プラグインを使えば、WordやExcelなどのバイナリファイルにも対応できちゃうみたいです。
リンク:xdocdiff WinMerge Plugin -Word、Excel、PowerPoint、pdfの比較・差分を見る-

これだけの機能があれば、有料アプリケーションに手を出さなくて済みそうです。


DF

これ、私が知ってた頃は上下表示しかできなかったような気がしますが...

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いろいろと進化しています。上の図のように、最初は差分のある行が示されるだけで、その中のどこが違うかはわかりません。右クリックして[行比較]というコマンドを選ぶと、別ウィンドウで

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こう表示されます。昔より多機能になりましたが、対応ファイルはテキストのみです。フォルダ単位の比較にも対応しています。


Rekisa

見せ方が独特です。

1310274

この図ではちょっと見えにくいですが、行内の差異(この例では、「組込」と「組込み」)も示されています。

ただし、行の折り返しはできないようですし、テキストファイルにしか対応していません。また、フォルダ単位の比較にも対応していないようです。


テキスト差分表示ツール

名前では「テキスト」となっていますが、実はWord/Excelファイルに対応しています。デフォルトでこれは珍しい。

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これも、最初は差分のある行が示されるだけで、行内の差異はわかりません。DFと同じように、右クリックでコマンドを選ぶと上のほうのフィールドに行内の差異が表示されるようになっています。メニューをざっと見たところ、[表示行数50000超への挑戦...]なんてコマンドがあったりして、なかなか意欲的です。

フォルダ単位の比較は、別アプリになっています。


CompFile

これは、フォルダ内のファイルの差異を比較するだけで、ファイル自体は比較できません。用途が限定されます。


DiffImg

DiffPDF

Csv Diff

以上は、どれも対象ファイルの種類が限定されており、用途が限られます。ただし翻訳者に限って言えば、PDFを比較する機会は多いかもしれないので、DiffPDFはあると便利です。


このほかにも、ベクターや窓の杜をさがすと、今はかなりいろいろ出ているみたいです。いろい試して、自分の用途と趣味に合うアプリケーションをお選びください。

11:11 午前 翻訳者のPCスキル, パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2013.10.26

# 翻訳関連のイベント告知

最近、映画の話ばっかり書いてるみたいなので、これから年末までに予定されている翻訳関連のイベントを紹介しておきます。


TwitterやFacebookのアカウントをお持ちの方はこういう情報をフォローできていると思いますが、やはりSNSに出てきている翻訳者さんはまだまだごく一部。以下にご紹介するのは、現役の翻訳者さんだけではなく、学習中の方にも有益なものが多いので、ぜひ積極的にご参加ください。

11/9(土)14:00~17:00

思っているより簡単 - 青色申告と国の制度で節税と資産運用 | 日本翻訳者協会

JAT東京活動委員会(TAC)のセミナーです。十人十色の主催者の一人である井口富美子さんが、翻訳者にとっての「大切なお金なハナシ」をします。フリーランスになることを少しでも考えている人は必聴。


11/12(火)13:00〜17:00

十人十色/Wordワイルドカードセミナー
(Facebookイベントページのみです)

4月にやった正規表現セミナーのWord版という位置付けでもありますが、Wordのワイルドカードを活用しているみなさんがその技を披露します。

高橋さきのさん、新田順也さん、テリー斉藤さん、柳沢正臣さんがご登壇の予定です。


11/16(土)14:00~17:00

読ませるIT翻訳 PartⅡ~ITの定番と読みやすさの追求~ | サン・フレア アカデミー

10/22のエントリでご紹介したとおりです。お申し込みの方には、ぼちぼち事前課題も届く頃かと。


11/23(土)10:00~16:20

InterpretJAPAN

翻訳ではありませんが、JATの通訳グループによるイベントです。


11/26(火)13:30~16:30

十人十色 & SKIT共同勉強会 第1回「しんハムさんセミナー@東京」
(Facebookイベントページのみです)

翻訳祭の前日ですが、十人十色と、関西通翻クラスタの勉強会SKITとのコラボレーションイベントという位置づけで、しんハムさんこと小林晋也さんにご登壇いただけることになりました。

しんハムさんのセミナーだけでなく、時間を長めにとったQ&Aというかディスカッションも予定しています。

……とご案内しておいて申し訳ございませんが、実はこちらはほぼ定員に達しています。キャンセル待ちでお申し込みください。

このセミナーの後、前夜祭になだれ込みます。こちらだけの申し込みも可能ですが、近日ご案内を始めます。


11/27(水)13:30~16:30

第23回JTF翻訳祭

すでにご案内したとおりです。


11/30(土)14:00~17:00

IJET-25プレイベント大阪

先日の名古屋に続き、IJET-25のプレイベント第2弾です。「治験の国際化とCROの役割」ということで、分野は別としてもさすがに私は行けそうにありませんが、この後で「JAT/SWET関西主催の忘年会」も予定されています。セミナーもすでにかなりの申し込みがあるようで、相当の盛り上がりが予想されます。


12/1(日)14:00~17:00

年忘れ One Hundred Club 忘年会
(Facebookイベントページのみです)

※この日で確定したんだっけ?

翻訳者グループOne Hundred Clubの忘年会です。

詳細はこれから決まると思います。乞うご期待。


12/7(土)13:00~16:30

読ませるIT翻訳 PartⅡ~ITの定番と読みやすさの追求~ | サン・フレア アカデミー

11/16とおなじ内容の2回目です。


12/7(土)18:00~

2013年東京忘年会

TACが主催する忘年会。昨年と同じく、有楽町にある隠れた名店、アンディーの店「新日の基」で開催されます。料理もお酒もサイコー、のお店。

01:08 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2013.10.23

# 新・午前十時の映画祭 ~『ゴッドファーザー』

★★★★★

やはり奇跡のような作品です。「名作」の名に恥じない名作。

公開当時に観て、その後も機会があるごとに何度観たかわかりませんが(昔は、パート1とパート2の併映とか、いつもどこかでやっていた気がします)、スクリーンで観ると、3時間弱のはずなのにその倍くらいの時間を過ごしたように感じる、ものすごい密度です。

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このとき、マーロン・ブランドはまだ50歳前です。老けメイクは今見てもスゴいですが、メイク以上に彼の老け演技はスゴい。

ジェームズ・カーンもジョン・カザールも、もちろんアル・パチーノもダイアン・キートンもみんな素晴らしい。

しかも、これだけ超豪華な顔ぶれなのに、その誰ひとりとして俳優・女優として浮き上がることなく、見事にこの作品の中のキャラクターになりきっている。これって、ありそうでいて実はなかなかないことだと思います。


でも、そんな中で私がいちばん好きなのは、初めて観たときから一貫して、ロバート・デュヴァルの演じるトム。後付けの理由を考えるなら、家族や血のつながりというものがあれだけ重視されるマフィアファミリーのなかで、「血のつながっていない家族」という存在が一種独特であり、だからこそ務められる自分の立場を、トムが過不足なくわかっている、そういう人間に強く惹かれるから、というところでしょうか。

末っ子マイケルに対する接し方にも、長男のソニーに唯一真っ向から意見を言う姿にも、音信不通のマイケルを訪ねてきたケイを迎えるときの態度にも、私はとても共感してしまいます。

冒頭で「密度」と書きました。シーケンスとしても絵としても、息が詰まるほどの密度です。シーケンスとしての密度を支えているのは、言うまでもなく緻密な編集と脚本なのでしょうが、場面ごとの明暗の使い分けと音楽の効果も素晴らしい効果をあげています。

画面の密度については、もしこの映画を初めて観る方や、一、二度しか観ていない方は、ぜひ冒頭の結婚式シーンをじっくりご覧ください。いろいろ再発見があって楽しいはずです。

そう言えば、冒頭の結婚式シーンって、間にドンたちの密談もはさみながら、実に27分間もあるんですよね。全編177分のうちほぼ6分の1です。このシーンがこれだけ長いところが、この映画の真骨頂だとかつて言ってたのは、誰だったかな。

ちなみに、ソニーが妹への暴行に腹を立てて射殺されるまでが約5分、クライマックスのバプティズムと暗殺のシーケンスでさえ約8分です。>

今回、私があらためて気付いたのはこのカット。

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ほれぼれします。

次回は『ゴッドファーザー PART II』です(Aグループ)。

11:11 午後 映画・テレビ | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2013.10.22

# 「読ませるIT翻訳」、シリーズ第2弾だそうで

6月、7月に2回開催した「読ませるIT翻訳」ですが、たいへんありがたいことにシリーズ第2弾の開催が決まりました。

しかも、前回の状況をふまえて、今回は最初から2回実施だそうです。


リンク:セミナー情報 | サン・フレア アカデミー


第1回が11/16(土)

第2回が12/7(土)

です。

なお、今回のセミナーはPartⅡという位置づけですが、内容的には前回ご受講なさっていなくともまったく問題ありません。今回初めてご参加の方には、前回のセミナー資料の抄本も差し上げます。

ということで、ただ今絶賛ネタの仕込み中です。

03:59 午前 翻訳・英語・ことば | | コメント (5) | トラックバック (0)

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2013.10.14

# 新・午前十時の映画祭 ~『燃えよドラゴン』

★★★☆☆

なかなか行けなかった「新・午前十時の~」。六本木で『許されざる者』の2回目を観る、ちょうどその前の時間帯だったので、行ってきました。

これも、テレビやビデオでは何回見たかわからないくらい何度も見てますが、スクリーンでは初公開当時以来初めてです。

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いろいろと難点もなくはないけど、やっぱり何度見ても楽しい純粋娯楽作品。

これ以前の3作品とは違って一気にハリウッド色が強くなり、脚本も実に70年代アメリカ王道映画的。王道とはある意味「無難」なわけで、その辺がクラシック作品になりうる要素なんでしょうね。


今回は、今までの「新・午前十時~」と違って休日だったせいか、前夜の予約時点でほぼ満席。久々に最前列で観ることになりましたが、東宝シネマズ六本木のプレミアスクリーンなので、リクライニングしてけっこう楽に観られました。

ただ、デジタル上映館の最前列って、

スクリーンのピクセルが見えちゃう

んですね。あれは、気になると言えば気になります。デジタル上映で最前列は絶対に避けることにします。

それから、この席だと字幕を見ようと思ったらけっこう苦労するはずですが、なにしろセリフをかなり覚えているくらいだし、そもそも聞き取りには苦労しない映画です。


(以下、ネタバレ含みますが、まあ、今さらですよねw)


それほど何度も見ているはずなのに、今までけっこう軽く見飛ばしていたせいか、改めて気付いて感心したシーンもありました。悪役ハン(シー・キエン)が、舞踏会参加者の一人であるローパー(ジョン・サクソン)に私設博物館を案内するところです。

歴史上の武具や拷問道具が展示されているなかに、ハン自身が失った左手の代わりに使う義手兼武器のアタッチメントも並んでいます。

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そのいちばん最後の展示品に目をとめたローパーが "What's this?" と尋ねると、ハンは一瞬の真顔の後でニコっとしながら、 "A souvenir." とだけ答えます。

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これ。どう見ても白骨化した自分の左手なんですけど、どんな過去があったのかはいっさい語られません。悪役のキャラクター作りには、なかなか効果的でしょ。


それから、同じ部屋で小ぶりのギロチン台をめぐって交わされるセリフも気が利いてます。ハンは、その斬首台に飼い猫を置いて "Very few people can be totally ruthless." と、いかも敵役なセリフを口にしつつ、刃を落とす引き鎖を手にします。

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いやもう、最近ではとんと見かけなくなった、わかりやすくて素敵な悪役ぶりです。しかもハンの話すアジアなまり英語も、最高にいい味を出してますよ。

そして、見かねたローパーはそのネコを抱き上げて放してあげながら、こう言うわけですよ。

"Now you've got eight more."

字幕には出ていなかったのか(手元のDVDでは「死に損ないめ」でした)、客席からは何の反応もありませんでしたが、このくらいの映画でさえこんなこじゃれたセリフが出てくるところに、私はいつもハリウッド映画の奥深さを感じます。

久しぶりの大画面で観てもうひとつ圧倒的に面白かったのは、オープニングからしばらく続く、香港の水上生活風景ですね。アジア的な光景をここまでじっくり映すというのは、『燃えよドラゴン』以前のブルース・リー作品にはありませんでした。

アジア以外の観客を意識したからこそ、あの不思議な世界をたっぷり見せようとしたのでしょうね。ちょうど、『ブラック・レイン』でリドリー・スコットが撮った大阪などと同じです。

しかもその撮り方が、娯楽作品にありがちな大げさな画面になっていないところに感心します。ローパーが乗っている渡し船など、船頭が若い女性ですが、さりげなくその足元に犬が同乗してたりする。いいですよ。

ブルース・リーのこと、何にも書いてませんね。いやもう、かっこいいです。以上。

有名な鏡の部屋のシーン。老師の語った台詞が頭をよぎります。

"... The enemy has only images and illusions..."

"Destroy the image, and you will break the enemy."

"Destroy the image" で、文字どおりに鏡を割り始めちゃうという即物さが、何ともご愛敬でした。

12:23 午後 映画・テレビ | | コメント (6) | トラックバック (0)

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2013.10.10

# 第23回JTF翻訳祭

もう、そんな季節なんですねー。

ということで、公式プログラムも発表されました。

通翻クラスタの皆さまおなじみ、JTF(日本翻訳連盟)の年次イベント「翻訳祭」の季節です。

リンク: 翻訳祭 : 日本翻訳連盟

Jtf_2013

また、参加費が無料になる(ただし、希望のセッションを聞けない可能性もある)ボランティアスタッフの募集も始まっています。

Bnr_volunteer_2013

参加を迷っていらっしゃる方や、初めての参加でどうすればいいかよくわからないという人こそ、ボランティア参加が向いているかもしれません。一般参加より、講師の方に近づきやすいですし、他のボランティアを通じてヒトのネットワークも作りやすくなるからです。


それから、ちょっと出費はかさみますが、いつも言っているように交流パーティーも絶対におすすめです。

交流パーティーは参加者もかなり多く、初めての参加だと気後れしそうですが、そんなときこそSNSで広がったつながりを利用しましょう。SNS上で知っている人が1人でもパーティー会場にいたら、その人のそばにいるだけで、挨拶したり名刺交換したりのきっかけをつかめるはずです。

プログラムについても少し触れておきましょう。すでに、何人かの方がブログでプログラムのことを書いていらっしゃいます。

リンク:11/27 JTF翻訳祭 【翻訳と通訳のあいだ】
(通訳・翻訳者、マイク関根さんのブログ)

技術者から翻訳者へのシルクロード:もしも「翻訳祭」に参加するのなら(仮想時間割を作ってみた)
(翻訳者、あきーらさんのブログ)


ということで、今年もみなさん、JTF翻訳祭でお会いしましょう。

01:25 午前 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2013.10.09

# IJET-25 プレイベントの開催報告と、次回予告

9月に告知したとおり、10/5(土)に名古屋に行ってきました。

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おかげさまで、予定していた会場が満席になるほどの盛況。

この地区の翻訳者の皆さんも、なかなか熱い人ぞろいでした。

私のセッションも、どうにかご好評のようでした。第1部の録画も、近々公開されるはずです。


会場の「ウインク愛知」

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は、新しくていい建物でした(数年前のJATのイベント、Project Nagoyaもここを使ったそうです)。


交流会まで含め、現地のみなさんが異口同音におっしゃっていたのは、

名古屋では翻訳関連のイベントが少ない

ということでした。

たしかにここ数年、私の知る限りではありますが、東京~大阪~広島では翻訳者どうしのつながりが広がり、勉強会などのイベントも盛んになっていますが、それ以外の地域になると、翻訳者が集まる機会は少ないようです。

が、そんななかでも東京や大阪の動きに刺激されて、お隣の静岡では勉強会グループが生まれています。

今回の名古屋のように、何かイベントをお届けすれば、そこから同じようなグループが出てくるかもしれません。


IJET-25プレイベントは、もちろん来年のIJET本番に向けたイベントではありますが、そんな風に翻訳者コミュニティの活性化につながることも目的としています。

「イベントが少ない」と嘆くばかりではなく、自分たちでそういうムーブメントを作り上げるというのはどうでしょうか。楽しいですよ。

そんなわけで、IJET-25プレイベントの次回は11/30(土)、大阪で開催されます。

リンク:IJET-25 Pre-event in Osaka | 第25回 英日・日英翻訳国際会議 東京大会

Ijet25

受付も始まっています。


11:56 午後 JAT・JTF | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2013.10.01

# 落ち穂拾い

ここんとこ、大阪行ったり名古屋行ったり、いろいろとバタバタしていて、埋もれていたネタがいくつかあるので、落ち穂拾い的にいくつかご紹介。


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毎年恒例で帰省している四国・松山。デパートの一角に、こんなコーナーができてました。

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コレールのお皿って、割れるときはこんな風に割れるの? 初めて見ました。

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「人類最大の敵は、愛だ」

ハぁ?

日本の映画業界のダメっぷりなど、今さら嘆くことすらバカらしいんですが、このコピーはいったい、どっから持ってきたんでしょうね(『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のコピーです、念のため)。

あげくのはてに、こんな自販機まで登場。


130905

JR神田駅だったかな。「南口」の反対が「西口」って、やめてーw


※なお、この記事は便宜的に日付を10/1にしました。

12:06 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

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