# Logophileその後~解決編
先日のエントリ「# 『英和翻訳基本辞典』をJammingに」で、
Logophileでは熟語の検索がしにくい/できない
というコメントをいただき、私もその後いろいろと調べていたのですが、翻訳フォーラムであっさり解決したので、こちらでもご報告しておきます。
やはり、ポイントはLogophileの検索オプションでした。私もぜんぶ試してみたはずなのですが...
複数語を入力したとき、間のスペースや記号に関係なくヒットさせるには:
[検索]→[文字補正]
のオプションをオンにすればいいのでした。
入力フィールドの右にあるボタンでは「字」というやつです。
「Logophileユーザーガイド」にもちゃんと説明されていました。
カタカナ、欧州諸語の記号付文字、単語内の記号(ハイフン・アポストロフィー)、成句内のスペースなどに対し、辞書によってはこれらをそのまま検索できるインデックスを持つものと変換(ひらがな化や記号・スペース等の削除)したインデックスしか持たないものがあります。前者のインデックスは絞り込みには便利ですが、カタカナの語や記号付きの単語をペーストして検索した場合に後者のインデックスの辞書の項目がヒットしなくなってしまう欠点があります。文字補正は入力された語がカタカナや記号付きであった場合にそれらを自動的に変換し前者と後者の両方のインデックスの辞書の項目を検索するオプションです。(太字は引用者)
説明書はよく読め、って話ではあるし、Jammingからずっとお世話になっていてこんなことを書くのは何なんですけど、メジャーアップデート --- JammingとLogophileは別製品ですが、事実上は同じアプリケーションのメジャーアップデートでしょう --- したとき、アプリケーションの根幹にかかわる機能にこれほど大きい変化があるのなら、その旨をはっきり書いておいてほしいと思います。
というわけで、日常的な検索では、上の図のように、
「前」と「字」の2つのボタンをオン
にしておくのが、いちばん使いやすいようです。
[成句のオプションは、[複数の後は成句として検索]です。
05:08 午前 パソコン・インターネット 翻訳・英語・ことば | URL
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コメント
先生のブログのような高度なレベルではございませんが、私のようなPC初心者が本日本投稿を拝見して、試してみた成果をご報告します。
私も、logophileでは、せっかくの熟語検索が全くできない事にはがゆい思いをしていたのですが、
「検索」メニューのチェックで、「文字補正(3)」にチェックが入っていなかったためだとわかりました。
「文字補正(3)」にチェックをつけましたら、普通に熟語検索が出来るようになりました。
そのようなことも気がつかない初心者向けの情報としてシェアさせていただきました。
ヽ(´▽`)/
投稿: 原田拓郎 | 2013/02/01 9:22:34
原田さん、お役に立ってよかったです。
機能の名前からして、もっと早く気づいてもよかったんですけどねー。
投稿: baldhatter | 2013/02/04 7:20:22