# 松山紀行2012、その1
一昨年から恒例になった「夏休み松山紀行」、2012年版をお届けします。
今年は、3泊4日と、今まででいちばん短い旅程で、ちょっと慌ただしいながら充実した帰省となりました。
- 道後温泉に泊まる
- 鹿島(松山市北条)に渡る
- 奥道後に泊まる
という基本もほとんど変わらないのですが、毎年のように同じところを訪れていると、定点観測のような面白さがありますね。
道後温泉本館には、ちょうど旧暦七夕の飾りがありました。
渦巻きのついたドングリのように見える飾りは、「湯玉」といい、道後温泉本館のシンボルみたいなものです。
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北条鹿島の所在地は、もともと北条市という独立した行政区分でしたが、2005年に松山市に編入されました。その後、松山市の予算の関係で鹿島の整備が停滞した時期がありましたが(という話を地元のタクシーの運転手さんから以前伺いました)、最近は北条全体の活性化も積極的に進められているらしく、鹿島もだいぶ整備が進んできました。
しかも嬉しいことに、ここ数年閉鎖されていた食堂の1軒が別の経営で復活したほか、新しくレストハウスもできていました(ただし建物は以前からあったものの再利用)。
そのレストハウスでバーベキューができるというので、お昼はそれを注文。2人前で頼んだのに、お肉も野菜もものすごい量でした。
ただ、経営者は東京から来た人のようでしたが、思ったほど人が来ないとちょっとぼやいてましたから、もしかしたら来年はもうなくなっているかもしれません。
鯛めしの太田屋さんは健全。
今年も、鯛めしとサザエの壺焼き、新鮮な刺身を美味しくいただきました。
その太田屋さんの建物に、トマソン扉を見つけました。
宿泊用の部分で、以前ここの2階に泊まったことがあるのですが、1階の外に面したこの扉、いったい何に使うのか気になりました。
今年はその太田屋さんにこそ泊まりせんでしたが、対岸にある温泉宿泊施設を新しく見つけたので、鹿島で夕方までゆっくり過ごしてから、海辺の温泉泊まりとなりました。
リンク: 天然温泉シーパMAKOTO|松山市 宿泊
温泉センターに宿泊施設が付いている、という程度なので贅沢ではありませんが、ファミリーの帰省にちょうど手頃なランクです。その値段にもかかわらず、海辺の露天風呂というのを初めて体験できました。
海側のお部屋は、眺めもまずまず。
瀬戸内海に沈む夕日も眺めることができて、
コストパフォーマンスはなかなかのものでした。
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コメント
鹿島、よさそうなところですね。
まだ四国には家族で行ったことがないので、来年あたり検討してみようかな。
投稿: みっち | 2012/08/12 10:32:28
みっちさんのとこからなら、近いですよね。
そういう私も、実は九州に行ったことないんです。
2009年の日食のときは、奄美大島まで行くつもりで、その途中に生まれて初めて鹿児島に泊まるはずだった(チケットまで手配してた)のですが、ご存じのとおり突然の骨折でぜんぶパァになっちゃいました。
投稿: baldhatter | 2012/08/12 14:48:11