# 嫌いなインターフェースの話 - その2
2年ほど前に、「# 嫌いなインターフェースの話 - Esc で閉じないダイアログ」というエントリを書きました。
今回はその続きです。
ダイアログを閉じて順次検索ができない
わかりますよね、この機能。
たとえば秀丸エディタなら、[F3]キーでまず検索ダイアログが開きますが、その後はダイアログを閉じても[F3]で検索が続けられます。
Word(2003)でも[Ctrl]+[PageDown]で順次検索していくことができます。Word 2010の場合、検索ペインを開いているとダメですが、検索ペインを閉じれば同じキーが有効でした。
ちなみに、この機能が使えるアプリケーションでは、逆方向への検索もたいてい可能で、秀丸エディタなら[Shift]+[F3]、Wordなら[Ctrl]+[PageUp]です。
ところが、検索ダイアログを閉じてしまうと順次検索のできないアプリケーションがけっこうあります。
Internet Explorerがそうでした(最近のバージョンは知らない)が、私が関わる範囲ではなんと言ってもTrados TagEditorが筆頭。検索と修正を何度も繰り返すことが多い工程では、ストレス最大。
Windows標準のカーソル移動が使えない
Wordでも秀丸エディタでも、標準的なWindowsアプリケーションであれば、[Ctrl]キーを押しながらカーソルキーを使うと、単語単位でカーソルが移動します(単語の区切り方はアプリケーションによって異なりますが)。たとえば
直前に使っていたファイルをもう一度開くには、[アプリケーション・ナビゲータ]の最下部にある[...]ボタンをクリックして[最近使ったファイル]をクリックします。
というセンテンスであれば、Word上で先頭から[Ctrl]キーとカーソルを使えば、
直前/に/使って/いた/ファイル/を……
のような区切りで進むので、カーソルの移動が通常よりかなり速くなります。
ところが、クライアント指定で使わざるをえない某アプリケーションでは、同じように先頭から[Ctrl]キーとカーソルを使っても、どういうわけか
直前に使っていたファイルをもう一度開くには、[アプリケーション・ナビゲータ]の最下部にある[
まで一気に飛んでしまいました。
単語選択などの操作もほとんどキーボードのみで進める私にしてみたら、これは最悪です。
10:08 午前 パソコン・インターネット | URL
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