# 辞書アプリ 2 題 - iPhone/iPad ユニバーサル仕様
iPhone/iPad を辞書として使う場面はあまりないので --- この辺が通訳者のみなさんとは違うところですね --- 辞書アプリはほとんどインストールしていなかったのですが、手頃な辞書がいくつか出てきたので、インストールしてみました。
リンク: iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 大辞林
辞書としての特色は、どちらも今さら説明するまでもないので省きます。どちらも現在セール中で、OALD が 24.99 ドル → 3.99 ドル(日本の AppStore では 450円)、『大辞林』が 2,500 円 → 1,500 円です。
また、どちらもユニバーサル仕様なので、iPhone/iPad のどちらでも見やすくできています。
OALD 8th は、しばらく前に買った PASORAMA 対応の電子辞書(SR-G9003)にも入っているのですが、この iPhone/iPad 版は、英語と米語の発音を聞けるところが楽しい。そのほかにも、いろいろと学習者向けの機能が追加されているようです。
『大辞林』のほうも、インターフェースが iOS 向けに工夫されています。トップページにカテゴリが並んでいて、そのひとつを選ぶと、見た目がふつうの辞書の配列とはまったく違います。
五十音順には並んでいるのですが、縦か横かの一方向ではなく、グリッドになっています。このグリッド画面をドラッグするほうが直感的に目的の単語にたどり着ける --- そういう発想らしいのですが、これは慣れにもよるかもしれません。
この見せ方、タッチパネル対応のアプリとしてはなかなか面白いと思うのですが、同じことをこの画面でもやる必要があったのでしょうか。
ただの五十音一覧なら、1 文字あたりを少し小さくして全部をいちどに表示したほうがずっと使いやすいはずです。
02:44 午後 iPhone/iPad | URL
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コメント
こんにちは。
大辞林は iPhone 版が出たときにあのインターフェースが高く評価され、わたしも「すごい!」と思ったんですが、あれは目的の言葉があるときに使うものではないと思っています。何か調べたい言葉があるときには普通に「検索」モードを使います。上下左右にスクロールしながら「あ、こんな言葉もあるんだ」とみてみるのが楽しいので(^^)。時間がないときには近づかないようにしています。
投稿: junkot_apple | 2011/07/02 15:13:36
> こんな言葉もあるんだ」とみてみるのが楽しい
たしかにそういうインターフェースですね。どちらかというと「くらしのこよみ」みたいな雰囲気です。
投稿: baldhatter | 2011/07/02 15:49:28
>どちらかというと「くらしのこよみ」みたいな雰囲気です。
「くらしの暦」も素敵なアプリですね。愛用しています。半夏生に蛸を食べるって知らなかった。関西人なのに…それでスーパーに行ったら鮮魚売り場で「半夏生には蛸」と言っていたんだと納得(こちら、関西ではありませんが)。
投稿: junkot_apple | 2011/07/02 17:25:43
「くらしの暦」、ちゃんとその季節に読まないと、過去記事は読めないんですよね。ずいぶん色々と読み逃してしまいました。1年待てば読めるのかな。
投稿: baldhatter | 2011/07/02 17:32:17
> 「くらしの暦」、ちゃんとその季節に読まないと、過去記事は読めないんですよね。
ああ、やっぱりそうなんですね。お聞きしようかと思っていたんです。わたしもずいぶん見逃しています。残念だけど、それがまたかえって新鮮な気もします。1年後に期待しましょう(^_^)
投稿: junkot_apple | 2011/07/03 10:58:47
各回の記事を読めるのも一期一会って感じが、このアプリに相応しいのかもしれませんね。
投稿: baldhatter | 2011/07/07 9:16:30