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2011.07.31

# 訃報 - 小松左京

少し時間が経ってしまいましたが、これはやはり大きいニュースでした。

リンク: 「日本沈没」SF作家小松左京氏死去 - 文化ニュース : nikkansports.com

私個人は、筒井康隆や故・星新一ほどには小松左京の作品を読んでいないのですが、日本の SF 界ではやはり巨大な存在だったと思います。謹んでご冥福をお祈りいたします。

そして、このブログで取り上げる以上、やはり私なりの最大級の追悼の意を表したいと思い、こんなものを引っぱり出してきました。

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日本沈没のパロディ漫画アンソロジーの帯です。樋口真嗣版のリメイク『日本沈没』が公開されたときの便乗企画ですね。あ、まだ入手できるっぽい。

小松左京氏公認「しかし、こんなふうには沈まんっ!!!」

ってのが最高です(その声のイメージである小林桂樹もお亡くなりになっちゃいましたね)。

帯にも書いてあるとおり、とり・みきの作品「日本沈orz全国版」も収録されていますが、同作はその後、とり・みき個人の『ロボ道楽の逆襲』にも再録されました。

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『日本沈没』は発表当時にも(父親が買っていた)読んだし、わりと最近も読み直してしまいました。東宝特撮シリーズのラインアップにもなった映画版は、やっばり何度観てもおもしろい。そうそう、さいとうたかを(さいとう・プロ)が描いたマンガ版もあるんですよ。

「読んでから観るか、観てから読むか」という例のキャッチコピーが有名だった角川映画の『復活の日』も、原作はなかなか良い近未来ものだと思いました(当時私は、観てから読んだ)。特に、映画と違って、ラストがいい。

でも、小松左京で私がいちばんだと思っているのは --- ぜんぶ読んでるわけではないのですけど ---

「くだんのはは」

これです。今手に入るのはこのバージョンかな。

詳しいことは書きませんけど、「くだん」については、とり・みきも色々と書いてますね。

04:54 午後 文化・芸術 |

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コメント

>筒井康隆や故・星新一ほどには小松左京の作品を読んでいない
おんなじですf^^;。

『日本沈没』は小説も読み、映画(古い方)も観たはずなんですが、ほとんど印象に残っていません。むしろパロディーの「日本以外全部沈没」の方をよく覚えています。こっちも映画になってましたね。

投稿: みっち | 2011/07/31 17:50:24

あさりよしとおが北海道出身だったとは知りませんでした。
小松左京先生は「沈没した日本(政府)」を残して逝かれましたか。
「こんなふうには沈まん」ってのも予想的中です。

投稿: 竹花です。 | 2011/08/01 22:10:56

> パロディーの「日本以外全部沈没」

あれもたしかに名作/謎作ですねー。映画版は、録画してあるんだけどまだ観てないんだなぁ。

> 「沈没した日本(政府)」を残して

こんな沈み方されたんじゃ、「何もせんほうがいい」などと悠然とした態度で端座しているわけにはいきませんよね。

投稿: baldhatter | 2011/08/02 12:22:33

>こんな沈み方されたんじゃ、「何もせんほうがいい」などと悠然とした態度で端座しているわけにはいきませんよね。

どげんとせんといかんです。

投稿: 竹花です。 | 2011/08/02 15:48:04

漫画版の『日本沈没』はチャンピオンかなにかに連載されていたのを読みました。確か、連載の最終回、難民となった日本人が吹雪のシベリアかなんかを歩いていくんですよね…その後、小説版を読もうと思ったら、専門用語が難しくて読めなかったおばかな小学生でした(その後、高校生になって、『復活の日』が映画化されたときについでに読みました)。


私も小松左京さんというと「くだんのはは」なんですよ。あれは怖いです。

投稿: Susie | 2011/08/03 8:23:11

> どげんとせんといかん

そういえば、あの方の名前を最近あまり見かけませんね。

> 小松左京さんというと「くだんのはは」なんですよ。あれは怖い

「くだん」については、漫画家のとり・みきもけっこうこだわってます。関連作品がいくつかあります。

投稿: baldhatter | 2011/08/15 23:55:51

私も、『日本以外全部沈没』しか読んだことがない、というクチでございまして、もっと読書が必要であることを痛感しました次第です。

『日本沈没』は映画も観たことがありません。

いろいろと勉強が必要です。。

投稿: 原田拓郎 | 2013/01/07 17:10:17

私の中で、日本人滅亡の作品といいましたら、筒井康隆氏の『霊長類、南へ』です。

文庫化当時、父親が家に買って持って帰りましたもので、ずいぶん幼い頃だったのでしょうが、今でも印象に残る読書でした。

投稿: 原田拓郎 | 2013/01/07 17:14:13

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