# 『水惑星の旅』 - 椎名誠
久しぶりに椎名誠の新刊を読みました。
良くも悪くも最近ありがちな新書レベルの密度で、やはり "食い足りない感" が残りました。ただ、今この地球上で起きている水問題を知るきっかけとしては手頃かもしれません。参考文献への言及を手がかりに、私もあと何冊か読んでみるつもりです。
この本のなかでいちばんインパクトがあったのは、「外資系のウォータービジネスが日本の山林を買いまくっているらしい」という話。詳しく知ったからといって何ができるわけでもない、でも知らないでは済まされない、そういうカテゴリとしてちょっと注目。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
福島原発の事故のせいで、
水源の土地が売られたという話を聞きました。
日本の地権者が税金対策で
やむにやまれず売ってしまうのも、
問題ですね。
北海道では自衛隊周辺の土地を中国人が
買っているという話もありました。
日本はじり貧です。
投稿: 竹花です。 | 2011/06/14 8:52:11
この本によると、土地売買については日本はかなりいいかげんだとか。
> 日本はじり貧です。
ほんと、もう後がない感じです。
投稿: baldhatter | 2011/06/14 15:34:52