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2011.05.30

# The Hobbit 映画化のキャスト

こんなニュースを見かけたので ---

リンク: オーランド・ブルームが「ホビットの冒険」でレゴラス役を再演!監督が興奮コメント

--- キャスティングはどこまで決まっているのか、ちょこっと調べてみました。アクセスしたのはもちろん、懐かしの TheOneRing.net です。

リンク: The Hobbit Movie Cast | Hobbit Movie Cast News and Information | Hobbit Movie News and Rumors | TheOneRing.net™

まず、

ガンダルフ = Sir Ian McKellen
ゴラム = Andy Serkis

この二人はかなり早くから決まっていました。ほかはどうなっているかというと、

ビルボ・バギンズ = Martin Freeman
ビルボ・バギンズ = Sir Ian Holm
トーリン・オーケンシールド = Richard Armitage
エルロンド = Hugo Weaving
ガラドリエル = Cate Blanchett
サルマン = Sir Christopher Lee
フロド・バギンズ = Elijah Wood
レゴラス = Orlando Bloom

ざっとこんなところです。ビルボ役に Martin Freeman というのはなかなかいい配置だと思います。「ベーコン食べたいなぁ...」とかぼやきながら旅をするというのが似合いそう。面白いことに、Sir Ian Holm も同じ役にあがっているのですが、あれですかね。後年になってこの旅を回想するビルボ、とかそんな形で登場するのでしょうか。

それから、ガラドリエルとサルマンも原作には登場しません。が、追補編などを見るとわかりますが、実はこの物語の時代(第三期 2941-2942 年)に、後の指輪戦争につながるいろんなことが起きているので、その辺の背景が描かれるのではないかと想像しています。

それから、レゴラスも原作には出てきません。出てくるのはレゴラスのお父ちゃんです。と思って、こちらも懐かしい The Encyclopedic of Arda を調べてみたら、

During Bilbo's adventures on his journey to Erebor, he spent several weeks in Thranduil's halls, and later encountered the entire army of the Wood-elves. It seems more than likely, then, that he would have encountered Legolas at this time, but if the two ever met, the fact is nowhere recorded.

とちゃっかり書いてありました。

いちばんわからないのは、フロドです。フロドが生まれるのは第三期 2968 年、つまり今回の舞台よりしばらく後のことになるので、しっかり時代考証(w)したら、彼の出番はありえません。Ian Holm のビルボと同様、後の時代の場面でだけちらっと出てくるのかもしれません。

一時は制作自体がどうなるものか危ぶまれましたが、ここまで情報が出てくると、やはり少しずつ楽しみになります。

公開は、第 1 部が 2012 年 12 月、第 2 部が 2013 年 12 月の予定です。

11:53 午後 映画・テレビ | | コメント (4) | トラックバック (0)

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2011.05.29

# 「東宝特撮映画DVDコレクション」~メカゴジラ(ミレニアム版)2部作

ゴジラの宿敵メカゴジラは、昭和シリーズ、平成シリーズ、ミレニアムシリーズ(1999 年以降の作品)の 3 期にそれぞれ登場します。

昭和 49(1974)年の『ゴジラ対メカゴジラ』と、その翌年の『メカゴジラの逆襲』。
平成 5(1993)年の『ゴジラ vs メカゴジラ』。
そして平成 14(2002)年の『ゴジラ×メカゴジラ』と翌 15 年の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』。

対決の表し方が、「対」→「vs」→「×」と変遷しているのが目印です。

……と、ここまで書いてから過去のエントリを確認したら、日本映画専門チャンネルで全作放送したときに、ほとんど同じようなことを書いてました。いかんいかん。

# 『ゴジラ×メカゴジラ』

# 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』

デアゴスティーニもだいぶ終わりに近づきつつありますが、第 41 号と 42 号がこの 2 作品でした。今回観た印象も、基本的には以前とほとんど変わりませんが、まあそのほかのことを書いてみましょう。

第41号『ゴジラ×メカゴジラ』

Issue_41_1


第42号『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』

Issue_42_1

ゴジラ全作品の中でもめずらしく、世界観がほぼ連続している 2 部作です。総理大臣(中尾彬)、防衛庁長官(上田耕一)、幕僚長(中原丈雄)、騎龍隊隊長(高杉亘)が同じ役柄で登場し、1 作目の主役だった釈由美子も 2 作目の冒頭にだけ出てきます。しかも、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のほうは 1961 年の『モスラ』の世界とも直接つながっているという、なかなか魅力的な脚本ではありました。

で、今回気づいたのは、その二重に連続した世界観をベースにして、特に 2 本目が「世代交代の物語」になっているということ。

まず、『モスラ』で主役を務めた小泉博が、同じ中條(ちゅうじょう)信一として登場しています。もちろん、もう孫もいる年齢です。そして今回の主役が、その甥である中條義人(金子昇)。

また、前作で騎龍オペレーターだった釈由美子は、冒頭で渡米し、次世代のメンバーに任務を託すということになっています。その今期オペレーター秋葉恭介(虎牙光揮)は、防衛庁政務官である秋葉功(清水紘治)の息子です。

それから、モスラといえば双子の小美人。今作では長澤まさみと大塚ちひろが演じていますが、小泉博の回想シーンでは、ちゃんとザ・ピーナッツのあの二人が出てきているので、はっきりは書かれていませんが、この方たちもやはり世代交代したものと推測されます。

しかも、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のラストは、ゴジラの DNA が厳重に保管されている場面になっていて、やはり世代の継承というものを表しています。

と、こんな風に設定と脚本がかなり意欲的なので、2 作品ともドラマ部分で観るべきところはけっこうあります。少なくとも平成シリーズの終盤より、よほどしっかりした作りです。にもかかわらず、この 2 本が「ゴジラ映画」として精彩を欠く --- 興行的にも奮いませんでした --- のは、以前も書いたように、ドラマと特撮がうまくなじんでいないせいです。もっとはっきり言うと、

ゴジラの描き方

に魅力が乏しいからという気がします。

どちらも監督は手塚昌明ですが、どうもこの人、トータルな映画としての作り方は間違っていないと思うのですが --- もう 1 本の監督作である『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』も、映画としての見せ場はけっこう多かった ---、ゴジラ映画に必要な魅力、を理解していないと感じてしまいます。その点、金子修介監督と対照的です。

ところで、上で書いたラストシーン。あの終わり方から考えると、本当はこの作品をミレニアムシリーズの最終回、つまりは今のところゴジラ全シリーズの最終作としてもよかったんじゃないかと思います。というか、実際に最終作となった『ゴジラ FINAL WARS』は、ある意味で「番外編」とも言えるので、事実上は『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』がファイナルとも言えそうなのですが。

04:40 午後 映画・テレビ | | コメント (2) | トラックバック (0)

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2011.05.27

# 「班長」って英語に入ってるんだ

今日のデイリー翻訳をしていたら、

honcho

ってのが出てきて、スペイン語由来? と思いながら辞書をひいたら、これがなんと、日本語の

班長

とか。びっくりしました。これを書きながらググッたところ、それなりに有名らしいのですが、私はちっとも知りませんでした。

Webster's Collegiate の定義と語源:

boss, big shot; also : hotshot
Japanese hanchō squad leader, from han squad + chō head, chief
First Known Use: 1955

COD の定義と語源:

honcho informal
noun (plural honchos) a leader.
verb (honchoes, honchoing, honchoed) be in charge of
[ORIGIN]
1940s: from Japanese hancho 'group leader'.

おもしろいと思うのは、初出年がずいぶん違うということ(SOD では M20 = 20世紀半ばとしか書かれていないのでダメですが、OED ではどう書いてるんでしょうか)。

語源と初出年をもう少し調べてみました。

ランダムハウス大辞典

[1953.<日本語「班長」;朝鮮戦争時,米国陸軍で使われた]

研究社英和大辞典

≪1947≫ Jpn. 班長

Oxford Dictionary of Modern Slang(オンライン版):

1: A leader or manager, the person in charge, the boss. (1947 —) .
2: To be in charge of, oversee. (1964 —)

ランダムハウスに書かれているように、朝鮮戦争(1950-53)の頃からというのはありそうな話です。Webster's Collegiate の「1955 年」というのもたぶん同じことでしょう。であるとすれば、米軍基地で日本人が口にする単語を米兵が聞きかじったということでしょうか。ちなみに、こちらのサイトではもっと具体的な話が書かれています。

Honcho. 朝鮮戦争時、非常に技量の高いMiG-15のパイロットを国連軍が呼称した通称。

ところが、研究社大英和や Oxford 系にははっきり「1947 年」と書かれていて、そうなると朝鮮戦争より前の、おそらく GHQ 駐留時代ということになります。

現実的な話としては、GHQ 時代から、集団としての日本人がいつも「ハンチョー」を中心に機能的に動いているのを見て、戯言的にそれを真似するようになり、朝鮮戦争の頃にはかなり広まったといったあたりでしょうか。

ひょっとしたら、終戦より前の時点ですでに、捕虜になった日本人集団の中で「ハンチョー」という言葉が聞かれていたのではないか、とも想像してみるのですが、1945 年より前というデータはなかなか見つかりません(こんな記事はありましたが)。

日本人集団の統率者を表す言葉として伝わったのが「班長」だった --- というその事実が、なんだか日本人というものの性質を如実に表しているという気がしないでもありません。日本人が集団として実務能力を発揮できる最大の単位が、実は「班長」に率いられた「班」までであって、それ以上に大きい組織はもううまく機能しない。

そんなことを考えていて、ふと思い出した映画があります。

ロン・ハワード監督の初期作のひとつ。アメリカに進出する日本企業を描いた、私はなかなかの傑作だと思うのですが、日本では劇場公開されなかったんですね。

08:24 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (6) | トラックバック (0)

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# Google先生のエラー画面

初めて見ました。

110527g

ロボットはなかなかカワイイけど、メッセージの最後の一言、

That’s all we know.

ってのは、なんか素っ気ないなぁ。

04:27 午後 パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.05.26

# テーマパーク考、その 3(おまけ)

今回は、同じエリアでもっとマイナーな施設にも足を運びました(天気が良くなかったというのが最大の理由)。

とりっくあーとぴあ日光

同じ系列で同じ県内にある「那須とりっくあーとぴあ」のほうがメインのようです。展示物は、まあ名前から想像されるとおりのもの。これで大人 1,800 円という料金を高いと思うかどうかは、意見が分かれるところでしょう(私はこの手でもだいたい楽しんじゃうほうなので、損した感はありませんでした)。

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このダビデ像も、

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この壁画の左右に引っ込んでいる凹みも、ぜんぶ平面に描かれた絵です。実際にその場で見ているより、こうして写真に撮るともっとトリックを楽しめるという仕掛け。なのでカメラは必須です(ちゃんと貸し出しもしている)。

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こんな風に体験的に楽しめます。

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このサルも絵です。なかなかよく出来てます。

ひとつだけ、東武ワールドスクウェアの話に戻ります。今、園内では 14 万体以上あるミニチュアの中から「ウルトラマンを探せ!」というイベントが開催されています。

※以下、答えになる写真を掲載します。いちおうネタバレに当たります。

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(フラットアイロンビルの近くに、ウルトラセブンとエレキング)

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(パルテノン神殿に、ウルトラマンとアントラー)

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(日本の田園風景に、ウルトラマンタロウとモチロン)

分かる方には分かっていただけると思うのですが、怪獣との組み合わせがちゃんとしてるんですよ。この手の企画モノでよくあるようにいい加減じゃない。企画した人もミニチュアを作った人もエラい。

それから、今回の旅行で面白かったアイテムを 1 点ご紹介。

11052201

この工夫は初めて見かけました。ここまで神経質になることもないかなぁ、と思いますが、気になる人には嬉しい配慮かも。

05:29 午前 旅行・地域 | | コメント (2) | トラックバック (0)

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# テーマパーク考、その 2

前項からの続きです。

そんな閑散とした園内を思い出しているうちに、なんとなくテーマパーク経営というものについて考えてしまいました。

東武ワールドスクウェアの場合、開園初年度の 1993 年には 283.4 万人を記録したものの、その後どんどん減り続け、2005 年にピークの 10 分 の 1 まで落ち込み、最近も年間 30 万人弱で推移しているようです。

入場料は通常 2,500 円(大人)。この入場者数で、はたしていつまでもつものなのか。そんなことが気になって、全国のテーマパークのデータを調べてみました。

たとえばこちらは 2009 年度のデータですが、

リンク: 遊園地・テーマパークの入場者数ランキング « 観光スポット 総合案内 /個別ご案内コーナー

東京ディズニーリゾート …… 2,582 万人
ユニバーサルスタジオ …… 800 万人
ナガシマリゾート …… 528 万人
八景島シーパラダイス ……429 万人
よこはまコスモワールド …… 290 万人

などなど。やはり TDR は化け物級です。ちなみに、同年度の全世界で見ても、上位 8 位をディズニー施設が独占しているとか。

同じ年度で全部そろったデータはなかなか見つからないのですが、このほか、別の年度のデータなども見てみると、

上野動物園
旭山動物園
沖縄美ら海水族館
東京ドームシティ

までが 200 万~300 万人クラス。

国立科学博物館
スパリゾートハワイアンズ
志摩スペイン村
江戸東京博物館
サンリオピューロランド
東武動物公園
東京サマーランド
東映太秦映画村
鳥羽水族館
鴨川シーワールド

この辺が 100 万~200 万人だそうで、ずーっと 80 位まで下がったところが入場者数 60 万人というラインです

テーマパークの経営が成り立つ条件とか詳しいことはわかりませんが、こういうデータから見ても、東武ワールドスクウェアの年間 30 万人弱というのは、まちがいなく「苦しい」状態かと推測されます。

実際、ウチが初めて行った 2006 年にはやっていた「世界の食べ物バイキングランチ」も今回はなくなっていましたし、売店の品揃えも、以前は世界各国のめずらしいアイテムが並んでいましたが、今は月並みな観光地の売店っぽくなっていました。栄枯盛衰は世の常とはいえ、やはり寂しいし残念です。

同じ日光市内、というか鬼怒川温泉エリアには日光江戸村というのもあって、こちらは今でもだいたい年間 50 万人くらいは維持している模様。サイトの作りや、演目の企画などを見てもまだしばらくは大丈夫でしょうか。長男がまだ「男の子」だった頃に行ったことがありますが、ジャパンアクションクラブの若手が出演する忍者ショーとか、けっこう楽しめました。

同じエリアにはウエスタン村なんてのもあり、やはり長男が小さい頃に一度だけ行ったことがありましたが、こちらは 2007 年に休園、事実上の廃業となっています。

そもそも、昔からの観光地とはいえ首都圏からけっして近くないこの立地に、こうも次々とテーマパークを乱立しちゃったという、そこが大きな問題だったのかもしれません。まあ、それも、鬼怒川温泉という斜陽観光地を活性化するための策だったわけですけど。観光産業って、ほんと大変なものですね。

ところで、テーマパーク界の化け物 TDR は、3/11 の地震発生時の対応が今や伝説と化していて、

リンク: 3.11もブレなかった東京ディズニーランドの優先順位:日経ビジネスオンライン

こんな記事も出ています。

東日本大震災当日3月11日。東京ディズニーリゾート(以下TDR、運営会社はオリエンタルランド:千葉県浦安市)を訪れていた約7万人の人たちは、まさか今日この場所で大地震を体験するなどと想像していなかったはずだ。もちろん約1万人のTDRのスタッフ(同社ではキャストと呼ぶ)たちもそうだっただろう。キャストの約9割は、高校生や大学生を中心としたアルバイトだ。アルバイトが現場を支えているのが、TDRの実態だ。

なんと、スタッフは 1 万人もいるんですね。スタッフの教育が素晴らしくてサービスの水準が高いのは確かなんでしょうけど、1:7 という比率ならそれも納得できます。

05:03 午前 旅行・地域 | | コメント (2) | トラックバック (0)

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# テーマパーク考、その 1

先週末、ちょこっと、こんなところまで行ってきました。

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そして、同じ日にこんなところにも ---

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--- わかる人にはわかるネタかと思いますw(関東限定ですけど)。

1993 年に、栃木県日光市(合併前はは塩谷郡藤原町)に開園したテーマパーク。開園当時に周囲から聞こえてきた話では、たいして面白くもないということでしたが、5 年前の GW に家族で初めて訪れたわが家では、全員がけっこう気に入っている観光スポットです。

すべて 1/25 スケールで統一された世界の遺跡や建築物が展示されていて、キャッチコピーは、「一日でめぐる世界旅行」w

悪く言えば日本的にいじましい発想とも言えますが、世界に誇るミニチュア文化(もしくは特撮技術w)の一大集成と言えなくもない。

時事ネタも積極的に反映していて、

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ウェストミンスター寺院前には、つい先日のロイヤルウェディングがもう再現されていました(同じ縮尺の人形が園内に約 14 万体あります)。

あ、そうそう。東京駅の周辺にはこんなものまで ---

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以前はこんな建物だったんでしょうか、M さんw

3/11 以来、日光市もやはり観光客は激減だそうで、それでも宿泊したホテルは週末ということでそれなりに客数はあったようですが、日曜の 23 日は天気が悪かったこともあり、残念ながらこちらの園内かなり閑散としていました。

03:50 午前 旅行・地域 | | コメント (6) | トラックバック (0)

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2011.05.25

# あいかわらず日本語環境ではまったく電子書籍を読む気になれない件

リンク: Amazon.com の書籍販売部数、紙版が電子版に抜かれる - japan.internet.com

Amazon.com は1995年7月より紙版書籍の販売を手がけ、2007年11月に電子書籍リーダー端末「Kindle」と Kindle 向け電子書籍「Kindle book」の販売を開始した。Kindle book の販売部数は、2010年7月にハードカバー版、2011年1月にペーパーバック版のそれを超えた。

一社独走には問題があるかもしれませんが、なにしろ Kindle の手軽さは圧倒的ですもん。

まず Kindle 端末自体がハードウェアとして実に優秀だし、何よりコンテンツを読めるようになるまでの手間が驚くほど少ない。Amazon でポチっとするだけで、Kindle 本体にすぐダウンロードされるのはもちろんのこと、iPad や iPhone 上の Kindle アプリにもすかさずデータが同期されるので、文字通りいつでもどこでも続きを読むことができます。

Kindle で採用されているデータのフォーマット自体はオープンではありませんが、自社の Kindle 端末にこだわらず、iOS デバイスや Android プラットフォームにも対応アプリを展開して、いわば Amazon 電子書籍データを読むための Kindle エコシステムというべきものを築いたのが、この成功の秘訣なのだと思います。

翻って、電子書籍 "元年" をとっくに過ぎたはずの日本の電子書籍マーケットがいったいどうなっているのかというと、商品レベルでは単発的にヒット作がいくつか生まれているものの、読書環境としてはまったく魅力のない状態が続いています。

日本語の電子書籍(小説でも漫画でも)を読んでみたいな、と思ったらどうなるのか。ためしに、代表的と思われる電子書籍サイトを久しぶりに確認してみました。今回は、Google で「電子書籍」を検索した結果と、Wikipedia の「電子書籍」の項を参考に、以下のサイトを選んでみました。

eBookJapan

電子書店パピレス

ビットウェイブックス

honto


eBookJapan

「立ち読み」をクリックすると、こんな画面が表示されます。

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独自フォーマットなんで、専用のリーダーが必要だということです。eBookJapan は、マンガの作品数で世界最大を誇っており、売上もそれなりにあるみたいですが、そのわりに画質がイマイチ。わざわざ専用リーダーをインストールするほどの魅力を感じません。


パピレス

一般書籍を含めると日本最大だとか。こちらのサイトで「初めての方へ」のページを見ると、こんな感じです。

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フォーマットが無秩序なのはパピレスさんのせいじゃありませんが、これを見ただけで、もう先に進む気が失せてしまいます。フォーマット別にいちいちリーダーをインストールする必要があるって、スマートじゃありませんねぇ。

ちなみに、このサイトの「推奨動作環境」には ---

1105253

いまだに「Internet Explorer 6.0以上を推奨」とか書いてあって、その辺のズレ方がいかにも、という感じでした。


ビットウェイブックス

同じような「ご利用方法」のページに行くと ---

11052541

11052542

読めるようになるまでにステップが 8 つもあるうえに、ファイル形式を確認すると、

11052543

やっぱりこんな感じ。はい、さようなら。


honto

ぜんぜん知らないサイトですが、Google検索したら広告のトップに表示されたので、いちおう調べてみました。

「ご利用ガイド」というページが用意されていますが、このガイドにぜんぶ目を通すことさえ面倒くさくなるような作り。

たしかに、縦書きとかルビとか、日本語環境の書籍にはいろいろと制約もあるので、それに対応するためにいろいろなフォーマットが試行錯誤されているという面はあるのでしょうが、この現状、あまりにカオスです。

ところで、eBookJapan の立ち読みデータを見ていたら、最後にこんなページがありました。

1105256

第27版

って、紙モノのときのデータですよね、きっと。そんなもの電子データに載せて、何か意味があるの? 要するに、今までの出版物の奥付もそのまんまスキャンしたってことなのかな。こんなところにも、やる気のなさを感じちゃうんですけど。

02:06 午前 パソコン・インターネット | | コメント (5) | トラックバック (0)

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2011.05.20

# なんでも「マイ」「マイ」

「マイミク」って言い方が好きじゃないなぁ、とこのブログに書いたのはもうずいぶん前のことになりますが、SDL で登録ユーザーがログインしたページは、なんだかもっとヒドいことになってました。

110517_my

「マイ注文」くらいならともかく、「マイ詳細情報」ってかなりおかしいし、「マイ認定およびトレーニング」となったら、何が何だかもう......。

原文が My... だからって、何でもかんでもこんな風に処理しちゃうのは、一種の

翻訳放棄

でしょう。

05:44 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (3) | トラックバック (0)

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2011.05.18

# ミク曲、最近の(個人的)ヒット

まずこれ。

手書きの絵を付けたやつ。

で、最後はおまけの替え歌。

03:42 午後 動画・画像 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# 日本語と機械翻訳

いろいろな形で機械翻訳との関わりは避けて通れないようですし、純粋にテクニカルな話としては個人的に興味もある分野なのですが、今朝ふと、日本語がそもそも機械翻訳には向いていないのかもなぁと思いました。

それは、

漢字
ひらがな
カタカナ

と 3 つも文字の種類があって、、それらが並んでできあがる文とか文章では、「見た目」という要素が意味に劣らず重要だからです。

漢字、ひらがな、カタカナの分量のバランスしだいで、読みやすさや文体(文章の硬度とかまで含めればなおのこと)はかなり変わってきますし、文字の並び方だけでもずいぶん様子は違ってきます。

これは別に文芸翻訳に限ったことではなく、産業翻訳だって当たり前の話です。

たとえば、

「実際にはもちろんそうではなく...」

と書くのと、

「もちろん実際にはそうではなく...」

と書くのでは、語順の問題を別にしても、「ひらがなの続き方のバランス」が違います。この前後での文字種の並び方によって、どちらが適切かは変わるかもしれません。

一方、機械翻訳というのは、あくまでも「意味を等価に保ちつつ他言語に置き換える」処理にすぎません。アルファベットしかない言語世界ではそれでもいいかもしれませんが、文字種の選び方や並び方が大きな要素となる日本語をターゲット言語にする場合、かりに意味を等価に保てても --- それすらもまだまだ前途多難ですが ---、いろんなものが切り捨てられてしまう可能性があります。

……なんてことは、機械翻訳の現場の人はとっくに承知なのかもしれません。切り捨てられる部分があっても、意味の置き換えが成立すればいいという分野や文種はたしかに存在します。だから、機械翻訳がもっともっと進歩して、そういう分野に浸透しきっちゃうほうが、実は翻訳者にとっては幸せなのかもしれません。

03:10 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (2) | トラックバック (0)

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2011.05.14

# 尾瀬の話 ~ 入山料でいけるじゃん

前エントリと前々エントリを書いた時点では、東電が尾瀬にいくら使っているのかわからなかったので、そこまで突っ込んでいませんでしたが、こちらの記事。

リンク: 東電の「尾瀬」売却が浮上 代わりに誰が自然守るのか : J-CASTニュース

尾瀬の湿原地帯などを東京電力が売却する可能性が浮上してきている。原発事故の補償金ねん出を迫られているためだ。売却しないとしても、自然保護にかかる年2億円もの費用をどうするのか。

たったの 2 億円

ですよ。今回の "不祥事" で削減が決まる前は、取締役 19 人の平均報酬が 3700 万円だったそうですから、取締役を 6 人減らすだけで 2 億なんて軽く捻出できるじゃないですか。

でもまあ、今はその削減分を使うべき途があるだろうから、尾瀬については、やっぱり入山料でいいですよ。

尾瀬保護財団のサイトに載っている資料によれば、尾瀬の入山者数(環境省調べ)は、1996 年(平成 8 年)度の 647,523 人をピークに、昨年度は 347,000 人まで減ってきています。1 人 1,000 円徴収すれば、3 億円以上になります。単純計算でも、入山者が 200,000 人まで減っても今かかっている費用くらいは稼げます。

直行バスの運賃とか山小屋の宿泊費に上乗せしてもいいですよ、それくらい。

その入山料が高いと思う人が減るなら、それはそれでいいし。

09:49 午後 旅行・地域 | | コメント (2) | トラックバック (0)

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2011.05.13

# 尾瀬の話 ~ つづき

前エントリで書き足りないこともあったので、続きを書きます。

尾瀬林業と尾瀬保護財団のサイトはこちら。

尾瀬を源流に、日本の自然を、守り、育み、伝える<尾瀬林業株式会社>

尾瀬保護財団

それから、尾瀬の様子を知らせてくれるブログがあって、こちらも尾瀬保護財団が管理しています。

すいすい尾瀬なび

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(長蔵小屋の談話室 - 1998 年 6 月)

ダム計画案が消えてからも、昭和 30 年代には自動車用林道の建設案が持ち上がったりしています。この計画は、前エントリで触れた平野長蔵氏~長英氏の後を継いだ長靖氏が強力な反対の声をあげ、計画は中止に至っています。尾瀬を守ったこの親子三代については、岩波新書に『尾瀬―山小屋三代の記』(後藤 允著)といういい本があります。この長靖氏については、拙ブログで少し前に触れたことがありました。

# 尾瀬はまだ春じゃない

私が三平峠を越えたとき撮った写真は、まだアナログだったのでここにはアップできませんが、まだ一面の雪でした。

せっかくなので、1998 年に行ったときの写真をほかにも何枚かアップしておきます。まだ 120メガピクセルのデジカメ時代に撮ったもの。しかも私は Mac ユーザーだったので、元ファイルは PICT 形式でした。

夜行バスで早朝に到着し、福島県側(御池口)から燧ヶ岳に登りました。その途中にある湿原。

1998_oze1

こちらのコースには、途中にだいたい 7 月まで残っているという雪渓があります。

1998_oze9

実はかなり悪天で、登るかどうか迷ったのですが、この雪渓を渡る頃にはかなりガスが出はじめ、頂上に着いた頃は視界が数メートル足らず。風もごーごー吹いていて、ガスでコーヒーを飲むことすらできない状態だったので、あっさり下山しました。

1998_oze2

この頃はまだ、3 時間くらいかけて下山しても膝が笑ったりしなかったなぁw

前エントリで書いたように、このときは長蔵小屋に一泊。翌日は好天に恵まれ、早朝の尾瀬沼は美しい朝靄。

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尾瀬ヶ原を歩く頃は気持ちのいい上天気でした。

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いかにも尾瀬という一枚。池塘の向こうに見えるのは至仏山。

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こちらも、写真集などでよく見かける構図の一枚。木道の上しか歩けませんから、絵になるスポットはだいたい限られてくるわけですね。ただし、ミズバショウのピークは終わっている季節でした。

今から今年のベストシーズン(6月の平日)まで少し鍛え直して、ぜひ行ってきたいと思います。期待せずにお待ちください。

12:28 午前 旅行・地域 | | コメント (5) | トラックバック (0)

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2011.05.12

# 尾瀬と東京電力

もう 10 年以上行っていない尾瀬。今年こそ絶対に行きたいと考えていますが、そのためにはまず、弱り切った足腰をどうにかしないといけません。

リンク: 尾瀬:東電保有地の売却、群馬県が懸念 知事「絶対阻止」 - 毎日jp(毎日新聞)

その尾瀬、実は東京電力と切っても切れない縁があります。っつうか、この記事にも書いてあるとおり、尾瀬一帯の半分くらいは東電の持ちものだったりします。

その東電が、尾瀬の自然保護にはけっこう頑張っていて、だからこれを東電が手放して、ろくでもない企業が買い取ったり、あるいは国立公園として国だけの管理になっちゃうと、尾瀬はメチャクチャになってしまうかもしれない、ということのようです。

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(1998 年 6 月に撮影)

これは、尾瀬に入る群馬県側の入り口のひとつ、鳩待峠にある看板ですが、ここにも書いてある尾瀬林業(株)という会社と、尾瀬保護財団という財団法人が尾瀬の保全に努めています。その尾瀬林業というのが、東電の子会社です。それから、尾瀬保護財団のほうも役員名簿を見ると副理事長に清水正孝社長の名前があったりします(この3月までの名簿なので今は退いたかも)。

また、尾瀬にある山小屋のうち 5 つは、この尾瀬林業が経営しています。

大正時代、只見川の水源に当たる尾瀬にダムを建設しようという計画が持ち上がったことがあります。その当時、尾瀬沼の水利権を持っていたのが、東京電力の前身(のひとつ)である関東水電という会社でした。この計画が遂行されいたら、あの美しい尾瀬ヶ原はこの世から消えていたはず。

そのダム計画に断固反対の声を上げたのが、有名な平野長蔵氏と長英氏の親子です。

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今もその平野家が管理しているのが、尾瀬沼畔にある長蔵小屋。同じく 98 年に私が泊まったときの写真です。

そして、そのダム計画案がほぼ断念された 1951年(昭和26年)に、関東水電と、東電のもうひとつの前身だった東京電灯が合併して、今の東京電力が誕生。尾瀬林業も同じ年にグループ企業として設立されています。

参考リンク:

Wapedia - Wiki: 尾瀬原ダム計画

……と、こういう経緯を見ていると、まるでヒツジの皮をかぶったオオカミみたいな気もしますし、もしかしたら保護活動の裏には何か政治的な打算があるのかもしれませんが、少なくとも尾瀬の自然保護に関しては、東京電力さんはお金も労力も使って、一定以上その役目を果たしていると思います(そんなのトンデモない、という異論があればお待ちしています)。

国立公園 --- かつては(日光国立公園の一部でしたが 2007 年には独立して尾瀬国立公園になりました --- の一部を私企業が保有管理している、というのも奇妙な話ですし、その企業が手放したら荒れてしまうかも、というのはさらに不思議な話にも聞こえますが、実は国有化された山林というのは、ろくに管理されずに荒れてしまうケースも多いと聞いています。

いっそのこと、ナショナルトラストみたいな民間団体を作って、そこが東電から買い取るというのはどうでしょう。こんな状況ですから、東電さんの足元を見て安く買いたたけませんかね。

団体設立のときも愛好家などから寄付を募ったらけっこう集まりそうな気がしますし、その後も、登山者などから一定の入山料金を徴収するとかしてもいいと思います。そうなれば私もよろこんで協力します。

11:36 午後 旅行・地域 | | コメント (2) | トラックバック (0)

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2011.05.07

# Fix HootSuite が便利

Twitter クライアントとして、私はブラウザ(Firefox)上の HootSuite を使っているのですが、ハッシュタグの挿入機能がないのは不便だなぁと前から思っていました。

ざっと探してみましたが、Firefox 上では JavaScript とかブックマークでハッシュタグ追加機能を実装するという記事しか見つかりません。

Chrome 用であれば、Fix HootSuite という拡張機能があるということで、入れてみました。

リンク: Fix Hootsuite Ext - Chrome Web Store

ハッシュタグだけでなく、HootSuite の細かいカスタマイズが可能で、なかなかいい感じです。


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HootSuite の投稿ウィンドウをクリックすると、Fix HootSuite のアイコンがあって、ここからカスタマイズ用のページが開きます。

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複数 PC での同期オプションから始まって ---

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いろいろと細かい設定オプションがあります。下のほうに進むとハッシュタグを追加するフィールドがあります。

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スペース区切りでハッシュタグを複数入力しておけば、HootSuite でツイートするとき、[Ctrl]+[Shift]+数字(リストでの順番に対応)で挿入できます。

画像をインライン表示する機能も、さりげなく便利。

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そんなわけで、Scrapbook が必要な場面を除けば、また Chrome に移行したい条件が増えました。

ちなみに、今このエントリも Chrome 上で書いています。Firefox では、これは他の方からも報告があるとおり、入力中にたびたび勝手に英数モードに切り替わってしまうことがあります。Chrome ではそれもないので、その点でも快適です。

02:59 午後 パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.05.06

# iPad - iOS 4.3.3

世間的に言うと、今回のアップデートの最大のポイントはこちらです。

リンク: アップル、「iOS 4.3.3」をリリース--位置情報問題に対処 - CNET Japan

iPhone や iPad のユーザーの位置情報がログに記録され、しかもそれが Apple に送信されていたということで非難囂々、それに対する修正アップデートというわけです。

でも、個人的には iTunes に関するバグが直ったことのほうが大きかった、というのが正直なところです。

数週間前のアップデートで 4.3.2 になったとたん、iPad の iTunes で楽曲の表示順序がめちゃくちゃになりました。アルファベットの A で始まるアーティストが「あ」に並んでたり。

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無事アップデートして 4.3.3 になったら ---

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このように、まともな順番になりました。めでたし、めでたし。

ちなみに、「再生中」に写っているのは、鈴木さえ子のファーストアルバム。米倉千尋という名前があるのは、「ガンダム08MS小隊」の主題歌です。あ、別に訊かれてませんでしたかw

01:02 午前 iPad, iPhone/iPad | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.05.05

# ソニーを襲ったサイバー悲劇

3/11 以降ますます不安要素が多くなっていく日本経済。その一端を担う天下のソニーが、サイバー犯罪の毒牙にかかりました。トヨタの急発進問題のように後から「シロ」になる可能性も低そうですし、かなり危機的な状況かもしれません。

リンク: asahi.com(朝日新聞社):ソニー「7700万人全員の情報流出」 ハッカー集団か - ビジネス・経済 (1/2ページ)

仕事がら、セキュリティ関連の記事を訳すことも多いので、今後の経緯も気になります。

数日前(5/2)の Wired には、こんな記事が掲載されていました。

リンク: 「プレステ・ネットワーク」に侵入したのは誰か | WIRED VISION

この記事でも、ハッカー集団「アノニマス」がまっさきに挙げられていましたが、このときは

結論:おそらく無罪

ということでした。

しかし、同じ Wired の 5/5 付記事でも、朝日と同じく「アノニマス」によるものである可能性が高いと指摘されています。

リンク: ソニー情報流出:『アノニマス』ファイルを発見 | WIRED VISION

単なる愉快犯から、金銭詐取などの実害のあるケース、さらには原子力発電所などのユーティリティに危害を及ぼす可能性のある深刻な手口まで、今やサイバー犯罪はほとんど「業界」といっていい様相を呈していますが、やはりソニーのように影響力の大きい企業は狙われやすいようです。

が、その一方で、シマンテックなどの調査によれば中小企業も最近は狙われることが多いそうです。理由は「無防備だから」。

一般ユーザーまで含めて、セキュリティにはいくら注意してもし過ぎることはないということで。

05:03 午後 パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.05.04

# い・け・な・いルージュマジック

このポスター、かっこいい。

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リンク: 脱原発ポスター展

ということで、去る 5/2 は 忌野清志郎の命日でした。

清志郎もかっこいいですが、坂本龍一にもご注目。世界のマエストロになった今もいろいろな意味で大きい存在だと思いますが、やはり個人的には、この頃の教授のほうが好き。

11:17 午後 音楽 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.05.02

# ブラウザ上で見かけたネタを何点かまとめて

ばらばらですが、ネット/ブラウザ上で見かけたネタをいくつかまとめて取り上げます。

しょうもない小ネタばかりですが、まあこれも私の脳味噌がだいぶ平常に戻ってきたということでご容赦ください。

富士山に行ってみたいかな、と思って調べたら ---

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Google センセーは草加なんぞ相手にしてくれないそうです。そーいえば、ストリートビューも、ウチのある辺りが追加されたのはごく最近だったなぁ。

某セキュリティ大手のアンケート画面。

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それくらい、日本はマーケットとして大きいということでしょうか(それとも単にロケールで該当国が別枠になるだけ?)。

Firefox 4 で、最近 Adobe Flash プラグインがたびたびクラッシュします。クラッシュすると出てくる、レゴのキャラクタみたいなヤツが可愛い。

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衆議院のインターネット中継が、特定企業のソフトウェアにしか対応していない、というのを Twitter で見かけたので確認。

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なるほど、見る気が失せました。

今はほとんど使っていない Yahoo のアドレスで、なぜかスパムが急増。タイトルに BBC とか CNN とか、そういう大手の名前を利用していて、中身はほぼ一緒。

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全世界のスパム活動に費やされているエネルギーを電力に変える、「スパム発電」とかできないかなw


12:17 午後 パソコン・インターネット | | コメント (2) | トラックバック (0)

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2011.05.01

# 『河童の三平 貸本まんが復刻版』

今まではけっこう高い復刻版しかなかった貸本版『河童の三平』が、お手頃価格の文庫で刊行されました。

全 8 集の貸本版が文庫 3 冊にまとめられ(上=1~3、中=4~5、下=6~8)、貸本各巻の冒頭にあたるカラーページも再現されています。

水木しげるの作品って、鬼太郎も悪魔くんも、そしてこの河童の三平も、貸本時代から始まって各種の雑誌連載など、とにかくいろんなバージョンが存在していて、徹底的なマニアというわけでもない私にはその全貌を把握することはとても難しいのですが、最近の水木ブームのおかげで、以前はかなり貴重だったバージョンも手軽に読めるようになったのは嬉しいかぎりです。

さて、『河童の三平』。テレビドラマはもちろん別物として、漫画のほうで私の記憶にあるのは、たぶん「ぼくら」版と「少年サンデー」版です。

河原三平とカッパが「二人一役」生活を始める経緯、愛すべきキャラクターであるサラリーマン "死神" やとたぬき、おじいさんとの生活とおじいさんの死、水泳大会の顛末、失踪していた父の帰還と父が連れ帰った小人たち。私が知っているのはだいたいそこまでですが、中身はけっこう細かいところまで覚えていました。たとえば、

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こんな、しょーもないコマのせりふとか。

でも、貸本版の第 6 集以降に当たる内容は、たぶん今回が初読のようです。第 6 集は、かろうじてそれまでのストーリーとの整合性があるのですが、第 7 巻になると物語としてはやや破綻が見られます。詳しくは書きませんが、まるでつげ義春ワールドみたいな部分があります。最終巻も、明らかに無理矢理終わらせた感がありますが、終盤には水木しげる的叙情感がたっぷり漂っています。

11:40 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

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