# Fukushima の現状についていちばんスッキリしている解説
私が敬愛してやまない翻訳者、sagtran さんが、原発不安をめぐる今の状況について、実にスッキリわかりやすいエントリをアップしてくださいました。
リンク: 七転八倒バナナ: 理系の思考と苦悩
いろいろと不安を感じている方には熱烈推奨です。
こういう明快な説明能力を、当事者たちが欠いているというのが、今回の最大の問題点のように思います。
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私が敬愛してやまない翻訳者、sagtran さんが、原発不安をめぐる今の状況について、実にスッキリわかりやすいエントリをアップしてくださいました。
リンク: 七転八倒バナナ: 理系の思考と苦悩
いろいろと不安を感じている方には熱烈推奨です。
こういう明快な説明能力を、当事者たちが欠いているというのが、今回の最大の問題点のように思います。
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飯間 浩明・編: 小学館 四字熟語を知る辞典
「辞典」ではありますが、これは必要に応じて引くというより、読み進んでいっていい一冊。文学作品からとった長めの例文がいいし、解説欄も読み応えがあります。
福原 麟太郎、山岸 徳平: ローマ字で引く 国語新辞典 [復刻版]
ローマ字で引くのが特徴的なだけじゃない!
鈴木喬雄『診断 国語辞典』で高く評価されているだけあって、他の辞典とはひと味違う語釈が多い。簡単な和英機能も付いていて、「和英辞典は優れた国語辞典」というテーゼを裏付ける一冊。
アモン・シェイ: そして、僕はOEDを読んだ
辞書まわりの本としては破格のおもしろさ!
翻訳もなかなかいいし、おもしろいと思った項目は実際にOEDで確かめてみるとさらに楽しめます。 (★★★★★)
関山健治: 英語辞書マイスターへの道 (ちょっとまじめに英語を学ぶシリーズ 1)
翻訳者に限らず英語の辞書を使う人は必読の書です。
特典のPDFは、毎年更新されています! (★★★★★)
翻訳フォーラムの主宰・幹事: できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン (講談社パワー・イングリッシュ)
帽子屋を含め、翻訳フォーラムの4人のメンバーによる共著です。すべて理解するには時間がかかるかもしれません。とっつきやすいところからどうぞ。 (★★★★★)
山田 敏弘: 国語を教える文法の底力
自分の書く日本語を磨きたい翻訳者におすすめ。 (★★★★)
柳父 章: 翻訳語成立事情 (岩波新書 黄版 189)
翻訳に携わる人は、やっぱり読んでおいたほうがいい一冊。 (★★★★)
九井 諒子: ダンジョン飯 8巻 (ハルタコミックス)
出ました、最新刊!
ただのグルメ漫画?の域を超え、ファンタジー系RPGをネタにいったいどこまで膨らませられるんだという展開になってきました。
アニメ化はされそうにありませんが、なんと、アニメ予告編ができてます。
https://www.youtube.com/watch?v=RM8wBFKgKIs (★★★★★)
九井 諒子: ダンジョン飯 7巻 (ハルタコミックス)
5巻に入った頃はちょっと迷走が始まったかと危ぶまれましたが、実は周到な構成に基づく展開だったようです。当初の単なる「ダンジョン世界ヘンテコグルメ漫画」から、ファンタジー系RPGファン必読のメタ作品になろうとしています。Amazonの評価は、脅威の4.8! (★★★★★)
ヤマザキマリ、とり・みき: プリニウス 8 (バンチコミックス45プレミアム)
最新刊、出ました。連載していた『新潮45』が休刊してどうなることかと思いましたが、『新潮』に移って無事続行。共作ふたりの絵、1、2巻の頃はまだなじんでいない感じもありましたが、最近はもう、見事に溶け合っています。どちらにとっても「渾身のライフワーク」になりそうです。
どうでもいいけど、自動設定にすると著者情報として「ヤマザキマリ」しか出てこない。ので、手動で「とり・みき」を追加した。 (★★★★★)
森 薫: 乙嫁語り 11巻 (ハルタコミックス)
絵も物語もまったく水準が落ちない、軌跡のような作品。バリヤさんの結婚がどうなるかも気になりますが、スミスさんのストーリーはおもしろい。世界の情勢は心配ですが、この作品ですから、あまり悲しい展開はないはず。
吉田 秋生: 海街diary 9 行ってくる (フラワーコミックス)
とうとう完結しました。吉田秋生の最高傑作であると同時に、漫画というメディアのひとつの頂点を極めたと言ってもいい。これほどの作品に出逢えたことに、心から感謝。 (★★★★★)
山田 参助: あれよ星屑 7 (ビームコミックス)
完結しました。岡本喜八の映画のように、重さと軽さ、暗さと明るさが絶妙に調和。漫画でこんなことまでできるというのは新鮮です。 (★★★★)
『総天然色ウルトラQ』Blu-ray BOX I
ただのカラー化ではなく"総天然色"と表現した意味がわかります。カラーにしても特撮のディテールが見事なことに驚嘆。モノクロ版も収録されているのがお得です。 (★★★★★)
コメント
「「一億倍」はゴミデータ」は、海洋汚染に対するインパクトという観点では全く同意見です。
ただ、私が感じた意味は、原子炉停止後3週間も経った時点で所外に出てくる水の放射能濃度としてとてつもなく高く、しかも連日のように記録が更新されているということは、燃料が破損し、かつ炉内の水がじゃんじゃん洩れており、それを止める手立てがない(今朝一応止まったようですが)ということを示唆している、ということでした。
それにしても、溜めていた「100倍」汚染水を太平洋に放出したときの説明、全然なされていませんね。決行したことを弁護するわけじゃありませんが、こちらこそ、「放射能総量と希釈可能性を考えたら生態系への影響はこの程度に収まる」というのを国がキッチリ言い切るべきだったと思います。
事故処理に懸命な東電や、所詮取り締まり屋にすぎない保安院が、いくらお決まりの文句を言っても誰も信用しませんからね。
投稿: あきーら | 2011/04/06 10:32:34
文系頭の私でも、とてもよくわかりました。
特に活性酸素のあたり...
普段通りアンチエイジングの活性酸素除去食を
一生懸命食べて、健康的な生活を続ければ
いいってことですね (^^)
投稿: けいまま | 2011/04/06 11:19:18
「いろいろと不安を感じている方には熱烈推奨です」なのかもしれませんが、どうなのでしょうか?
まず絶対におかしいのが地域という概念がないことです。いいですか、飯舘村では現実に避難がはじまっています。地域に言及することなく、この言説を広めることの意味って、どういうところにあるのでしょうか。
あと、風力発電のところで、完全に椅子からころげおちました。ご意見が極端すぎませんでしょうか。(別に、これですべてまかなえる等の主張はいたしませんが、それと同じくらい極端なような。)
福島第一で今起きていることは、やはり重大かつ激甚です。「正しく怖れる」=「安全安心」では決してありません。
投稿: Sakino | 2011/04/08 10:35:43
以下、けっして無責任に言うのではなく---
sagtran さんの記事を、「いちばん正確」ではなく「いちばんスッキリしている」とご紹介した点をお察しください。
なぜ「正確」と書けないかというと、私自身が、現在の状況と各種のデータを正確に把握できているわけではまったくないので、いったい今なにがいちばん確実なのかわかっていないからです。ただ、いろいろ見てきた中で、sagtran さんの書き方がいちばん「スッキリ」していた、ということなのですが、うーん、難しいですね。
投稿: baldhatter | 2011/04/08 13:33:09