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2011.03.22

# 停電に備えて

東京電力の(無)計画停電、こちらの地域では結局まだ 2 回しか実施されていませんが、いずれも夕方~夜間の時間帯でした。

入浴や食事はできるだけ時間を外して済ませましたが、それでもまったくの暗闇ではトイレに行くのも不自由。でも、この状況では懐中電灯の電池もなるべく節約しておきたい、ということで、いくつか DIY してみました。

ちなみに、1 回目の停電の後で実父がわけてくれたキャンドルランタンはこれ。

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蓋を開けて火をつけたら、

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こんな風に本体上部を引き上げて使います。このローソク 1 本で 12 時間もつそうです。頼もしい。

まず、家内の発案で作った卓上用の "レフ板"。深くない空き箱にアルミホイルを貼るだけですが、ローソクだけ置くよりだいぶ明るくなりました(ローソク置きは、プラモの塗装に使う塗料皿)。

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続いて、アルミの空き缶を切り開いて作った簡易ランプ。

110322_2

ただ切り開いただけでは上部が熱くなってしまうので、上の部分は後ろに反り返らせ、プルタブを手で持つようにします。ただし、そうするとバランスが悪くなって自立しなくなるので、底部の前方に十円玉を貼り付けて重しにしました(鉛とかあればよかったんですけど)。それから、切り口がけっこう危険なのでビニールテープで保護。底面が盛り上がっているので金槌で叩いて平たくし、ローソク立てとして裏から画鋲をさしてあります。

こちらは、実はこの本に載っていたアイデアです。

料理好きな末っ子が揃えている「ジュニアクッキング」というシリーズの 1 冊。このアイデアに限らず、著者もイラストレーターも阪神大震災を経験した方なので、全編に説得力があります。

【追記: いちおう、少し詳しく作り方を加筆しました】

停電って、最近ではめったに起きなくなりましたが、子どもの頃はけっこう頻繁でしたし、時間もけっこう長く続くことがありました。特に台風シーズンなどは、たいていその心構えをしていたと記憶しています。

計画停電はどうやらかなり長期的に続く見込みになってきましたが、まだまだ節電の余地はあるはずです。もちろん非常時の話ではなく、これからの恒久的な当たり前の状態として。

たとえば、全国に設置されている自動販売機の数はおよそ 500 万台で、その電力消費量はちょうど福島原発の 1~6 号機の出力分に相当するのだとか(自動販売機の消費電力と電気代 | 自販機設置・減価償却可能な売上本数計算)。これを全廃までしなくても、たとえば半分にすればかなりの節電になります。

半分にすると言ったって、500 万台のうち相当数はおそらく都市部に集中しているはずなんで、都市の住人がちょっとの不自由を我慢すればいいだけのことでしょう。

それから、都知事選への立候補を表明した元テレビタレントが「地下鉄の 24 時間運転」などと言ってますが、冗談ではありません。それとは逆に、都内の交通網は今よりもっとずっとずっと不自由にすべきです。昼間は(JR、私鉄、地下鉄のどれも)今の半分くらいの間隔と本数で十分だし、朝夕の通勤ラッシュ時だって、この際いい機会だから、今までのような「通勤」という態勢を思い切り考え直しちゃえばいい(このことはもういろんな人が言ってますね)。会社によっては出勤時間なんていくらでもずらせるでしょうし、在宅勤務ももっと進めていい。

野球だってぜんぶデイゲームにすればいいじゃん、と野球をまったく見ない私などは思うのですが、勤め人の方はナイターじゃないと見られないわけですよね。そういう社会そのものを変えていけばいいと思うんだけどな。休日を土日以外にするとか、今日は家族で野球見たいから有給休暇とるねーって気軽に言えるようにするとか。

「想定外」の事態が立て続いてるんだから、そこから立ち直るには思い切った発想が必要です。

09:31 午前 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

都内の自販機、全部撤去してもいいと思います。
コンビニがあちこちにありますし。
地下鉄24時間営業?あほらしい。

停電はまだ経験していません。
あと10分で停電する予定なんですけど、
今回はどうなるんだろう?毎回ドキドキです。
お仕事はどうされてるんですか?
私はヘタレでプロ意識が乏しいので、地震直後から
開始された仕事は通常の半分のペースにしてもらいました。
(精神的ダメージが~、停電が~という理由で)。
他の方は普通にお仕事されているというのに...

投稿: けいまま | 2011/03/22 12:07:50

計画停電予定時刻から1時間経過も停電せず。

投稿: けいまま | 2011/03/22 13:37:59

我が家はなぜかいまだに停電せず。こうなるともう停電しない気もしますが、毎回備えだけはしておくようにしてます。

節電もまだまだ工夫の余地がありそうですよね。自販機も昼間の電車の運行本数も間引いても大丈夫だと思います。「不便」と言っても些細なものですよね。

野球は夏場のデイゲームでも大丈夫なのかなぁ。夏の甲子園見てるとちょっと心配になりますが。サッカーは夏にデイゲームやったら、プレイヤーにも観客にも熱中症患者が続出すると思います。(^_^;

投稿: Ado | 2011/03/22 13:39:45

> お仕事はどうされてるんですか?

幸か不幸か、あまり変わらぬペースで続いています。停電の時間帯は寝て、通電したら PC 前に戻る生活 ^^;

> 我が家はなぜかいまだに停電せず

地域によって実施状況がかなりバラバラなので、だいぶ不公平感を訴える声が出てきているようですね。影響が大きいのはわかりますが、千代田区とか中央区ばかり特別扱いというのもねー。それなら官庁街がまず、よほどの節電努力を見せてほしいものです。

投稿: baldhatter | 2011/03/22 14:52:19

お久しぶりです。

ランタン、懐かしい響きですね。我が家にもこれに似たものが
ありました。確か誰かにあげたはず。たぶんその時は「災害」
なんてことを考えていなかったんでしょうね。迂闊でした。

レフ板、これはなるほどと感心しました。燃えない材料にアル
ミホイルを張ればいいわけですね。さっそく作ることにします。

そうですか、baldhatterさんはプレミアムモルツ派でしたか
(と、妙なところに反応^^)。これを見て、子供のころお盆の
時期になると、空き缶を横にして使い、胴体部に針金で把手を
付け、中にロウソクを立て、「カンテラ」と称して夜の町を
仲間と歩き回ったのを思い出しました。なぜか、お盆の時期に
限られ、必ず空き缶カンテラでなければなりませんでした(懐中
電灯は不可)。あの頃は確かに停電は珍しいことではありま
せんでしたね。今停電が珍しいのは、そのために少なからぬ資源
を費やしているからでは。
「便利」や「娯楽」、「趣味」など、一言でいって「豊かさ」
のために、「浪費している」資源が多すぎるのではないか。
今回の震災ではそんなことも考えさせられました。

投稿: Jack | 2011/03/22 15:19:38

> 燃えない材料にアルミホイルを張ればいいわけですね

コメントをいただいてから追記しましたが、土台は「燃えない材料」ではなく、ただの紙箱です。危ないかな ^^

発売以来モルツが好きで、プレミアムモルツが出てからは、たいていこれです(ときどきエビス)。

お盆提灯はしっていますが、そういうカンテラの話は初めて聞きました。

投稿: baldhatter | 2011/03/22 15:40:13

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