# 三十年
先日リアル書店に行ったら、こんなのを見かけたので久しぶりに買ってみました。
泉昌之の単行本って、気づいてみたら青林堂時代の『豪快さんだっ!』以来ひとつも買ってなかったのですが、帯を見たら
泉昌之 30 周年!!
とか。たしかに、スキヤキの衝撃からもう 30 年近く経つわけなんでした。
漫画関係で 30 周年といえばこれもあったのですが、
リンク: ゆうきまさみのにげちゃだめかな?
行きたいと思いつつ逃してしまいました。
■
30 年って、長いようで短い、または短いようで長い時間。世界史で「三十年戦争」を知ったときは「そんなに長くよくやってたな」と思ったけど、案外長くなかったのかもしれない。
■
昨年は、大学入学から 30 周年で、その記念の同窓会もあったりしましたが、同窓の一人はご子息が今同じ大学に通っていて、「なるほど、一世代はだいたい三十年なのね」と納得もしました。
ちなみに、「世代」の「世」という字そのものが「十」を 3 つ合わせた会意文字で、「三十年間」を意味する文字だそうです。
日本人のかつてのライフサイクルからすると、一世代はもう少し短いはずですが(1976 年の時点で 25.7 年というデータもある)、古代中国では今と似たようなものだったんでしょうか。実際、宮城谷の古代中国ものとか読んでても、登場人物たちの初婚年齢は案外高かったりしますしね。
■
してみると、「世の中」とか「世界」が判ってくるのにも三十年かかるのかな。成人式は 30 歳?
10:36 午後 日記・コラム・つぶやき | URL
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
> 漫画関係で 30 周年といえばこれもあった
少女漫画ですが、波津彬子。
この人のデビューの頃から知っていますが、もうはや30周年!
30年間も少女漫画読んでんのか、というツッコミは無しね。ていうか、少女漫画読んで40ン年だわ。
記念本『千波万波 画業30周年&「雨柳堂夢咄」連載20周年記念集』(ソノラマコミックス) ¥ 945
http://www.amazon.co.jp/dp/4022131624/
波津彬子公式ホームページ「波万波(なみばんぱ)」
http://www003.upp.so-net.ne.jp/namibanpa/
金沢市の石川近代文学館にて、2月28日まで、原画展開催中です。
投稿: 白い都 | 2011/01/18 12:15:25
なるほど。たしかに波津彬子もそのくらいになりますね。
「雨柳堂」の13巻もつい最近出ました(買ったけどまだ読んでない)。
原画展、行きたいなぁ。この季節の金沢というのもいいしなぁ。
投稿: baldhatter | 2011/01/20 0:00:18