# iPad - 水木しげるの妖怪原画集、第6巻「関東2・東北・北海道」
第 6 巻が出ました。
リンク: iTunes App Store で見つかる iPad 対応 水木しげる妖怪原画集 妖鬼化(ムジャラ)【六】関東2・東北・北海道
第 1 巻の沖縄・九州から北上してきたシリーズも今回で北海道までたどり着いちゃったので、これで終わりかと思いましたが、
リンク: 妖鬼化(ムジャラ)完全版 妖怪原画集+DVDセット | 水木しげるの妖怪画を驚異の映像化! 妖怪動画サイト:妖鬼化(ムジャラ)
こちらの公式ページを見ると、まだ国内でも「全国・特別編」というのがあって、その後はさらに世界にまで脚を伸ばして全 12 巻ということになってるんですね。iPad 版もぜんぶ出るのかなぁ。
さて、前巻と本巻には関東編が載っています。関東って四国・中国に比べたら少ないのかと思いましたが、それなりの数が収録されています。口避け女とか人面犬みたいな、わりと新しい奴らまで入ってるからかもしれません。
このほか、関東編で特に印象の強かった作品をご紹介しておきます。
有名な「置いてけ堀」ですね。この話、劇場公開時に観た大映映画の『妖怪百物語』(1968年)にも出てきますが、観た後しばらくの間やたらと怖かった記憶があります。
三宅島にも妖怪がいたとは初耳でした。高校生のとき毎夏、三宅島に遊びにいってたのですが(1983 年の噴火より前です)、滞在中に親しくなった土産物屋さんのお婆ちゃんが、この絵にそっくりだった気がします。このお婆ちゃんのお店、島で採れた天草から作る「ところてん」がとても美味しくて、1日に何度も食べてました。
これもまったくメジャーな妖怪ではありませんが、この話に、ウチの地元が出てきました。今では、ストレス発散なのか何か知りませんが墓石を倒したり壊したりする人間がいるくらいですから、妖怪のほうが人間よりよほどマシというわけですね。
東武伊勢崎線の沿線にあるので、茂林寺は昔から知ってますが、行ったことはありません。でも、茂林寺の駅(もしかしたら、その近くの館林駅だったかもしれません)のホームにかつてタヌキが飼われていたことがあって、子供の頃、初めて実物のタヌキを見たのはそれが初めてでした。よく絵に描かれているような、丸々と太った姿じゃなく、かなりガッカリしました。
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