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2011.01.30

# iPad - 水木しげるの妖怪原画集、第6巻「関東2・東北・北海道」

第 6 巻が出ました。

リンク: iTunes App Store で見つかる iPad 対応 水木しげる妖怪原画集 妖鬼化(ムジャラ)【六】関東2・東北・北海道

Appsstore_mizuki6

第 1 巻の沖縄・九州から北上してきたシリーズも今回で北海道までたどり着いちゃったので、これで終わりかと思いましたが、

リンク: 妖鬼化(ムジャラ)完全版 妖怪原画集+DVDセット | 水木しげるの妖怪画を驚異の映像化! 妖怪動画サイト:妖鬼化(ムジャラ)

こちらの公式ページを見ると、まだ国内でも「全国・特別編」というのがあって、その後はさらに世界にまで脚を伸ばして全 12 巻ということになってるんですね。iPad 版もぜんぶ出るのかなぁ。

さて、前巻と本巻には関東編が載っています。関東って四国・中国に比べたら少ないのかと思いましたが、それなりの数が収録されています。口避け女とか人面犬みたいな、わりと新しい奴らまで入ってるからかもしれません。

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このほか、関東編で特に印象の強かった作品をご紹介しておきます。

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有名な「置いてけ堀」ですね。この話、劇場公開時に観た大映映画の『妖怪百物語』(1968年)にも出てきますが、観た後しばらくの間やたらと怖かった記憶があります。


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三宅島にも妖怪がいたとは初耳でした。高校生のとき毎夏、三宅島に遊びにいってたのですが(1983 年の噴火より前です)、滞在中に親しくなった土産物屋さんのお婆ちゃんが、この絵にそっくりだった気がします。このお婆ちゃんのお店、島で採れた天草から作る「ところてん」がとても美味しくて、1日に何度も食べてました。


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これもまったくメジャーな妖怪ではありませんが、この話に、ウチの地元が出てきました。今では、ストレス発散なのか何か知りませんが墓石を倒したり壊したりする人間がいるくらいですから、妖怪のほうが人間よりよほどマシというわけですね。


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東武伊勢崎線の沿線にあるので、茂林寺は昔から知ってますが、行ったことはありません。でも、茂林寺の駅(もしかしたら、その近くの館林駅だったかもしれません)のホームにかつてタヌキが飼われていたことがあって、子供の頃、初めて実物のタヌキを見たのはそれが初めてでした。よく絵に描かれているような、丸々と太った姿じゃなく、かなりガッカリしました。

01:50 午後 iPad | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.01.29

# 「大人の科学」Vol.30 付録のミニビーストを作りました

末っ子と一緒に、これを作ってみました。

Vol.30 テオ・ヤンセンのミニビースト | 大人の科学マガジン | 大人の科学.net

Magaimg


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全部のパーツを並べてみたところです。もちろんプラスチック製ですが、テオ・ヤンセンの実物も似たような安っぽい素材だったので、質感と色はなかなかグッドです。一昨年の2月に見た、こんな作業現場をイメージしながらとりかかることにしましょう。

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小学生の女の子にとってはけっこうなパーツ数ですが、基本は同じ組み立ての繰り返しになるので、だんだん慣れていったようでした。今回作る「ミニビースト」には、6 対 12 本の脚があります。

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これが、最初に作る 12 本の「つま先」。先端の白いゴムが接地部分ですね。

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同じく 6 対の、これが「脚部」になります。つま先と脚部を組み合わせると ---

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--- こんな風に 12 本の脚が出来上がります。

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背骨に当たるクランクに、左右 1 対の脚を取り付けたところ。なんとなくタイファイターっぽいイメージ。

2 対まで脚を組み立てて動かしてみました。こんな風にどんどん背骨(クランク)に脚を取り付けていくと、

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3 対 6本のユニットが 2 つ完成します。これをつなげれば ---

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動力を除く部分が完成。イメージとしては、一昨年のテオ・ヤンセン展で展示してあったこれにいちばん近いかな。

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この状態で動かしてみたのがこちら(テオ・ヤンセン展でも、こんな風に手で押せる展示物がありました)。

動力となる風車を取り付けて ---

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完成!

私はバリをとってやっただけで、ほとんど末っ子が自力で仕上げました。これで、所要時間は 1.5 時間くらい。学研さん、今回もナイスなお仕事でした。

09:55 午後 サイエンス, 趣味 | | コメント (6) | トラックバック (0)

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2011.01.27

# SR-G9003 の続き

前エントリをアップしたらさっそく Nest さんからコメントをいただいたので、もう少し SR-G9003 のこと、と言うか PASORAMA のことを書いてみます。

以下、Jamming と比較してたりします。後継アプリケーションである Logophile が登場し、Jamming はもう開発が終わってしまっているので、この比較はあまり意味がないのかもしれませんが、私は未だに Logophile に移行できず、まだまだ Jamming が現役なのでした。



任意の文字列を選択してジャンプできる

この点は、Jamming より勝っています。表示されている本文で、単語の一部とか複数の単語とか、任意の文字列を選択、ダブルクリックしてジャンプできます。Jamming は単語単位でしかダブルクリックできません。


「戻る」ボタンと検索履歴

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Jamming と比べて優劣はありませんが、わかりやすいと思います。戻る操作はツールバーの「戻る」ボタン、履歴の表示は検索フィールドのドロップダウンリストと、どちらも簡単です。Jamming で検索語を遡るには、[表示]→[本分]→[戻る]という選択が必要ですし、検索履歴は[表示]→[表示した項目の履歴を開く]となっています。ただし、Jamming ではどちらもキーボードショートカットがあるので、慣れていれば問題になりません。逆に、PASORAMA のインターフェースはショートカットという配慮がほぼゼロなので(ニーモニックはある)、やはり発想が PC 的ではないのだろうと思われます。


ミニ辞書

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最小限のウィンドウで表示するモードですが、標準モードと違って、辞書が英語と日本語 1 つずつに限定されてしまうので、私にはあまり用がありません。なんだろ、たとえば電子書籍を PC で読むときに傍らで表示しておくとか、そんな使い方でしょうか。


インターネット検索

同じ機能が Jamming にもありますね。検索エンジンを設定から選べるようになっていて、新規の URL も追加できるという点もほぼ同じです。検索エンジンのなかに、Oxford とか Collins などのサイトが事前定義されている点が、なるほどというところ。

惜しいと思うのは、検索エンジンをいちいち設定で切り替えなければならないところ。ドロップダウンなどでエンジンも選択できるようにすればもっとナイスです。


スペルチェック機能

という名前ですが、いわゆるスペルチェックではなく、「スペル類推検索」です。

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こんな風に、うろ覚えのスペルを入力すると、通常検索では「該当なし」ですが、「スペル」ボタンを押すと、このように候補を表示してくれます。

翻訳しているときの使い方としては、原文からコピペして検索することがほとんどなので、あまり出番のない機能ですが、もしかすると便利かもしれません。あ、原文に綴りミスがあるとき使えるなぁ。

PASORAMA で使っているとこんな風にけっこう便利ですが、単体で使うとなると、バックライト付きのカシオ製品に比べて画面がかなり見づらい気がします。

それからもうひとつ。これはこの機種ということではなく、SII さんとして非常に残念な点があります。

シルカカードという名前の、コンテンツ追加のための IC カードシリーズが用意されていますが、こちらのラインアップが貧弱すぎるということです。英和、英英、和英で 5 種類、フランス語などの各国語が 7 種類など、ぜんぶで 17 点しかありません。しかも、挿せるカードは 1 枚だけ。

かたやカシオの追加コンテンツが、広辞苑などの一般辞書から六法全書、南山堂の医学大辞典までかなり豊富に揃っていて、しかもメモリー容量の範囲で複数を追加できるのですから、この点ではライバルに大きく負けています。

08:53 午前 辞典・事典 | | コメント (2) | トラックバック (1)

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2011.01.26

# 電子辞書 SR-G9003 を導入

セイコーインスツルメントの電子辞書、SR-G9003 を買ってみました。

リンク: SR-G9003-セイコーインスツル株式会社

"うんのさんの辞書"(Project-Pothos.com)が搭載された初めての電子辞書として、ちらほらと話題になっていますが、私としては以前にも触れたことがある PASORAMA(# 辞書やテキスト入力まわりに好ましい傾向が続く)を使ってみたいという動機もありました。

話題の "うんのさんの辞書"(第 5 版)はもちろんもう持っていて EPWING 環境で使用しているので、搭載コンテンツとしては必ずしも目玉があるわけではないのですが、

- 研究社 新編 英和活用大辞典
- 研究社 ルミナス英和辞典2版
- 岩波書店 岩波理化学辞典 第5版

が、いずれも導入していない辞書でした。そのほか、Concise Oxford Dictionary も電子辞書としては珍しいようです。スタンドアロン版は持っていて愛用していますが(# ここいらでまた辞書の話、その2)、やはり他の辞書と串刺し検索できる環境にあると便利です。

さて、肝心の PASORAMA です。以前のバージョンはかなりダメダメだったような情報も見かけますが、今のバージョンは、万全とは言えないものの、ストレスなく使えるくらいの出来です。

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Jamming と比べてさえ地味なインターフェース。いくら実用アプリケーションとはいえ、少しくらい洒落っ気が欲しいところです。ではありますが、画面は見やすいと思います。

- 検索の動作
クリップボードにある文字列は貼り付けボタン(左から2番目)で簡単に検索できます。ただし、Jamming だと、フォースがどこにあっても Ctrl+V でペースト→検索できますが、こちらはあくまでも検索フィールドをフォーカスしてからボタンを押さないといけません。

インクリメンタル検索なので Enter キーを押す必要はありませんが、非インクリメンタルの動作に切り替えるオプションがないのは×です。

- 設定
例文検索のときの語順指定の有無とか、辞書として基本機能はだいたい用意されていますが、やはりインターフェース上のオプションは貧弱です。カラー表示どころか、文字はサイズを変えられるだけで、フォント指定さえできません。これは PC 上のアプリケーションとしてはかなり×。

ひとつありがたいのは、TagEditor + Jamming 環境で起きてしまう、「隠し文字を拾ってしまう」現象(TagEditor と Word の違い - その2)がないこと。

自分の作業環境でメインになるほどではありませんが、PASORAMA は予想以上に便利でした。本体は USB 接続したまま、ほとんど開いたことがありません。今後は、たとえば複数の電子辞書本体を接続して 1 つの PASORAMA 上で切り替えて使えるようになったら強力だと思うのですが、どうでしょうね。

ところで、上のスクリーンショットに出てるのは、FUD という語のランダムハウスによる語義ですが、

(セールスマンがつけこむ購買者の)fear, uncertainly, and doubt.

これ、誤植がありますね。名詞の列挙のはずなので、uncertainly じゃなく uncertainty です。

11:45 午後 辞典・事典 | | コメント (4) | トラックバック (1)

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2011.01.22

# side Trados 更新情報(1/24)

久しぶりに Studio 2009 を起動したら、アップデータが公開されていましたので、side Trados に記事をアップしました。

ついでに、SDL さんのサイトがあんまりに不親切だったので、こちら side A の次のエントリで、文句も書かせてもらいました。

08:29 午後 TRADOS | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# あまりに不親切な SDL のサイト

side Trados にエントリを書こうとして SDL のサイトにアクセスすると、サイトの作りの不親切さに呆れることが少なくありません。

たとえば、12/23 の「# 予備PC(デスクトップ)を復旧した話、その他」で書いた、言語選択の動作がダメダメな件もそのひとつです。

サイトの使いやすさって、ユーザーエクスペリエンスの点ではきわめて重要な要素のはずで、いやしくも大手 IT 企業であれば、もう少し気をつかうべきでしょう。

今回呆れたのは、登録ユーザーが使用する[マイ アカウント]ページ。

累積アップデートの履歴を知りたかったので、ナレッジベースを調べようと思いましたが、

Myaccount1

どのカテゴリか判らないので、ひとまずいちばん上の[SDL ナレッジセンター]を選択しました。そうしたら、

Myaccount2

こんな風に怒られてしまいました(パーミッションのない階層にアクセスしようとしたとき表示されるサーバーメッセージです)。

次に、[サポート]のいちばん下に[SDL Trados Knowledge Base]というのがあったので、それを選択してみたら、

Myaccount3

今度はこうです。

Myaccount4

これじゃ、「ユーザーをバカにするな」と言いたくなります

ここまで書いてから、[マイ アカウント]ページを改めて見てみたら、実はこんなもんじゃありませんでした。

[SDL ナレッジセンター]のリンクは、ほとんどがエラーになります。[ニュースとイベント]や[ショップ]の中にもエラーになるリンクがありました。

SDL さん、サイトのメンテナンスしっかりお願いします。


08:28 午後 TRADOS | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.01.21

# The Lord of the Rings のラジオドラマでウォーキング

運動不足を少しでも解消すべく、なるべくアルク、じゃない「歩く」ことを試みはじめました。

ウォーキングのお供は、iPod に入れたこれ。

The Lord of the Rings の BBC ラジオドラマ版(1981年)です。

私が買ったのはもう 10 年近く前で、上のバージョンはもうなくなってしまいました。今出ているのはこちら。

以前より値段がちょっと高くなってしまいましたが、その代わりデジタル録音。同じものが、iTunes Store でも手に入ります。

The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring (Dramatised)
(iTunes でリンクが開きます)

こちらなら、2,100×3 = 6,300 円で全 3 部が揃います。

原作の朗読ではなく(そのオーディオブックも出ています)、あくまでもラジオドラマ。Peter Jackson の映画版で Bilbo を演じた Sir Ian Holm がFrodo を演じていることでも有名です。もちろん映画版ほどの派手さはありませんが、丁寧な作りで、原作ファンのなかでもおおむね好評なドラマ化作品。

寒い季節ですが、しっかりヒートテックを着こんで、これを聴きながら歩くと、なかなか良い感じ。最寄りの駅前まで歩いて用事を済ませて戻ってくると、iPod の歩数計によれば、およそ 6,000 歩。もう少し脚を伸ばして 10,000 歩にしたいところです。

この作品が終わったら、同じく BBC が制作した、The Hitchhiker's Guide to the Galaxy のラジオドラマをお供にする予定。

12:06 午前 日記・コラム・つぶやき, 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.01.20

# Chrome に完全移行できない、いくつかの理由

久しぶりに、ブラウザネタです。

仕事用のメイン PC でブラウザを使う目的は基本的に検索だけなので、Google Chrome しか入れていませんが、ネットの閲覧やブログの投稿などに使うのは、今でもサブ(ノート)PC 上の Firefox です。

なんといっても Chrome のほうが動作が軽快だし、Firefox だと、ATOK との相性が悪いのか、たびたび入力モードが切り替わってしまうとう点にも困っているので、サブのほうも Chrome に移行できればいいのですが、いくつかの理由で完全移行ができません。

ScrapBook(アドオン)

閲覧しているページを全部または部分的にスクラップしたいときは、Evernote ももちろん使いますが、複数の環境で見たい場合を別とすれば、Firefox のアドオン ScrapBook がやはり手放せません。


キャレットモード

Firefox では、[F7]キーを押すとカーソルがキャレットモード、つまり文字入力のときと同じような形状になり、キー操作でウィンドウ上のテキストをできるようになります。ブラウザ上のテキストを利用したいときには、この機能がいかに便利か ---逆に言うと、マウス操作だけでテキストを選択することがいかに不自由か ---、ご想像いただけれと思います。

いろいろ探してみましたが、Chrome にはこの機能を実現する拡張機能が存在しないようです。


Google 検索とページ内検索の連動

これは Firefox 固有の機能ではなく、Google ツールバーの機能なのですが、Google 検索したキーワードがこんな風にツールバーに表示され、

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このボタンを使うとそのままページ内も検索できます。この機能の便利さも、ネット上の調べものが多ければおわかりいただけますよね。

Google ツールバーの機能なのに Chrome には標準で同等の機能がなく、しかも Chrome 用の Google ツールバーというのは存在しない、という理不尽さ。

幸いこちらは、近い動作を実装できる方法が見つかりました。Google Quick Scroll という拡張機能です。

Firefox の機能と同等ではありませんが、これをインストールすると、Google 検索の結果から飛んだページで、検索内容と関連性の高い部分がこんな風に表示されます。

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ブラウザウィンドウの右下に見えるこの黒い部分。ここのリンクを使うと、検索した内容にジャンプします。なかなか便利。

12:06 午前 パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.01.19

# ローカリゼーションと翻訳の乖離

side Trados で昨年末に書いたように、昨年 12 月 13 日の翻訳祭には、ローカリゼーションソリューションに関するパネルの一員として参加しましたし、ふだんから side Trados のようなブログも書いているので、どちらかと言うと「ローカリゼーションソリューション推奨派」みたいな位置にいるようにも思われているかもしれませんが、もちろんそれほど単純な話ではありません。

「ローカリゼーションって何?」というそもそも論もなくはありませんが、大雑把に言うと「翻訳はローカリゼーションの一部」ということになっています。そして、誤解を承知のうえであえて言っちゃいますが、最終的に

ローカリゼーション業界は翻訳ゼロを志向している

のだろうと思います(翻訳者が不要というのとは完全にイコールではないでしょうが)。そう感じるきっかけとなった事例を、side Trados に書いてみました。

side TRADOS: Idiom に見るローカリゼーションツールの実例

Idiom(Desktop Workbench)って、ほんっと嫌いなんですよ。

ちなみに、「翻訳者」としての自分のスタンスを、私は今こんな風に考えています。

(なかば趣味として)翻訳支援テクノロジーやローカリゼーションソリューションにはおおいに興味があり、(実際の稼業としても)そうした技術を主に利用する立場にいるが、(本質的なところでは)翻訳という営みの根幹に触れていたい。

02:08 午前 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.01.17

# 三十年

先日リアル書店に行ったら、こんなのを見かけたので久しぶりに買ってみました。

泉昌之の単行本って、気づいてみたら青林堂時代の『豪快さんだっ!』以来ひとつも買ってなかったのですが、帯を見たら

泉昌之 30 周年!!

とか。たしかに、スキヤキの衝撃からもう 30 年近く経つわけなんでした。

漫画関係で 30 周年といえばこれもあったのですが、

リンク: ゆうきまさみのにげちゃだめかな?

行きたいと思いつつ逃してしまいました。

30 年って、長いようで短い、または短いようで長い時間。世界史で「三十年戦争」を知ったときは「そんなに長くよくやってたな」と思ったけど、案外長くなかったのかもしれない。

昨年は、大学入学から 30 周年で、その記念の同窓会もあったりしましたが、同窓の一人はご子息が今同じ大学に通っていて、「なるほど、一世代はだいたい三十年なのね」と納得もしました。

ちなみに、「世代」の「世」という字そのものが「十」を 3 つ合わせた会意文字で、「三十年間」を意味する文字だそうです。

日本人のかつてのライフサイクルからすると、一世代はもう少し短いはずですが(1976 年の時点で 25.7 年というデータもある)、古代中国では今と似たようなものだったんでしょうか。実際、宮城谷の古代中国ものとか読んでても、登場人物たちの初婚年齢は案外高かったりしますしね。

してみると、「世の中」とか「世界」が判ってくるのにも三十年かかるのかな。成人式は 30 歳?

10:36 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

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2011.01.12

# 「東宝特撮映画DVDコレクション」を駆け足で~その3

第30号『エスパイ』

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いやもう、これがDVDになる日が来るなんて......
なにしろこの映画、知ってる人は知ってる有名な話ですが、思いっきり俗な表現で言うと、いわゆる「お宝映像」アリですからね。公開当時、私これ、幼なじみの女の子と二人で観にいったんですよ。そのお宝シーンでどんなに焦ったか想像してやってくださいw

それはさておき、これって当時はかなり気合いの入った大作だったはずなんですけどね、今見ると、冒頭でいきなり「必殺シリーズ」になっちゃうんですよ。平尾昌晃作曲のね、歌が流れちゃうw


第32号『宇宙大怪獣ドゴラ』

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はい、これはもう、

若林映子を見る

ための映画です。ドゴラの印象なさすぎ。


第33号『ゴジラVSメカゴジラ』(平成5年版)

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いちおう「平成5年版」と書きましたが、昭和のメカゴジラは『ゴジラメカゴジラ』と書きますし、2002年のは『ゴジラ×メカゴジラ』と書きます。表記だけでわかることになっている。

で、実は私、この作品から「デストロイア」まで、いわゆる平成シリーズの最後 3 本は、とうとう劇場公開当時に観にいくことがありませんでした。例のね、ベビーゴジラが出てきましたからね(知らない人のために解説しておくと、ミニラじゃありませんから)。昭和末期よりさらに悲惨な3本だと、今見てもだいたいそう思います、ハイ。


第34号『惑星大戦争』

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これが、2011年に入って最初の号です。実は、昨年末の第33号でこれの予告編を見てからずっと、年明けの発売をわくわくしながら待ちましたよ。だって、見たことなかったですからw

キャストがスゴイです。昨年亡くなった池部良に、大滝秀治というベテラン陣が二人。トレンディドラマ女優になっちゃう前の浅野ゆう子、自殺しちゃった沖雅也、"V3"宮内洋。そして、今や千葉県知事の森田健作ですからね。顔ぶれだけ見たら、「SF特撮」なんて思えるはずがないw

それにしても、こんなもんを『スターウォーズ』の公開直前に作っちゃおうという神経がスゴいよねぇ。『海底軍艦』を生み出せた会社が、どこをどうやってこんな風になっちゃったのかなぁ。日本映画の黒歴史にされちゃったのも無理はないという、その理由を知るために必見の一本でしょう。

04:27 午後 映画・テレビ | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# 「東宝特撮映画DVDコレクション」を駆け足で~その2

第20号『ゴジラ』(昭和59年版)

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公開当時の裏切られ気分があまりに大きくて、どうしても点が辛くなりがちてすが、当時「9年ぶりの復活」だったこともあって、それなりに頑張っていたのだなということは、改めて感じます。私の好きな夏木陽介も出てるしね。それなのに、せっかくの復活作をダメ映画にしちゃったのは、スーパーX と武田鉄矢です。初代に戻って "コワいゴジラ" を登場させたはずなのに、戦隊シリーズ以下にチープな兵器を出してしまうバカさ(しかもデザインが最低)。予告編にも登場する、今見ると恥ずかしくてしかたがない台詞だらけの武田鉄矢。これは役者が悪いんじゃなく、映画の世界観を大事にしないスタッフの責任。本編に熱演した方々が気の毒すぎました。

第25号『ゴジラVSビオランテ』
第28号『ゴジラVSキングギドラ』

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Issue_28_1

平成シリーズで大森一樹がメガホンを撮った2連作。この監督、ゴジラ映画のツボをよくわかってるんで、私はどっちもそこそこ好きなんですが、どうしても監督のやりたかったことと日本映画でできることのギャップが目立ってしまいます。vsビオランテの本編のアクションシーンとか、vsキングギドラのターミネーターっぽいアンドロイドとか、当時からすでにとってもイタかったわけでした。vsキングギドラのほうは、土屋嘉男がシリーズ全作の中でいちばんカッコイイ役どころだと思います。


第26号『キングコングの逆襲』

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断言します。これは、

天本英世と浜美枝

を見て楽しむための映画です。天才科学者というにはあまりに頭の悪いドクター・フー = 天本も、シリーズのどの作品より出番が多い。浜美枝は、ファッションも含めて、007 のときよりずっと美人です。


第29号『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』

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なかなか褒めどころの少ない作品ですが、なんかね、私としては子供の頃よく映画館で見たプログラムピクチャーの雰囲気にいちばん近くて、その点だけ愛着があったりします。

03:32 午後 映画・テレビ | | コメント (2) | トラックバック (0)

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# 「東宝特撮映画DVDコレクション」を駆け足で~その1

昨年7月に第 22 号の記事を書いてからすっかりご無沙汰だったので、その後もまだまだ続いているこのシリーズのことを、半年以上前まで遡ってざーっと書いておきたいと思います。

第12号『ガス人間第一号』

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いやもう、若い頃の八千草薫って、ほんっっとに浮世離れして美しかったんですねー、と再認識するための一本。
三橋達也とか左卜全とか、いつもの東宝とはぜんぜん違う顔ぶれも新鮮です。音楽の印象がなかったと思ったら、前編ウルトラQでした(宮内國郎)。


第15号『マタンゴ』

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昭和の子どもって、小さい頃からこんなもの見て育ったんだよね。よく大丈夫だったなw
水野久美が色っぽいって話はもう定番ですが、私が面白いなと思ったのは、小泉博の扱いね。小泉博って、東宝特撮に出てくるときは例外なく「いい人」で、その辺が同じくシリーズ定番役者の佐原健二とか(『モスラ対ゴジラ』で悪役)、平田昭彦と違うところ。当時のキャラクター事情だったんでしょうか。でも、この映画に限ってはふだんどおりの「いい人」ってわけにはいかなくて、でもやっばり最後までちょっと特別扱いなんですよね(どう特別かは書かない)。


第11号『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』
第15号『フランケンシュタイン対地底怪獣』

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Issue_17_1

その水野久美が、ニック・アダムス相手に家庭料理なんか作ったりしてますw
この2本は、もうとにかく素晴らしいですよ。着ぐるみじゃない分、ときどきスケール感がコケるところもあるけど、それを割り引いても秀逸な特撮がもりだくさん。本編もいい。『フランケンシュタイン対地底怪獣』なんて、冒頭の 5 分程度が太平洋戦争末期の描写だけど、『ローレライ』とかさ、この 5 分にさえ勝てないもんね。


第19号『妖星ゴラス』

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南極に登場する怪獣(劇中では名前なし、設定としては「マグマ」)が、どうひいき目に見てもしょぼすぎるけど、それを瑕瑾として全体ではやはり素晴らしい終末もの。昨年亡くなった池部良の、やはり代表作と言いたい。

03:05 午後 映画・テレビ | | コメント (4) | トラックバック (0)

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2011.01.10

# Akira Kosemura ~ Tiny Music

2011年、iTunes Store で買った最初の1枚はこれ(と言いつつリンク先は Amazon ですけど)。

ちょっと前に探したときは Amazon の MP3 ストアにしかなくて、 iTunes Store には載ってなかった気がするのですが、今朝見たら買えるようになってました。

きっかけは、しばらく前に見つけたこの曲。

アルバム Tiny Music には、この曲と対になっている "Light Dance - home" という曲も入っていて、こちらの音作りも素敵です。

ジャンルとしては、エレクトロニカ? 最近のその辺の分類はよく判んないのですが、アンビエントミュージック的でもあって、こういう電子系の音とアコースティックサウンドがミックスされたみたいな作りは、だいたい自分の好みのようです。

11:01 午前 音楽 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.01.08

# 小ネタ

元日から二日にかけては、飲んで食べてのんびり過ごしたのですが、その後、この季節の自分にはよくあることながら、喉からくる風邪にやられてしまい、通常の半分以下の出力で仕事始めを迎えることになりました。

今日になってようやく少し余裕ができたので、拙ブログのリンク元データなどを見ていたら、人口に膾炙した英語の諺が目につきました。で、私が気に入っているパロディを思い出したので紹介しておきます。

Out of sight, Never mind.

05:30 午後 あげ足とり・笑い | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2011.01.02

# 2011年お正月のお酒

今年の元日は、この2本をおいしくいただきました。

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天狗舞はだいたいどれを選んでもいいので定番。

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こちらは、加賀鳶ラインアップの中ではいちばん安いやつで、昨年飲んだ純米大吟醸「藍」(# 正月に飲んだ酒)にはだいぶ負けてしまいますが、今年は近所で「藍」が手に入りませんでした。もちろん、これも十分に美味しかったのですが、来年は年末のうちにどこかで「藍」を仕入れておこうと、今から考えています。

今年の正月は、残念ながら 3 日から仕事に戻らなければならない状況で、飲んでいられるのも今夜まで。

09:50 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

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2011.01.01

# あけましておめでとうございます

110101_greeting

みなさま、あけましておめでとうございます。

旧年はたくさんの人にお世話になりました。今年も公私にわたり、よろしくお願いいたします。

さっそくですが、昨年の 12 月 24 日付で法人を設立いたしましたことを、年頭のご挨拶とともにお知らせします。

株式会社 帽子屋翻訳事務所

今後とも、ご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。

元日恒例で、近所の氷川神社に初詣。お参りの後でひいたおみくじは、「末吉」でした。

いまは自我を捨てて他人に従う低姿勢をとる方が得、何事も相手に一歩ゆずる心のゆとりが欲しい。 「能ある鷹は爪をかくす」。しばらくの間は才能や功績を誇らずに、次の大きなチャンスをじっと待つこと。焦らずにここで力を蓄えておけば、かならず実力を発揮する場が訪れる。

なかなか含みのある文言でした。

03:22 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (4) | トラックバック (0)

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