# iPad - 水木しげるの妖怪原画集、第3巻「中国2・近畿1」
1巻、2巻と続いた後、ちょっと間が空いたので心配していましたが、無事に第3巻も出ました。
リンク: iTunes App Store で見つかる iPad 対応 水木しげる妖怪原画集 妖鬼化(ムジャラ)【参】中国2・近畿1
09:32 午後 iPad | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
1巻、2巻と続いた後、ちょっと間が空いたので心配していましたが、無事に第3巻も出ました。
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ネタ元: 【2ch】ニュー速クオリティ:ヤン・ウェンリーは過大評価されすぎ、結局こいつのせいでどれだけ流血が増えたことやら
ここに貼ってあった画像、すでに有名だったそうですが、不覚にも知りませんでした。大受け。
(拡大してご覧ください)
「銀河の歴史がまた1ページ」w
03:29 午後 アニメ・コミック・サブカル | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
最近ずっと Studio 2009 のことばかり書いていたので、久しぶりに SDL Trados 2007 の基本的な、かつ最も頻繁に使うと思われる設定について、まとめておきました。
12:54 午後 TRADOS | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
昨日は、side Trados に Google 機械翻訳のことを書きましたが、ふと思いついて、SDL Trados Studio 2009 からではなく、ふつうに Google 翻訳サイトを使ってみました。
結論から言うと、まったく同じ翻訳結果を得られるのですが、それよれ気になったのは、発音(読み上げ)の機能があること。残念ながら日本語の読み上げは未実装で、読み方だけが表示されるのですが、英語も含めた他の言語はどの程度ちゃんと読んでくれるのか、聴いてみました。試してみたのは、翻訳サンプルの中でもいちばんシンプルだった次の文。
For more information about the advanced choices, see "Advanced Installation".
英語→フランス語、英語→スペイン語、英語→ドイツ語、英語→中国語(簡体)
などの組み合わせで試してみました。
英語はさすがに流暢ですが、他の言語はいかにも機械音声で、しかもブツブツ切れて聞こえるので、とても実用的とは言えませんでした。ドイツ語は、なぜか実装されていません。
英語は強いんだよなぁ、やっぱ。
というわけで、以下はおまけ。
リンク: 三単現の“s”20年めどに廃止 米・教育局
12:01 午前 パソコン・インターネット | このエントリ | コメント (7) | トラックバック (0)
前回の記事では Google 翻訳をネタにしてしまいましたが、実際には Google 翻訳の実力が驚くべき水準に達しているということが、SDL Trados Studio 2009 の機械翻訳機能を試してみて実感できました。
禿頭帽子屋の独語妄言 side TRADOS: Studio 2009 - 自動翻訳の実力
ほんの数年前までの機械翻訳の水準から考えれば驚異的と言えるレベルであり、IT 翻訳者にとって、そして IT 翻訳業界にとっても、まちがいなく脅威となる存在になったと断言できます。
マニュアルやヘルプの翻訳だけを漫然とこなしていたら、下手をするとあっという間に仕事がなくなる、もはやそういう危機的な状況と言っていいと思います。
03:03 午前 パソコン・インターネット 翻訳・英語・ことば TRADOS | このエントリ | コメント (2) | トラックバック (0)
技術的に志向している方向はおもしろいのに、まだまだ現状が伴っていないGoogleさんの翻訳。その例をまたひとつ。
これ、Crowdsourcing を検索した結果から表示された英語版 Wikipedia の自動翻訳ページで、左カラムに表示される他言語ページへのリンクなんですけど、「簡体中文日本」とか「検索高度」とか、わけわかりません。特に、
ディスカウントホテルの概要
ってのがまったく意味不明です。原語に戻してみると、
この並びを見ると(翻訳ページのマウスオーバーで原語を表示しても判りますが)、
Español → 簡体中文日本
Nederlands → ディスカウントホテルの概要
なんですが、どっかに、Nederlands っていうディスカウントホテルがあるのかしら。いや、そもそもそディスカウントホテルって何?
11:34 午後 パソコン・インターネット 翻訳・英語・ことば | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
世間様は、MacBook Air で盛り上がっているわけですが。
純正のケースを、なんとか Dock と共存できるようにしたり、いろいろと試してきましたが、いかんせん、どうにも不格好です。しばらく前からケースを物色していたのですが、ようやくこれに落ち着きました。
純正ケースも、ジャケットを折り返すと横置きできる構造になっていますが ---
実はこれ、あんまり安定性がよくありません。この写真でもわかるとおり、高さに比べて底面積がちょっと足らないので、ちょっと触るとコテンと倒れちゃいます。今回買ったヤツは、グッドデザイン賞をとっただけあって、デザインもいいのですが、
このように、ベルクロを利用して無段階で横置きができるうえ、底面部分は常に最大面積なので安定感がバツグンです。
ただし、Amazon の商品説明にも「Dockコネクタ、イヤホンジャッ ク、各種スイッチにアクセス可能」と書いてありますが、Dock コネクタに充電アダプタなどを挿せるだけで、純正 Dock に立てることはやはりできません。
色は、黒と白とオレンジがありますが、なんとなくこの手の明るい色が好きなので、オレンジにしました。付け替えたところを見た末っ子の第一声。「あ、ハロウィーン仕様になってる」
■
ところで、私が今回これを買ったのは、アキバヨドバシでした。
ちょっと前に有楽町ビックカメラでも探し、昨日は久しぶりにアキバをあちこち歩いたのですが、どこでも iPad ケースはパッケージに入った状態でしか陳列しておらず、ヨドバシだけ、全商品のサンプルを展示してあって実物を触って確かめることができたからです。
モノの売り方って、大事ですね。
11:35 午後 iPad | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
Twitter で、翻訳クラスタのみなさんが、はじけてしまいました。
リンク: (2) Twitter / Search - #trans_senryu
みんな、ふだんからよほど(......以下自粛)
11:14 午後 翻訳・英語・ことば | このエントリ | コメント (2) | トラックバック (0)
ノンフィクション系で、(今のところ)今年いちばんの収穫でした。
私らの世代って、手塚ファン層の中ではたぶん遅参組、若輩者ということになるんですよね。中心は、やはり夏目房之介あたり。
なにしろ、手塚の活動期間が43年間(1946~1989年)で、私が手塚漫画に接したのは早くても1960年代中頃、自覚的に読み始めたのは1970年過ぎてからだから、後半20年分にも欠けています(長男・手塚眞と同い年)。
小学生の頃は、手塚より石森のほうがおもしろいと思ってた時期もあったしw
本書に書かれているのも、私が知らない時代の話が大半。感覚的にわかるのは、劇画調全盛だった頃の少年マガジンに「三つ目がとおる」の連載を始めた頃の話(第5回 神様の夢を叶えた男)とか、「マンガ少年」創刊のいきさつ(第13回 神様の伝説に挑んだ男)とか、ごくごく一部のみ。
もちろん、だからこそ本書はおもしろかったということになるわけです。
そうそう、「三つ目がとおる」連載開始の話(宮原照夫氏)には、講談社版・手塚治虫全集の刊行に至るエピソードも載ってて、この辺になると自分もよく覚えています。刊行の予告が出たときには、もう夢を見ているような気分でしたが、その興奮はむしろ遅参者ならではの特権だったわけです。だって、遅れてきたがゆえに、読んでいない(読む機会のなかった)作品が山のようにある。それを、これからは毎月 4 冊ずつも読める! って。
高校生だった当時、毎月の小遣いはほとんど全部、この全集に使い切りました。入学当初には部活にも入りましたが、夏前には、その日に出る新刊を一刻も早く読みたくて部活を辞めちゃいました。発売が予定日から1~2日遅れたときもあったらしいのですが、そんなことを知らずに市内ぜんぶの書店を走り回って手に入らなかった日の悔しさとか......
11:06 午後 書籍・雑誌 | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
以前、日本語ページのはずなのに、日本語じゃない変な文字で表示されるサイトの話を書きました(# お粗末なローカライズ - IBM の事例)。
こちらの IBM サイトはその後修正されましたが、今日また同じようなサイトを発見しました。
しかも、前回の IBM と同じくらい大手と言える、Symantec さんのサイトです。日本語も中国語もいっしょくたにしちゃうって、なんか流行りがあるんでしょうか?
リンク: Security Response | Symantec Connect
※ただし、私の環境では Firefox だけです。Chrome でも I.E.8 でも普通の日本語で表示されました。
ソースを見るとこうなっています。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="zh-hans" lang="zh-hans" dir="ltr">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<head> の中では UTF-8 が指定されていますが、その前の HTML宣言に ZH-HANS、つまり中国語(簡体字)が指定されています。ということは、Chrome と I.E.8 では <head> 以下の言語コード指定がイキるけど、Firefox だけは HTML 宣言のほうを優先するということでしょうか。
ちなみに、Symantec さんのこのサイトは、右カラム下方にある「Filter by:」で言語を選べるようになっていて、現在は English、Japanese、Simplified Chinese、Traditional Chinese の 4 つに対応しています。
試しにここで English を選択してソースを見てみると、HTML 宣言部は
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja" dir="ltr">
となるので、どうやら使用環境のデフォルトのロケールを読んでページを生成しているようです。ところが、それ以外は Japanese、Simplified Chinese、Traditional Chinese のどれを選択しても
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="zh-hans" lang="zh-hans" dir="ltr">
となる、つまり English 以外を選択したユーザーのロケールはみーんな中国 みたいなことになっちゃっていると想像されるのです。
■
しかも、このページ自動生成は気まぐれなようで、何回か表示言語を変えていると、まともな日本語が表示されることもありました。
ソースの HTML 宣言はもちろん xml:lang="ja" lang="ja" になっています。
いったい、どんなシステムになっているんでしょうか。
03:51 午後 パソコン・インターネット | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
ご本人の人柄といい、ブログの文体といい、最近私が敬愛してやまない同業者の一人、sagtran さん。昨日 10/16 のエントリーにかなり感動しちゃったので、ご紹介します。
フリーランスの語源は、傭兵団にも入らずひとりで戦う兵士。
こんな素晴らしい話を、迂闊なことに今まで知りませんでした(自分であまり "フリーランス" と名乗っていないせいかも)。
"free lance" ですよ。実にカッコイイ響きです。
ちょっと違いました m(__)m
こんなイメージですね。
ちなみに、英語版 Wikipedia では、Freelance の語源がこう説明されています。
The term was first used by Sir Walter Scott (1771–1832) in Ivanhoe to describe a "medieval mercenary warrior" or "free-lance" (indicating that the lance is not sworn to any lord's services, not that the lance is available free of charge). It changed to a figurative noun around the 1860s and was recognized as a verb in 1903 by authorities in etymology such as the Oxford English Dictionary. Only in modern times has the term morphed from a noun (a freelance) into an adjective (a freelance journalist), a verb (a journalist who freelances) and an adverb (she worked freelance), as well as into the noun "freelancer."(太字は引用者)
ただ働きする意味の "free" じゃないんだからね、と。
10:51 午前 翻訳・英語・ことば | このエントリ | コメント (4) | トラックバック (0)
SDL Trados 2007 と Studio 2009 で「自動翻訳」を使ってみたので、怒濤の三連星、もとい 3 連発投稿です。
11:34 午後 TRADOS | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
数日前のエントリで、「PC上のファイルを共有」できるいいアプリが少ない、というようなことを書きました。iExplorer HD というアプリがこれに該当し、現在のバグも修正されそうな気配です。
言うまでもなく、このとき想定していたのは、ネットワーク上のふつうのファイル共有と同じで、「iPad から、ネットワーク上のPCにあるファイルを(転送せずに)開く」ということでした。 PCのデスクトップをリモート操作する、ということは想定していませんでした。なぜかというと、iPad を買ってすぐに試して LogMe In の動作が実用に耐えるものではなかったため、リモート操作はなかば諦めていたためでした。
その後、もう少し良さそうなリモート操作環境がいくつか発表されましたものの、どれもけっこういい値段で、試してみる気にもなれなかったのですが、ついにこんなのが登場しました。
リンク: iTunes App Store で見つかる iPad 対応 Splashtop Remote Desktop
115円というお手頃値段で、PC用クライアントのダウンロードはもちろん無料。試してみましたが、十分実用に耐える反応速度です。
外出先の Wi-Fi 環境ではまだ試していませんが、もし外出先でも実用可能であれば、これはもうかなり便利なことになります。
02:56 午前 iPad | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
同人誌としてすでに発表、発売されている短編集、
リンク: 慈空堂へおいで(1) - 慈空堂 | アリスブックス
の第1話です。
描線の使い方や墨の濃淡に不思議なやさしさを感じる、私としては非常に好みの絵柄です。コマやネームも、今回の連載作品のなかでは群を抜いていたと思います。
iPad 版の「ガロ」に第2話以降も載るそうですが、予定としては季刊ペースらしいので、待てずに同人誌を買ってしまいそう。
【以下、ややネタバレ含みます】
扉の次に、いきなり陶淵明の漢詩が現れます。作品の内容にも関係する漢詩ですが、このセンスがなかなかナイスです。
主人公のしゃべり方が面白かったので、作者のブログ(慈空堂◆GARAKUTAブログ)でそうコメントしたら、ちゃんと理由があるとのお返事をいただきました。
01:13 午後 アニメ・コミック・サブカル | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
惜しくも休刊してしまった漫画雑誌「ガロ」が、iPad 向け電子書籍として復活しました……
リンク: iTunes App Store で見つかる iPad 対応 ガロ Ver2.01
……と期待して購入したら、往年のガロを知っている人の10人中13人くらいは「裏切られた~!」とiPadを壁に投げつけることでしょう。
※本筋と関係ありませんけど、電子書籍の最大の欠点は「つまらない本を読んだとき、壁に投げつけられないこと」ですねw ※
App Store のレビューでも評価はかなり悪いですし、私もダウンロードして最初のページを開いたときはかなり絶句しました。なにしろ、最初の見開きがこうで、どう見ても今風の同人誌レベルです(実際、いくつかは同人誌で既刊のものもある模様)。
でも、ひととおり読んでみると、そこはやはり青林堂、絵柄から受けるイメージより中身はしっかりしていました。ネームなどにちょっと未完成なところもありますが、一般の商業誌に惰性で連載し続けているような作品に比べれば、今後どう化けるかという期待も含めて、よほど好感が持てました。
そのなかでいちばん気に入った作品については、次のエントリで取り上げます。
12:00 午後 アニメ・コミック・サブカルiPad | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
リンク: レコードチャイナ:中国初のTVドラマランキング、ジェイ・チョウプロデュースの「熊猫人」は最下位に
熊猫人っすか?
そんな面白そうなのやってるんだ。吹き替え版ないのかなー、見たいぞー。
とりあえずオープニングだけ。
04:37 午後 あげ足とり・笑い | このエントリ | コメント (2) | トラックバック (0)
昨日のエントリで書いた Air Video の写真版に当たるアプリがなかなか見つかりません。
「iPad で写真を共有」みたいなキーワードで探すと、出てくるのはたいてい、Dropbox とか SugarSync のようなクラウド系サービスと、GoodReader などのリーダー系アプリばかり。いずれも、ファイルをアップロードしたり iPad に転送したりする形態です。
私がほしいのは、Air Video のように、家庭 LAN 内の PC 上に保存されたファイル(主に画像ファイル)を、そのまんま表示するソフト。とりあえず見つけたのはこれ。
リンク: iTunes App Store で見つかる iPad 対応 iExplorer HD
この目的にちょうど適したソフトなのですが、画像ファイルの閲覧に不具合があるみたいです...しょぼん。
動画には Air Video があるんだから、その画像版とかあってよさそうなんですけど、どなか、何かいいアプリご存じありませんか?
03:01 午後 iPad | このエントリ | コメント (1) | トラックバック (0)
リンク: iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 Air Video - Watch your videos anywhere!
Remote は、その名のとおり iPad や iPhone がリモコンになって、母艦 PC の iTunes を操作できるアプリ。一応 iPad 対応のユニバーサルアプリなのですが、これはやはり iPad じゃなく iPhone で、まさしくリモコンのように使うのが本筋でしょうね。
逆に、Air は絶対 iPad のほうが楽しいというか、むしろ
Air の登場で iPad の存在意義がさらに大きくなる
と言えます。
なにしろ、3G または Wi-Fi 経由で、母艦 PC にあるムービーを iPad 上で再生できるという素晴らしいアプリ。ファイル形式は、FLV でも MP4 でも OK なので、YouTube からダウンロードしたムービーはたいてい再生可能。しかも、市販 DVD の形式(VOB)もそのまま再生できるので、DVD からリッピングしたファイルを置いておけば、iPad のきれいな画面でそのまま映画を見ることができます。
iPad で再生できる形式に変換する必要もないし、iPad の残り容量も気にせずに
こんな風にエウレカの主題歌集 DVD を、PC から離れた布団の中でも鑑賞できるわけなんでした。
(画面は、私がいちばん好きな第 4 期 OP より)
08:04 午後 iPad | このエントリ | コメント (2) | トラックバック (0)
これは良アプリです。実用的でありながら、インターフェースも実に美しい世界時計。
リンク: iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 Qlock
リアルタイムで、世界地図に昼と夜が描かれ、タッチした都市の時刻が表示されます。実に iPad 的という気がします。
06:01 午後 iPad | このエントリ | コメント (2) | トラックバック (0)
前回のエントリで、こう書きました。
MS-IME には、かな入力中に Shift キーを押すと一時的に英字入力になるという機能がありました。もう一度 Shift キーを押すとかな入力に戻ります。
元ネタになった Buckeye さんちでこの機能のことをコメントしたときには、
戻りに確定とか変換がいるのなら、どれかのキー一つで明示的に切り替えても同じような気がします。
というレスをいただき、自分でも何が良かったのか実は思い出していなかったのですが、今回 MS-IME を使ってみて、その違いを思い出しましたので、ちょこっと補足しておきます。
標準の「半角/全角」キー(英字直接入力)とか ATOK の「英語入力」キー(CapsLockキー)の場合は、同じキーをもう一度押すか、かな入力モードに指定したキーを押さないと、かな入力に戻りません。
一方、MS-IME の「Shiftキーで一時的に英字入力」モードの場合は、もう一度 Shift を押せぱかな入力に戻るので、それだけでは上の ATOK の場合と変わらないのですが、Enterキー などで確定しただけでもかな入力に戻ります。
たとえば、「こんばんは、baldhatter です。」という日英混在のセンテンスを一連の流れで入力するのなら、両者の差はありません。
ATOK の場合:
こんばんは <英語入力キー> baldhatter <英語入力キー> です。
MS-IME の場合:
こんばんは <Shift キー> baldhatter <Shift キー> です。
違いが出てくるのは、英字を入力した直後に(確定だけして)いったんブレークが入るような場合です。
ATOK の場合:
本日の <英語入力キー> ToDo <Enter>
MS-IME の場合:
本日の <Shift キー> ToDo <Enter>
こういう流れになると、<Enter> した後で MS-IME ならかな入力に戻っていますが、ATOK だと英字入力のままになります。したがって、ブレークの後に入力を再開するとき、MS-IME ではすぐかな入力を続けられますが、ATOK では英字入力が続いてしまうわけです。
些細な違いのようなのですが、私は今でも実は苦労しています。
11:22 午後 パソコン・インターネット | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
翻訳ツール関連ということで side TRADOS に書いてもよかったのですが、どちらかというとただの雑感風なので、こちらに書くことにしました。例によって、Buckeye さんのブログのエントリが話の発端です。
リンク: ATOK 2010+共同通信社記者ハンドブック: Buckeye the Translator
リンク: 翻訳者と日本語入力IME: Buckeye the Translator
もちろん、話の前提はかな入力です。あしからず。
MS-IME には、かな入力中に Shift キーを押すと一時的に英字入力になるという機能がありました。もう一度 Shift キーを押すとかな入力に戻ります。
このときの Shift 機能は「同時押し」ではないので、「Shift + わ = を」のような修飾キーとしての動作とぶつかる心配はありません。
私がこの機能を気に入っていたのは、Shift キーが左右どちらにもあって使いやすかったから、だと思います。日本語入力を語るとき誰でも推薦する ATOK ですが、残念ながら MS-IME のこの機能だけは未だに実装されていません。
ちなみに、Shift キーは修飾キーなので、キー入れ替えソフトを使っても単独の Shift キーに特定の機能を割り当てることはできないようです(私が試した範囲だけですけど)。
■
さて、ATOK には英字を入力するモードが 2 種類あります(細かく言うと、もっとあることになるのかも)。
英字直接入力モード:
「半角/全角」キーを押して、日本語 IME をオフにした状態です。ATOK 環境では、
こんな風にツールバーがグレイアウトされる状態です。入力した文字はそのまま確定されます(だから、"直接"入力)。
英語入力モード:
名前では機能がよく判りませんが、日本語 IME をオフにせずに英字を入力する状態です。ATOK ツールバーには、
こんな風に「英」の文字が表示されます。このモードでは、入力した文字がそのまま確定されるのではなく、かな変換前のひらがなと同じような保留状態になります。そして、これが最近の ATOK の売りのひとつでもあるのですが、
このように英単語の候補がサジェストされます。この候補を使うにしても使わない(最後まで入力する)にしても、最後に確定キー(Enter など)を押した時点で確定されます。
英文だけを入力する場合ならもちろん直接入力がいいに決まっていますが、和文中で一時的に英文字を入力するとき、私は直接入力ではなく、確定キーの必要なこの「英語入力」を使っています。その最大の理由は、
直接入力のとき、うっかり Enter を押すと「改行」してしまう、あるいは「送信」などの機能をトリガーしてしまう
からだったりします。昔のかな変換ならいざ知らず、今ではもういちいち Enter キーで確定する必要なんてあまりないのかもしれませんが、未だに Enter を押す動作は染みついているので、直接入力でうっかり Enter を押してしまうと、たとえば入力途中の Tweet を送信してしまったりします。
■
キー入れ替えソフトを使って「半角/全角」キーと CapsLock を入れ替えるという話もよく聞きますが、この場合、CapsLock を押すと上で説明した「英字直接入力モード」になるわけです。私はそれでは困るので、ATOK のキーアサイン機能を使って、CapsLock には「英語入力モード」を割り当てています。
■
ATOK で私が便利だなと思う機能のこととか、MS-IME との比較とか、その辺のことはまた改めて書いてみようと思います。
01:02 午前 パソコン・インターネット | このエントリ | コメント (4) | トラックバック (0)
8 月と 9 月のエントリで書いていたとおり、デアゴスティーニ商法にまんまと乗せられて『ゴジラ』上映会に行ってきました。
会場は、浜離宮朝日ホール。って要するに、築地にある朝日新聞本社に付属している施設ですね。
会場時刻より 30 分くらい早く着いたら係員が整理券を配ってて、私が受け取った番号は 73 番でした。
整理券方式なら、事前にそう案内しといてね。
集まっている層は、やはり私の世代以上が半分より多かったと思いますが、若い方もいましたし、中には子どもの姿もちらほらと。頼もしいぞ。
入場券に押してもらった、記念のスタンプ。
往年の「東宝チャンピオンまつり」っぽい、懐かし路線ねらいのスタンプですが、「1965」という数字が入っています。チャンピオンまつりは 1969 年からだから、これは何でしょうね。シリーズが明確に子ども向けになってきた『怪獣大戦争』(1965 年)の公開当時にでも使っていたスタンプでしょうか。聞いてみればよかった。
会場は小ホールだったので、スクリーンはそれほど大きくありません。これはかなり残念。
椅子の配置のしかたも含めて、もう少し会場のことは考えてもらいたかったな。
本編と、おまけ作品上映の後に、川北絋一監督と宝田明氏のトークショー。まあそれなり。宝田明はさすがにベテラン俳優だけあってトークは巧みでしたが、川北監督は、やはり職人さんだろうな、人前で話すことがそれほど得意でも好きでもなさそうでした。
09:51 午後 映画・テレビ | このエントリ | コメント (2) | トラックバック (0)
side TRADOS に、「タグを一括削除するマクロ」の話を書きました。
1. 原文をすべて訳文フィールドにコピーする
2. タグをすべて削除する
という翻訳手順を想定したものですが、私がこの手順をとるのは、不要/無意味なタグが多いだけでなく、
原文からコピーする語句が多い
場合です。それがどういうときかと言うと、
- UI を英ママで残す案件
- プログラミング系のように、コードなどの引用が多い案件
です。原文からコピーする内容が多いときにこの手順をとると、原文フィールドと訳文フィールドの間で
カーソル移動の手間が少なくなる
わけで、こういう積み重ねが、多少は入力速度アップにつながっていると思います。
11:29 午前 TRADOS | このエントリ | コメント (0) | トラックバック (0)
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