# 電子ドキュメントに「索引」は必要か
side Trados の 4/14 付と 5/4 付のエントリで、冗談みたいにたくさん索引マーカーが並んでいるショットをご紹介しまた。
こんなのです。
念のために解説しておくと、索引マーカーというのは、FrameMaker ドキュメントなどのファイルで、索引のジャンプ先つまり本文の該当箇所を示す印です。これに対応する索引エントリを翻訳しておけば、索引が一括生成され、そこからマーカーの位置にリンクする索引が出来上がります。
さて、「目次」と「索引」って、紙のドキュメントには当たり前のように存在するものですが、電子ドキュメントでその存在意義ってどうなんでしょうね。
目次のほうは、ドキュメントの内容や構成を把握するために、あるいは必要な情報(のありそうなところ)にたどり着くために、まだ意味がありそうに思います。でも、索引というのは、キーワードを決めてその出現箇所を見つけるという機能ですから、検索機能があれば足りますよね。
FrameMaker などの DTP ソフトは、もともと紙ドキュメントの出力を前提にしたアプリケーションなので、索引という遺産をなんとなく引きずってるだけだと思います。
何が言いたいかというと、翻訳しているとき、文中にどんどん割り込む、ヒドいときには単語さえ分断してしまう
索引マーカーが邪魔
なんだよー。
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