# 顧客対応窓口の印象 - IBM サイトのその後など
1 か月近く前に「ローカライズ状態がお粗末だ」という話を書いた IBM のサイト(# お粗末なローカライズ - IBM の事例)、その後不定期に確認していましたが、今朝見たら、正常になっていました。ソースを見ると、
lang="ja-JP" xml:lang="ja-JP"
という指定が追加されています。
ところが、「日本語(を含むマルチバイト文字)を入力すると送信できない」という問い合わせフォームの状況はまだ改善されていないようです。
このような内容で送信しようとしたら、以前と同じエラーになりました。
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企業サイトって、トップのナビゲーション性をはじめとして、いろんなところで印象の良し悪しが分かれるものですが、ユーザーに向けた窓口、つまり FAQ とか問い合わせフォームの出来も大きいですよね。
たとえば、今朝も Twitter で、「アクティベーションにトラブっているが、SDL ジャパンのサイトでサポート用フォームを送信できない」というつぶやきを見かけました。私はそのフォームまでは確認していませんが、サイトを見ると直接メールを送信できるようなアドレスがどこにもありません(私は以前、直接のメールでインストール時のトラブルを解決できたのですが)。
- 送信フォームが正常に機能しない
- メールアドレスが掲載されていない
このどちらか一方だけでもマイナスですが、ダブルというのは企業イメージにとって致命的でしょう。
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あるいはこんな例。
iPad 対応を謳っていながら、リーダーアプリは
いつまで経っても iPhone 版だけで、一向に
ユニバーサル対応する気配がない
eBookJapan も、「よくあるご質問と回答(FAQ)」のページで、「キーワード検索」に "iPad" と入力したら、
サポートセンターまでご連絡下さい。
と返されました。感じ悪いっす。
08:09 午前 パソコン・インターネット | URL
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コメント
最近では、そういうところの印象が悪くても無視されるのでしょうか。
「そんなのは日本だけの過剰サービス品質だから」切り捨て?
S社みたいな事実上の独占企業は、末端の評判なんてどうでもいいのかも。
...と哀しくなってしまいます。
投稿: すみっこ兼業翻訳者 | 2010/08/25 6:56:14
> 「そんなのは日本だけの過剰サービス品質だから」切り捨て?
とまで言い切っているのかどうか判りませんが、それに近い雰囲気は年々強くなってますね。「お客様は神様です」とか言ってるのは日本だけだろうし。
投稿: baldhatter | 2010/08/27 0:23:49