# 沖縄旅行 ~その4
3 日目も朝起きると曇っていましたが、日中の気温は 25 度くらいまで上がるとか。少しだけでも晴れてくれないかなあ。
と思いつつ、念のために本日の予定は「雨でも大丈夫コース」にしてありました。「森のガラス館」と「パイナップルパーク」。
琉球ガラス、というのが有名ですが、これはコーラとかビールの空き瓶(当然ですが、米軍基地から大量に廃棄されます)を溶かして再利用したのが始まりだそうで、リサイクルゆえに他のガラス工芸にはない独特な風合いがあります。
「森のガラス館」ではガラス作りを体験できるというので、なんでもやりたがりの末っ子が挑戦。
外国人も含めて、体験参加者はけっこうたくさんいました。オリジナルのガラスコップを作ります。といっても、体験者が実際にやるのは、最初に巨大なストローで息を吹き込むところと、おおよそ形のできたコップの縁を整える工程だけなのですが、こういう作業場に立ち入るだけでも、それなりにワクワクします。きっと、この火が人を魅了するのでしょう。
別の体験コースとして、これは別のところでもやったことがありましたが、「トンボ玉作り」というのもあります。よくあるガラスアクセサリーのパーツみたいなもの。
こちらは、先ほどのダイナミックな作業場から一転、こじんまりとした卓上バーナーを使ってガラスの種を球状、あるいは円筒状に仕上げていきます。ウチの子らは、さらに上級コースとして、下地のガラスに模様を描き込むというような作業までやっていました。
その間、私は何をしていたかというと、さきほどの工房のちょっと横で、こんな檻を見つけていました。
接近してみると ---
イグアナ
でした。観光案内にはもちろん載っていませんし、檻に名札がかかっているわけでもありません。従業員さんのペットか何かでしょうか。イグアナ・ファンのみなさんが沖縄に行くことがあったら、ぜひ覚えておきましょう。
「森のガラス館」にはイグアナがいる。■
ここまではほとんど曇天続きでしたが、この日の昼過ぎから、急に夏空が広がってきました。ランチをすませ、大急ぎで本日宿泊予定のホテル、「リゾネックス名護」に向かいます。この天気なら、ビーチに出られそうだったからです。
15:00 チェックインのところを、14:00 に入れてもらいました。ホテルのみなさん、ありがとうございます。
ゾートホテルとしてそれほど大きいところではありませんが、全室オーシャンビューの 11 階からの眺めはまずまず。ようやく、それらしい海の色を見ることができました。
バルコニーから眺め下ろしたプライベートビーチ。水温はまだあまり高くないものの、「春休みに海に入る~」という念願もようやくかないました。
美しい夕焼けにはなりませんでしたが、日没の海。
夕方にはまた雲が広がりましたが、夜になったらまたかなり晴れ上がり、夜のビーチに出てみたら、私の視力でも 3 等星くらいまで見える星空が広がっていました。当たり前ですが、星座の高さが関東とはだいぶ違っていて、あらためて緯度の低い土地に来てるんだなぁ、と実感。■
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