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2010.03.02

# Translating "the Book"

リンク: 聖書:新たに翻訳始める 16年出版予定 - 毎日jp(毎日新聞)

日本聖書協会(東京都中央区)は2日、新たに聖書の翻訳を始めると発表した。2016年に「標準訳聖書」(仮称)として出版する予定だ。
同協会は1887年に「文語訳聖書」、1955年に「口語訳聖書」を発行。87年にはカトリック、プロテスタントの両教派が協力して「聖書 新共同訳」を出した。だが、平明さを追求した結果、「日本語の美しさやリズム感に欠ける」との指摘もあったという。
今回も両教派の共同訳。聖書学の進展を踏まえ、原典に忠実な翻訳を目指しつつ、日本語としての表現にも配慮する。

「翻訳」界の出来事として注目しましょう。たしかに、「共同訳」は美しくなかった記憶があります。

ちなみに、ウチは品川区にある聖公会系の教会で結婚式を挙げたのですが、司祭に続いて唱える聖書の一節を、事前に頼んでわざわざ文語にしてもらいました。当時の司祭様も、最初はちょっと驚いたご様子でしたが、「そうですね、文語のほうが味わいがありますからね」みたいなことをおっしゃっていました。

今度の口語は、はたしてどうなるのかな。

08:40 午後 文化・芸術 翻訳・英語・ことば |

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コメント

私も子供の頃、聖書や祈祷書から文語を学んだ覚えがあります。
師事した翻訳家の広瀬順弘先生も、聖書の訳は文語を指定されていましたっけ。
新訳の訳者は誰になるのでしょうね。
やはり神学者が中心になるのか。高橋さん、参加されません?

投稿: あやや | 2010/03/03 13:46:14

そっかぁ、あややさんはちゃんと翻訳のお師匠さんがいらっしゃるんですねぇ。さすがです。

投稿: baldhatter | 2010/03/03 20:04:47

いや、先生のほうではもうそんな弟子がいたことなんて、忘れてます、ハハ(^^;)

投稿: あやや | 2010/03/04 13:59:26

> そんな弟子がいたことなんて、忘れてます

一時的にもせよ、先生がいたということが大切ですよね。独りよがりにならずに済みますから、それは大きいと思います。

投稿: baldhatter | 2010/03/05 8:21:57

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