# 曖昧すぎる Google 検索
Google のあいまい検索機能、普段はおおむね便利なことのほうが多いのですが、仕事上でちょっと厳密に調べものをしたいときには、「あいまい過ぎる」こともあったりします。
特に、カタカナ語を入力すると勝手に英単語でも検索されるのは、けっこう困りものです。翻訳しているとき、「こんな訳語は使われているのか?」ということを検索したいときがあるからです。
その場合は、キーワード強制の演算子である「+」をカタカナ語の前に付ければいいことになっています。
たとえば、「MySQL アンセーフ」というキーワードで検索してみると ...
このように、unsafe という英単語を含むページばかりヒットして、「アンセーフ」の用例にたどり着けません。「+アンセーフ」としてみると ...
このように、目的の情報が見つかります。
ところで、この「+」記号については、Google のヘルプで次のように説明されています。
この書き方を見ると以前からあったあいまい検索機能の一部のようなのですが、私はどうも、このお節介機能が最近目立つようになった気がしています。今まで偶々こういう例に遭遇しなかった、とは考えにくいのですが、「アンセーフ = unsafe」という解釈能力は、ヘルプに書いてある「グーグル = Google」と同じ範疇なのでしょうか。それとも、翻訳機能が強化されてからの特徴なのでしょうか。
03:03 午後 パソコン・インターネット | URL
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コメント
先生!中国語と日本語ではプラスを付けても解決しません!
言語を絞り込んでも混ざってきますorz
悪いのは検索側ではなくて該当ページのHTML記述なので、もうorz
投稿: すみっこ兼業翻訳者 | 2010/03/25 6:48:06
> 言語を絞り込んでも混ざってきます
そーなんですよね。今回はカタカナ語の例だったのですが、熟語で探そうとすると中国語のページばかりということがあります(ときには、発注元クライアントのWebページの中国語版が先にできてたりします)。
投稿: baldhatter | 2010/03/26 11:55:10