# 改行の検索 --- Word の不思議その2
さて、前エントリでは[検索]ウィンドウで使える[特殊文字]のショットを紹介しましたが、ワイルドカードを指定するとこの特殊文字の種類が変わってしまうという、やっぱり不思議な Microsoft 仕様があるのでした。
↑
まずこれが、前回もあげた[特殊文字]のラインアップです(あいまい検索をオフにしないと表示されません)。ところが[ワイルドカードを使用する]オプションをオンにすると、特殊文字はこんな風になります。
↓
なんと、[段落記号]がなくなっています。つまり、秀丸エディタであれば、たとえば
[\.。]\n
のように指定すれば「改行の直前が句点かピリオド」という正規表現検索ができるのですが、Word ではこれと同じ検索ができない、という話になります。いったい、なんでこんな仕様になっているのか......。Office 2007 ではここんところ、改善されてるんでしょうか。
実は、これには裏技的な回避策があります。ワイルドカード指定なしの[特殊文字]で「段落記号」は
^p
と表しますが、ワイルドカード指定をオンにした場合は、これを
^13
とします。つまり、上の例と同じ検索であれば、[\.。]^13 と書けばいいことになります。
10:16 午後 パソコン・インターネット | URL
この記事へのコメントは終了しました。
コメント