# ググるなとまでは言わないけれど
翻訳者さんの一人が、tweet で教えてくれたページ。
リンク: プログラマで、生きている: ググるな危険
ググるな、とまでは言いませんけど、最近の Google 検索には気をつけなきゃいけないなぁ、と私もよく思っていたところです。
ひとつは、Wikipedia の記述を孫引きするサイトが増えてきたこと(Weblio とか goo などがそうです)。かなり流通していて万の単位でヒットする用語ならともかく、固定訳や熟した訳例が少ないような用語は特に注意が必要なようです。
もうひとつは、機械翻訳の結果を自動出力しているらしきサイト。変な訳文が目につくのですぐ回避はできますが、ヒットカウントに含まれてしまうのは考えものでしょう。「翻訳結果を除外する」って検索オプション、ありましたっけ? 少なくとも私は見つけていないんですが。
最近この両方に遭遇したのが、"US Minor Outlying Islands" という用語。このまま検索すると英語 Wikipedia のページがヒットし、そこに日本語 Wiki へのリンクがあって、そこには「合衆国領有小離島」と書かれています。ところが、この日本語を検索してみると(もちろん引用符囲み)、ほとんどのページが Wikipedia の引用か、よくわからない SNS 系サイトのようでした。
辞書でもサイト検索でも、最終的な拠り所は自分の判断という点は変わらないわけで(参考記事: # 最後の拠りどころは自分の経験だけ、たぶん)、その原則さえ守っていれば大丈夫なんですけど。
02:58 午後 パソコン・インターネット 翻訳・英語・ことば | URL
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