# CHARADE さんちの音楽 2 題
ときどきコメントをくださる CHARADE さんのところで、嬉しい音楽ネタが続いています。なぜだか、CHARADE さんのブログにコメントを付けられないので、こちらで紹介することにしました。
吉田拓郎の本を読もうとはあんまり思わないのですが、
文庫本の解説を重松清が書いているが、これも人選を誤ったような気がする。渋谷陽一とか富澤一誠とかに書いてほしかったな。
この点は全面的に賛成です。
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ビートルズのリマスターは、私もかなり前から気になってました。案内メールは来るし、Amazon には専用サイトも出来たそうで。ステレオ版とモノラル版の両方出すあたりが、マニアの財布狙い見え見えというところでしょう。
私は、かつてレコードで持っていたのをすべて CD で買いそろえたところなので、リマスターまではちょっと手が出ないかも。ちなみに、私が「そろえ」たのは、
- 本国イギリスのオリジナル盤 12 タイトル
- 『マジカル・ミステリ・ツアー』
- 『パスト・マスターズ』 Vol.1、Vol.2
- 『アンソロジー』 Vol.1~Vol.4
- 『Let It Be Naked』
そして、これ。
この Capitol Box というのは、いわゆるアメリカ編集盤のことで、収録曲や曲順を変えたりオリジナル盤未収録曲を収めたりしたタイトルです。途中からはビートルズ本人が認めなくなったため、いわゆる中期のアルバムまでしかありません。
ファンの間でも、なんとなく継子扱いされているタイトル群なのですが、私にとっては「なんとなく憎めない存在」というところ。
叔父さんから譲ってもらって初めて聞いた LP レコードがこの中の 1 枚だったということもあるし、『ヘルプ』などは、米国盤のほうが実は「サウンドトラック」として忠実で、オリジナル盤では聴くことのできない映画収録曲を聴くことができます(ようやく DVD が出たので、存在価値はいくぶん減りましたが)。
ところで、かつてレコードで持っていて、CD では今どうしても再入手できないタイトルが 2 枚あります。
ひとつは、米国編集盤の『ヘイ・ジュード』。さすがに Amazon にもデータがありませんでしたが、こんなやつです。
もうひとつはイギリスの編集版『オールディーズ』。
収録曲そのものは、その後の編集盤で聴けるようになったのですが、どちらも私の音楽経験の中で大切なもの。特に『ヘイ・ジュード』のほうは、初めて自分で買ったビートルズの LP でした。どちらも、ビートルズの黒歴史(とまで言わないか)となってしまったのか、今後も CD 化の見込みはなさそう。
もしリマスター盤にこういうレアものが付いたりしたら、負けちゃっていたでしょう。
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受信: 2009/08/26 22:51:56
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コメント
紹介ありがとうございます。思うところあってコメント欄はつぶしてあるのです。
OLDIESというアルバムの存在を失念していました。そうでした、イギリス本国でリリースされたのは12タイトルではなく13タイトルでした!一曲だけ他のアルバム未収録の作品があるんですよね……Bad Boyでしたっけ……?
投稿: CHARADE | 2009/08/26 16:27:55
> 一曲だけ他のアルバム未収録の作品があるんですよね……Bad Boyでしたっけ
はい、Bad Boy ですね。今は『パスト・マスターズ』に入ってます。
投稿: baldhatter | 2009/08/26 16:38:56
『ヘイ・ジュード』と『オールディーズ』、覚えてます(買わなかったけど)。自分でレコードを買い始めた中学生のころ、店頭でよく眺めてました。バラードを20曲集めたアルバムもありましたよね。ジャケットのイラストが独特でなかなか魅力的でした(それも買わなかったけど・・・。他のアルバムに入ってる曲を集めたLPを買うほどお小遣いに余裕がありませんでした)
投稿: おじゃま丸 | 2009/08/26 17:59:58
> 他のアルバムに入ってる曲を集めたLPを買うほどお小遣いに余裕がありませんでした
『ヘイ・ジュード』を最初に買ったのは、たぶんその反対で、初期の頃からのいろんな曲が入っていてお得そうだったから、かもしれませんが、最初の1枚にこれを選んだ本当の理由は、もう忘れてしまいました。
投稿: baldhatter | 2009/08/26 22:26:38