# Studio 2009 レポート - エディタ上の検索機能
TRADOS 社が満を持して、というか相当の覚悟をもってアーキテクチャを刷新しただけあって、実際に操作してみると、今までのインターフェースで不満だった点が随所で改善されていることが判ってきました。
ただし、今はまだファーストインプレッションの段階であり、それが実際に使いものになるかどうかは、もう少し様子を見る必要があります。
まず気づいたのは、エディタ上の「検索/置換」機能です。
機能改善 - 検索/置換
このショットの[検索と置換]ダイアログを見れば一目瞭然ですが、TagEditor 上より数段向上しています(つーか、今まではショボすぎたわけですが)。Word の検索機能と同レベルとは言いませんが、[使用]というオプションをオンにすると、[ワイルドカード]と[正規表現]が両方使えるということになっています。正規表現では、具体的にどんなパターン表現が使えるのか、ヘルプ(英文)を見てもよく判らないのですが、基本的なパターンは使えました。
ところで、このダイアログで誤訳発見です。
[ファイルの場所]と書いてあるので、てっきりgrepが可能なのかと思ったのですが、ヘルプを見てみると原語は "Look in" らしく、つまりは「検索範囲」のことなんですね。ここで[選択]を選ぶと選択範囲のみから検索できるというオプションです。
ヒットした箇所のハイライト表示もかなり見やすい。
11:53 午後 翻訳・英語・ことば TRADOS | URL
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コメント
おお、これはかなりの進歩ですね!
・・・というか、やっとここまできましたというところですかしらね~ (^m^;)
投稿: 洒微 | 2009/07/01 13:39:39
> やっとここまできましたというところ
そうなんですよねー。別に今さら威張れたものではないと思います。
投稿: baldhatter | 2009/07/01 20:02:36