# ファラ・フォーセット・メジャースだった
アメリカンカルチャーにとってあまりに巨大な存在と同時期に亡くなったせいで、ちょっと扱いが小さくなってしまったような。
昨日の記事に竹花隊長からコメントをいただいて思い出したのですが、この人、私の頭の中ではずいぶん長いあいだ「ファラ・フォーセット」ではなく、「ファラ・フォーセット・メジャース」だったんでした。
なぜかと言うと、『チャーリーズ・エンジェル』で世に出た頃、彼女はリー・メジャースの奥さんだったからです。その後、別に芸能ニュースなど追っていなくても、いつの間にか名前から「メジャース」が消えていて、へーと思った記憶があります。
そして、リー・メジャースといえば、TV シリーズ『600万ドルの男』です。故・広川太一郎の吹き替えがキマってました。
『600万ドルの男』、オープニング
埋め込みできませんでしたが、こちらがパイロット版(事実上の第1話)の編集版
http://www.youtube.com/watch?v=9g_Yl_4Vj4s
日本ではたしか、土曜か日曜の映画枠でこのパイロット版を放映し、その後テレビシリーズが始まったのではなかったかと記憶しています。
ところで、この「600万ドル」という金額ですが、私にとって何となくアメリカにおける物価のモノサシみたいになってます。当時こそ、まさに天文学的な金額だったはずですが、その後はハリウッド映画の制作費でさえ軽くこの額を超えるようになりました。
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コメント
baldhatterさんと初めて「原体験」が一致した話題です^^;
仰るとおり、亡くなったタイミングがちょっとずれていたら
日本での扱いももう少し大きかったでしょうね。
投稿: Jack | 2009/06/27 23:37:35
うといもので、無くなるまで、ファラ・フォーセット・メジャースのまんま。ライアン・オニールは、アリ・マックグローの「オット」で、せいぜいがティーンエージャーのテイタムの父^^;。エンジェル3人組、ため息が出るほどかっこよかったですね。
『600万ドルの男』。私の中の元祖サイボーグなのですが。それと『バイオニック・ジェミー』(009でも、アトムでもなく……。その割には、いくつかのエピソードしか見ていなかったりする^^;)
アメリカだったら、まちがいなく元祖サイボーグはコレと考えていい? ダメ? (ということを知りたいです。)あと、bionicという語彙が広がったのも、このときなんじゃないかなぁ、と思ったりするのですが。
投稿: Sakino | 2009/06/28 8:21:21
> テイタムの父
私のデータベースでもその辺です :)
『ペーパー・ムーン』といえばテイタム・オニール、が定番ですが、実はテレビシリーズもあったってご存じですか。英語版の Wikipedia にもエントリがなかったので、よほどマイナーなのですが、日本でも放映してました。こちらの子役がなんとジョディ・フォスター(12歳)で、私はこちらのほうが気に入ってました。
> 元祖サイボーグ
私もそう思います。009 のような荒唐無稽な設定ではなく、あくまでも「人間の身体機能を強化するシステム」としてのサイボーグ化がリアルだと、たぶんいちばん感心したのがその点でした。
サイボーグ化された主人公がリハビリを受ける姿は、百鬼丸ともダブっていたはずですが。
投稿: baldhatter | 2009/06/28 10:02:33
ファラ・フォーセット・メジャースだったのですか!
「600万ドルの男」にもバイオニック・ジェミーの偉い人(リチャード・アンダーソン)が出てるんですね。アトミックパワーという表現に時代を感じます。ちょっとリバイバルさせたいですね。
600万ドルの男……今ならホリエモンでしょうか。
投稿: 竹花です。 | 2009/06/28 12:55:57
> 600万ドルの男……今ならホリエモン
あはは。サイボーグ・ホリエモン。見てみたいなぁ。
投稿: baldhatter | 2009/06/28 19:40:59
> 初めて「原体験」が一致した
たしかに、たとえ数年でも年齢の差があると、「原体験」は違ってきます。Jack さんのブログを見ていても感じます。
投稿: baldhatter | 2009/06/29 8:28:27