# SDL Trados Studio 2009 紹介セミナー、その1
4/25 のエントリで書いたように、SDL Trados で大幅なバージョンアップが予定されており、その紹介セミナーに行ってきました。
5/26 の午前中が個人ユーザー向けで、たぶん午後が企業ユーザー向けだったようです。
予定されていた定員数からすると参加者は少なかったようでした。
インターフェースが大きく変わって、Idiom クライアント(Desktop Workbench)に似た統合環境になるというのは 4/25 に書いたとおりです。
- 原文-訳文が横並び表示される
- その間のカラムにマッチ率やステータスなどが表示される
- Context Match 機能がある
などなど、インターフェース的にも機能的にも Idiom がベースになっている部分が多いのですが、
- Idiom 用のパッケージを開ける
という説明がありましたので、一般的なファイル形式に対応するだけでなく、Idiom 翻訳プラットフォームについてもこの統合環境で対応するという意図のようです。
※質問したところ、従来の Idiom Desktop Workbench はすでにメンテナンスモードに入っており、バージョンアップはないとのことでした。
インターフェース画面を見たときから、Idiom クライアントの欠点がそのまま引き継がれているのでは、ということが心配でしたが、デモで見る限りそれはないようでした。さすがに、これだけのメジャーチェンジということで従来製品の "いいとこどり" に仕上がっていると期待できるかもしれません。
ただし、マッチ率の計算ロジックとか、メモリ内検索の機能性とか、肝心な翻訳エンジンの部分がどの程度改善されているかは、今回の紹介ではわかりませんでした。
実際のリリースは 6 月ということなので、使えるようになったら使用レポートをアップする予定です。
10:07 午後 翻訳・英語・ことば TRADOS | URL
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