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2009.03.05

# 電子申告、自分のための覚え書き

来年の今頃、今回のことをすっかり忘れてバタバタしている自分の姿が想像されるので、自分のために覚え書きを残しておきます。

「医学都市伝説」さんも書いているように(医学都市伝説 | 確定申告ようやく終了)、電子申告に使う PC を変えただけでも、いろいろな手続きをやり直す必要があります。

■電子申告にからむパスワード情報

住基カードを発行してもらい、電子申告の準備をする段階でまず何とかならんのか、と思うのがユーザーID 情報を管理するシステムの煩雑さ。Oracle さんなどの IT ベンダーが「統合」とか「シングルサインオン」の必要性を謳っている理由がよく判る現場です。

A. 住基カードのパスワード
B. 納税用確認番号
C. 利用者識別番号
D. 前項 C に対応するパスワード

少なくともこの 4 つのデータを使い分ける必要があります(A と D は同じ設定でもたぶん OK)。使う場面は後述します。

■PCへのインストール

1. 住基カードを認証するためのソフトウェア
2. e-Tax ソフト

住基カードの発行と電子証明書の取得は、たいてい役所で同時に行えます(発行された住基カードに、電子証明書のデータを書き込んでくれます)。この電子証明書を発行している機関がいくつもあるのですが、だいたい役所が提示してくれるデフォルトで OK のようです(私の場合は「公的個人認証サービス」)。住基カードはカードリーダに差し込んで使いますが、その読み取りに使うのが 1 のソフトウェアです。

2. は実際の申告書作成に使います。「弥生」などでエクスポートしたデータをロードする(ソフトウェア上の用語では「組み込み」)機能もあります。

電子申告の開始手続きが済んでいて、会計ソフト上のデータが完成していれば、e-Tax ソフト自体での操作は簡単です。ソフトウェア自体とヘルプがけっこう使いやすくできているので、ヘルプの「基本操作の流れ」を見れば OK。ただしこのとき、上述したユーザーID 情報の使い分けにだけ気をつける必要があります。

■e-Tax ソフト上の基本

1. 利用者ファイルの作成
このとき使うのが、上記の C「利用者識別番号」。xxxx-xxxx-xxxx-xxxx という 4桁 x 4 = 16桁の番号です。

2. 暗証番号
ここで言う暗証番号は、前項「利用者識別番号」に対応したパスワードのこと。電子申告の開始時に「利用者識別番号」と同時に設定しているはずのものです。ヘルプの流れに従うと暗証番号の変更が必要みたいですが、期限切れでなければ必須ではありませんが、変更すると同時にシステムにログインします。

3. 納税用確認番号の登録
上記の B。開始手続きのとき設定している任意の番号です。

4. 電子証明書の登録
たぶんこのステップがいちばんトリッキー。
ここでカードリーダと住基カードの出番となります。カードを読み込むとき、上記 A「住基カードのパスワード」が必要です。D ではないことに注意。
管轄の税務署(都道府県と税務署名)も判っている必要があり、さらに住基カードの認証サービス、つまり電子証明書を発行している機関も忘れていると困ります(私の場合は「公的個人認証サービス」)。

5. メールアドレスの確認とログアウト
ここまでで一区切り。
暗証番号の変更手続きをした場合は、そのときログイン状態になっています。

6. 申告書の作成
この後は、実際に申告書の作成に入りますが、会計ソフトでデータをエクスポートできていれば、「組み込み」オプションを使うだけ。私はそうやったので、細かい操作はしていません。

7. 電子署名の付与
ここでまたカードリーダと住基カードを使います。

8. 送信
送信の段階でシステムにログインします。利用者識別番号(C)と、それに対応するパスワード(D)が必要。

さーて。何ごともなく還付されるかなぁ。

12:53 午後 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

やっぱり私には電子申告は無理だということがわかりました。パスワードをすぐに忘れてしまうから。(^_^;
ネットのお買い物で、これまで何度パスワードを登録し直したことか……。年に1度しか使わないものであれば、ほぼ確実にどこにメモしておいたかも忘れます。

幸い管轄税務署は自転車で(ちょっと頑張れば徒歩でも)行ける距離なので、地道に手書きして持参することにします。青色申告の決算書は税務署から送付された形式と多少違っていても手持ちのソフトの書式でOKだったので、今年はかなり楽ができました。

投稿: Ado | 2009/03/05 18:45:22

> パスワードをすぐに忘れてしまうから

その点は大丈夫。
A~D に書いた情報はぜんぶ、最初の手続きのときプリントアウトを渡してくれしましたから。← パスワードというものの扱いがお役所的におまぬけ。でも、それでこっちも助かっている。

投稿: baldhatter | 2009/03/05 18:51:50

さすが、わかりやすくまとまっていますね~。
来年迷ったら、参考にさせていただきます。

今年は2月が暇だったので、少しずつ入力して
ストレスもなくオンラインで送信できました。
10年前は、公民館で列を作って申請していたのが
ウソのようです。本当に便利になりました。
ちょっとわからない用語は、ネット検索すれば見当がつきますしね。
こんなに便利な世の中でも、税理士さんを頼むメリットってあるんでしょうか?

投稿: あやや | 2009/03/06 15:17:15

> 税理士さんを頼むメリット

本気でいろいろと節税を考えようと思ったら、やはり存在価値はあるのだと思います。専門家ならではの着眼点とか手際とか、今回も話を聞いていて感心しましたし。
青色専従者とか、消費税とか、法人化とか。

投稿: baldhatter | 2009/03/08 22:38:16

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