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2009.02.15

# 濁るか、濁らないか

家内がこの記事を面白がっていて(記事そのものはちょっと古いです。リンク先がちゃんと残っているところが日本の大手新聞サイトよりよほどエラい)、

リンク: What Kosaku Shima, Japan’s most popular salaryman, says about Japanese businessr | The Economist

その中で作者が "Kenshi Hirokane " と表記してあるのが目にとまりました。

Wikipedia を見ても、英語版のエントリは "Hirokane Kenshi" です。一方、日本語版のエントリでは、読みとして「ひろがね けん」と書かれています。

名前だけでなく名字のほうも、Hirokane に対して「ひろね」と濁音の有無が違っているのですが、今回ネタにするは名前だけです。

「~史/司」で終わる男性名は、読みが「~し」の場合も「~じ」の場合もあってときどき困らされます。その代表としては、新選組のひらめ顔結核男、沖田総司が有名。

最近ではすっかり「おきたそうし」という濁らない読みが一般的のようですが、本来は濁点ありの「おきたそうじ」が正しい読みだった。ところが、脚本家・結束信二が見出した不世出の沖田総司役者、島田順司の名前が濁点なしの「じゅんし」であったことから、沖田の名前まで「そうし」で定着してしまった ---

そんな説があるそうな。

01:27 午前 翻訳・英語・ことば |

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コメント

人名はいろいろとありますよね。私の名前も濁音で読まれることがよくあります。それ以前に「の」抜きも多いですが。

投稿: Buckeye | 2009/02/15 14:37:15

政府のページに書いてあるくらいですから、正しいのは"Hirokane Kenshi"でしょう。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utukusii/hirokane.html

こういう名前の人は、言い間違えられた場合どう対処しているのでしょう。全然違う読み方をされたら(同級生の兄に信一と書いて「のぶかず」と読む人がいました)「私の名前は~です」と言えるでしょうが。

『釣りバカ日誌』のハマちゃんなら「ノンノン、はまさき」と言うところでしょうが、面倒なので訂正しない人も多いかもしれません。

投稿: バックステージ | 2009/02/15 15:28:32

私の場合、その後もつきあいが続くと思う人には訂正する、よく分からない人やその場かぎりの可能性が高いと思う人には訂正しない、ですね。ただ、私の名字の濁音化は音便であり、濁音でないとどうにも発音しにくいという人がいたりもするのであまり気にしないことにしています。

学生時代など「の」抜きで呼ばれて返事が遅れて「いるんなら返事しろ」とか怒られ、「正しく読んでもらえればすぐに返事をする。間違った読みでもなるべく返事をするようにしているが、どうしても一呼吸遅れることが多い」と言い返したっていうことがけっこう何回もあります。逆に、正しく呼ばれたもので反射的に返事をしたら別の人で恥をかいたってことも何度かあります(よくある名前ならこんな失敗、しないんでしょうけど)。試合前の抽選会で女子のときに返事をしちゃったりしたもので(^^;)

投稿: Buckeye | 2009/02/15 17:45:33

> 政府のページに書いてある

ほんとだ。「ヒロカネ・ケンシ」が正しいのですね。
それにしても、漫画家にしては肩書きの多い人だなぁ。

投稿: baldhatter | 2009/02/15 17:53:04

> 私の名前も濁音で読まれることがよくあります

そうですね。日本人の姓で「~口」はたぶん「~グチ」のほうが多いからでしょうか。
姓の清濁では、「須賀=スガ/スカ」もよくあって、「西日本出身だと濁らないことが多い」と聞いたことがあります。その後何人かから同じ説を聞きましたが、裏はとったことがありません。

投稿: baldhatter | 2009/02/15 17:57:01

>> 言い間違えられた場合どう対処しているのでしょう
> その後もつきあいが続くと思う人には訂正する

私も、姓の清濁ではありませんが、ファースネームがけっこう特殊な読みなので、セールス電話の撃退には便利です。

Buckeye さんの場合は読みの関門が 2 カ所もあるので、ご苦労も多くなるわけですね。

投稿: baldhatter | 2009/02/15 18:01:21

外国人の名前を和訳する場合、慣例に基づいてカタカナをあてておけば少なくとも間違いにはなりません。用語集で指定されていればそれに従えばいいわけです。

しかし日本人の名前を英訳する場合、慣例通りとは限らないので必ず確認しないといけないので大変です。私が英訳した時、クライアントに読み方を尋ねてくれるよう頼んだことがあります(インターネットで出てこなかったので)。

この点ではインターネットの普及で格段に便利になりました。昔はどうしていたのでしょう。ペ・ヨンジュンの英語での綴りを知りたい場合、出版社や韓国大使館に電話することになるのでしょうか。

投稿: バックステージ | 2009/02/15 18:06:02

> 昔はどうしていたのでしょう。

大量に出てくる中国人名を、編集さんといちいち相談して全部決めなきゃいけなかった、という体験談を聞いたことがあります。

投稿: baldhatter | 2009/02/15 19:55:58

私「たけばな」だと読まれる場合が多いですが「たけはな」です。
小中高と授業で最初に出欠を確認されるたびに訂正を繰り返してきました。

石原 莞爾は「いしはら」でなく「いしわら」が正しいのですが、工藤美代子『われ巣鴨に出頭せず―近衛文麿と天皇』の153ページには、「いしはら」とルビが振られていると、ウェキペディアにありました。

投稿: 竹花 | 2009/02/16 4:15:32

> 私「たけばな」だと読まれる場合が多い

「~花」はそんなに濁りたい音ではないと思うのですが「立花」とか、そんな姓からの類推でしょうかね。

投稿: baldhatter | 2009/02/16 11:52:19

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