# 「~しかない」か「~もある」か
> 2.5%って、40分の1ですよ。
そもそもこの 2 種類の表記の違いだけで印象がかなり違いますよね。「2.5%」という数字を見ると、人は「ほぼゼロに近い」と感じる、つまり 97.5% イコール実質 100% と考えたくなりますが、「40分の1」なら、それより多い感じがたしかにしまし、39分の1を全部と同じとはなかなか考えにくい。
一方、同じように「40分の1」と表した場合でも母数の種類とか、「1」の事象やその重みによって受け取られ方はまったく違いますね。
マスナガさんの言うように、1年の「40分の1」の時間があればまだまだ何かできるかもしれません(できないと困る)が、私がコメントしたように、40,000円の「40分の1」しか残ってなければもう帰って寝ようと思います。
クラス40人に1人くらいは○○なやつがいても当たり前ですが、40人に1人がインフルエンザにかかったら大変なことになります。
話は「5% = 20分の1」でもまったく同じわけでして、某企業がかつて自社の避妊具について成功率を公表していた、その数字がたしか 95% でした。ってことはつまり、「20 回に 1 回は失敗するかもしれない」のですから、若いみなさんはくれぐれもご注意を、ということになります。
スパロボで、「敵の命中率 5 %はなぜか当たる。味方の命中率 95% は外れる」とかいう話もこれと似ています。
今日は、降水確率 20% でしたが、もちろん私は先ほど降られて帰ってきました。
05:29 午後 日記・コラム・つぶやき | URL
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コメント
なるほど3.65日で1%なんですね。
失業率が6%から7%に増えても、
100人中93人は職があるんですよね。
投稿: 竹花 | 2008/12/22 23:50:31
> 100人中93人は職がある
と捉えるか、100 人中 7 人も無職と捉えるか、ということでしょうね。
今の小学校は 30 数人学級ですから、1 クラスに 2 人くらいずつ親が無職の児童がいることになります。
投稿: baldhatter | 2008/12/23 0:54:21
そう考えると多いですね。
統計は嘘をつかないけど、統計学者は嘘をつくという格言が当ては余りますね。
投稿: 竹花 | 2008/12/23 18:02:45