# 「妖猿伝」再開 !!
週刊モーニングがとんでもないことになっているようです。
浦沢直樹:「モーニング」で新連載「BILLY BAT」 諸星大二郎の名作も復活(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)
また、47号からは、諸星大二郎さんの手塚治虫文化賞受賞作「西遊妖猿伝」が約10年ぶりに復活、「西域篇」がスタート。
もともと、青年誌の中では特にはじけた雑誌ですが(通勤している頃はずっと購読してました)、よもや『西遊妖猿伝』がモーニングに来るとは予想もしてませんでした。
ご存じの方も多いと思いますが、「妖猿伝」は、伝奇大作にある意味で相応しいとも言える数奇な運命をたどった作品です。
「月刊スーパーアクション」(双葉社、1983年6月~1987年9月)
「コミックアクションキャラクター」(同、1988年5/27号~1989年4/28号、他)
「コミックトム」(潮出版社、1992年3月~1997年8月)
それでもなんとか、「第1部大唐篇」と「第2部河西回廊篇」までが完結し、コミックもそこまで発行されて、私なども「まあ、これで終わりだろう」と思っていました。
まあ、絵柄は今でも年々変化しているので覚悟は必要ですけど。まずは祝・再開。
01:46 午後 アニメ・コミック・サブカル | URL
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コメント
そんな紆余曲折があったとは知りませんでした。
望月峯太郎さんの「東京怪童」ってのも面白そうです。
投稿: 竹花 | 2008/10/09 18:13:32
ちなみに、「月刊スーパーアクション」には、まだマイナーだった藤原カムイの傑作ギャグ「チョコレートパニック」が連載されていました。
投稿: baldhatter | 2008/10/09 21:00:21
けど、毎回載るわけじゃないですからねえ。「ライスショルダー」と「へうげもの」は隔週連載、「きのうなに食べた?」は月イチ連載、いつ載るかわからない「バガボンド」や「ピアノの森」なんかはもはや連載の名に値しないと思う。
唯一、これだけは欠かさず載る! これさえ読めれば、いいや、と思っていた「OL進化論」も今週は休載だった。
モーニングはこういうことを平気でやります。豪華連載といっても、中身はスカスカ。少年マガジンも休載が多いので、講談社の体質という気もします。
投稿: CHARADE | 2008/10/10 1:26:29
> モーニングはこういうことを平気でやります。豪華連載といっても、中身はスカスカ。
私は、隔週とか月イチとかバリエーションがあっていいんじゃないかと思って買ってましたが、たしかに「読むこと少ねー」という号も少なくないですね。
少なくとも、無理やり週刊ペースで原稿上げさせて漫画家を疲弊させるよりいいんじゃないかなぁ。「バガボンド」とか「チェーザレ」なんかそう思います。
投稿: baldhatter | 2008/10/10 1:49:38
ビックコミック、モーニング、アフタヌーン、イブニング(でしたっけ?)など漫画雑誌を買うのを止めてもう10年以上。今度久しぶりに買ってみようかな。
でも私は絵の好みというか許容範囲が極端に狭いので、また落胆するんではないかなと危惧してます。
投稿: Jack | 2008/10/10 20:19:48
> 絵の好みというか許容範囲が極端に狭い
モーニングは作風も絵柄も無節操に幅広いですから、好みの作品が一定数以上あれば毎週購読できますが、そうでなければ立ち読みでしょうね。
投稿: baldhatter | 2008/10/10 20:42:01
藤原カムイの傑作ギャグ「チョコレートパニック」
単行本では知ってましたが、あれは「月刊スーパーアクション」でしたか。
最近のアフタヌーンは隔月の連載とかあります。3本同時連載というトンでも企画がありました。
投稿: 竹花 | 2008/10/11 13:01:10
> トンでも企画
アフタヌーンもけっこう無茶苦茶やるみたいですね。
投稿: baldhatter | 2008/10/14 15:03:56