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2008.06.06

# 対面販売と自販機

なんだかよくわからない時代ですよ。

リンク: 話題:たばこ買うならブザーで呼んで/タスポ貸します/佐賀の小売店 - 毎日jp(毎日新聞)

佐賀県上峰町のたばこ小売店が5日から、店前の自動販売機に取り付けたブザーで店主(58)を呼び出し、店主名義の成人識別ICカード「タスポ」で購入できるようにした。タスポ導入で売り上げ激減の店が多い中での苦肉の策。カードを発行する日本たばこ協会は「成人であることを確認すれば対面販売と同じ」と話しており、この販売方法に違法性はないという。

おじさんに声かけるなら、そのまま「XXX ください」って言ってタバコ買えばすむんじゃないの?

もしかしたら、店舗の方にはあまり商品を置いていないとか、自販機の方が種類が多いとか、なんらかの事情があるのかもしれませんが。

対面販売の話で、むかし塾の父兄と交わした会話を思い出しました。

10 年以上も前のことですが、あるときの父母会で(塾にも父母会はあるのです)、どんな教科でも自分の体験を通じて覚えることの意味は大きい、という趣旨の話をしました。算数でも、たとえば重さの感覚などは自分の手でつかむ方がよい --- そのちょっと前に、常識ではありえない重さを答えにした子がいたりしたので --- ということで、その例として、

「お肉屋さんに行って『○○肉、200 グラムください』という買い物をさせるのもいいですよ」

みたいなことを言ったら、あるお母さんが間髪を入れずこう言いました。

「そんな対面販売をしている "お肉屋さん" なんて今はありませんよ、先生。スーパーのパック売りばっかりでしょう」

なるほどまったくその通り、私が迂闊でした。自分だってスーパーでしか買わなくなっていたのに、頭の中は「昭和な風景」のままだったのでした。

02:36 午後 社会・ニュース |

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コメント

小売店がたばこを仕入れて売るときの利益率は、確か10%位だったと思います。

タバコ自販機の維持に月15,000円ほどかかるので、月に15万円の売上げがないと赤字になるそうです。

体面販売をした場合、人件費が問題になりますね。

だから「昭和の風景」では、暇そうな(失礼)おばあちゃんが、タバコ屋の看板娘だったのかなぁ(懐かしいなぁ)。

投稿: ishida | 2008/06/06 16:11:23

> おばあちゃんが、タバコ屋の看板娘

あるいは猫が店番してたり :)

投稿: baldhatter | 2008/06/06 21:24:59

実家がタバコ屋です。利益は10%です。景品とかつけると下がります。

ちなみにタスポの装置を自販機つけるのに数十万とかかかる店もあるようです。

投稿: 竹花です。 | 2008/06/07 22:36:19

おぉ、身近なところに実体験者がいらっしゃいました。

> タスポの装置を自販機つけるのに数十万

だそうですね。実効性も確認できていないシステムにそれだけの投資をしなければならないというのは、小売店イジメにすぎないという指摘もあるようです。

投稿: baldhatter | 2008/06/08 21:16:10

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