# Dさんの日本語じゃなきゃイヤン
いきなり変なタイトルで恐縮ですが、これがソフトウェアの名前なので、しかたがないのです。
リンク: Dさんシリーズ。
何をするソフトかというと、IME(日本語入力システム。ATOK や、Windows 標準の MS-IME のこと)のオン/オフを任意に制御するためのユーティリティです。
数年前に見つけたのですが、その後しばらく開発者さんのサイトがなくなっており、昨年あたりから復活していたようです。
そもそもの発端は、Trados TagEditor の不具合です。
日本語で入力していても、ちょっと別のアプリケーションを使って戻ってくるとなぜか英語直接入力の状態、つまり IME がオフになってしまう。以前確認したところでは、これは既知のバグとのことでした(ただし、SDL Trados 2006 およびそれ以前のバージョン。最新の SDL Trados 2007 以降については未確認)。
IME のオン/オフ切り替えはキー操作ひとつだけですが、頻繁にこれが起きると実際にはかなりストレスフルなものです。
こんなとき「Dさんの日本語じゃなきゃイヤン」を使うと、IME を強制的にオンにすることができるので、こうしたストレスから解放されます。
さらに便利なのは、IME のオン/オフをアプリケーションごとに、あるいは同じアプリケーション内でもウィンドウごとに設定できること。たとえば、
TagEditor 上では常にオン、辞書検索ソフト上では常にオフ
ということもできるのでした。
11:37 午前 パソコン・インターネット 翻訳・英語・ことば | URL
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コメント
>頻繁にこれが起きると実際にはかなりストレスフルなものです。
確かに心地よいものではないのですが、最近では慣れてしまったのか、手が自動的に「半角/全角」キーに行きます(本日もTagEditorで仕事中)。
この「Dさんの日本語じゃなきゃイヤン」、かなり気になります。が、連休明けにSDL2007をインストールする予定なので、それまでは様子見とします。
「Jさんの・・・」だったら、ソクDL&インストールしちゃいますね(^^)。
投稿: Jack | 2008/04/28 12:22:34
> 最近では慣れてしまったのか、手が自動的に
たしかに、TagEditorを使っているときは無意識にそうなりますね。
> SDL2007をインストールする予定
2006を買ったとき2007のライセンスも付いてきたので、私もダウンロードだけはしてあるのですが、去年あたりはあまりいい評判を聞かなかったので、アップグレードしていません。
SP1も出たのでそろそろ大丈夫かなぁ。
投稿: baldhatter | 2008/04/28 12:46:40