# (映画|映画館) の思い出、その4
(ながらく中断していたシリーズの再開です)
その 4 --- 東宝と東映の子供向けシリーズ
前回(その3)の最後で「東宝チャンピオンまつり」のことを書きました。これは、1969 年の冬に始まって 1978 年に終わっているらしいのですが(Wikipedia)、このシリーズを私は第 1回から、たぶん 1974 年春期までほとんど欠かさず観ていました。
そして、これと並んで当時の私が欠かさず通っていたのが、「東映まんがまつり」でした。
こちらの方がシリーズとしての歴史はずっと長く、1964 年に始まって実に 1990 年まで続いたそうですが、たぶん私は、1968 年春期から 1976 年くらいまで常連でした。
この両方のシリーズにこれほど足繁く通うことができたのには、実は裏がありまして ---
当時、このどちらのシリーズもかかる映画館の切符売り場に親戚の知り合いという方がいまして --- 「モギリのおばちゃん」とか呼んでたかな ---、毎回タダで入れてくれていたのでした。おかげで、
『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968 年)
『長靴をはいた猫』(1969 年)
『ちびっ子レミと名犬カピ』(1970 年)
『海底3万マイル』(1970 年)
『どうぶつ宝島』(1971 年)
『アリババと40匹の盗賊』(1971 年)
という、東映動画の全盛期といっていい頃の作品はぜんぶタダ見させていただきました。
いつも横合いの出入り口から私を招き入れてくれたその方が何というお名前だったのか、親戚筋からしてどーゆー知り合いだったのか、実は今でもよく知らないのですが、ここで改めてお礼を述べさせていただきます。
それほどお世話になったその映画館も、たしか数年前に閉館したと聞いています。
それにしても、あの頃の子供って、映画館ではけっしてお行儀よくなかったですよね。
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よい子のみんなーっ、げんきかな? お父さん、お母さんのおてつだいをちゃんとしてるかなーっ?きょうはとってもたのしいえいがをしょうかいしちゃうよ。『長靴(ながぐつ)をはいた猫(ねこ)』っていうアニメーションで、これはぼくがきみたちくらいの子どものときに、お母さんにつれて行ってもらって、うまれてはじめてみたえいがなんだよ。ネコのペロがにんげんのピエールとなかよしになって、こまっているおひめさまをたすけるために大かつやくしちゃうんだ。とーってもおもしろいから、ぜったいみよーね。ディーブイディーになってるか... [続きを読む]
受信: 2008/05/06 10:36:55
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コメント
ご訪問ありがとうございました。
当時の東映まんがまつりや東宝チャンピオンまつりって、メインの作品の他は既にテレビで放映されたアニメをそのまんま上映することが多かったですよね。今考えるといい加減な企画です。
でも、当時自宅に白黒テレビしかなかったので「これはこんな色だったんだぁ~」と感心した記憶があります。
投稿: 丹下段平 | 2008/05/06 10:35:31
> 今考えるといい加減な企画です。
それでも毎回ワクワクしながら観ていたのですから、観客の方もいい加減という時代だったんですね。
投稿: baldhatter | 2008/05/06 17:20:15