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2008.03.10

# 言葉を弄る愚か者たち、その2

(前エントリについて、当事者である山本直樹様からコメントをいただきました。恐縮しつつ、もう少し書きます)

いわゆる "差別語" の問題がマスコミに取り上げられるたびにいつも思うのですが、実はその言葉による "被差別者" の側の気持ちや意見が紹介されることは、ほとんど皆無ではないでしょうか。

いつも決まって登場するのは、言い換えを決めた当局の人間ばかりであり、そのときのコメントというのもたいていは今回の特別支援教育課課長のように「一般に~」とか「差別のニュアンス」とか、きわめて説得力に乏しい根拠ばかりです。

そんな根拠薄弱な言い換えが、いったい誰にとって有益だというのでしょうか。

その意味で、聾者側の意見がこれほど明確に紹介された今回の事例は特異であると言えます。

山本さんたちの声が愚かな行政当局に正しく届くことを、ひいては、くだらない言葉狩りや言葉弄りの風潮が改まることを期待しています。

08:02 午後 社会・ニュース |

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コメント

差別される当事者が、「その差別語を止めて欲しい」と言うなら分かりますが、「聾」「聾学校」と言われることに対し私たちにとってはこれまで何も問題なかったのに、なぜ今頃になって?というのが今回の論点かと思います。

他の差別語もそうですが、単にその言葉を言い換えたことで「理解している」つもりになっている、というのが見え見えなのです。
そして、言い方を変えただけで過去のことは無かったことにしようとするあたり「ダメならリセットしちゃえ」という考え方が、障害者を切り捨てる根底にあると思います。

投稿: 山本 | 2008/03/10 22:18:50

> 単にその言葉を言い換えたことで「理解している」つもりになっている

この国の行政にありがちな「見ないふり」、「存在しないふり」の典型ですね。国民もそれに巻き込まれてしまうから、いろんなことを未消化、無理解のまま過ごしてしまっています。
そうした状況の生んだ最たるものが現代的なイジメの図式であるはずなのに、お役所は何も学ばないまま同じ愚行を繰り返します。

投稿: baldhatter | 2008/03/11 22:57:54

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