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2007.10.21

# みみっちいぞ東宝

リンク: 「「七人の侍」モデルの町? 脚本家が異議」話題!‐話のタネニュース:イザ!

この町のことは、拙ブログでも 1/10 に取り上げています

黒澤明監督の映画「七人の侍」のモデルではないか-。鳥取県智頭町が地元に伝わる史実と映画を利用し地域おこしのイベントを企画したところ、脚本家から「事実と違う」との声が上がり、思わぬ抵抗に遭っている。
 著作権を持つ東宝もフィルム貸し出しを拒否し、「モデルと思わせる表現をしない」との条件で、目玉となる20日の野外上映会でのDVD使用を許可。過疎化に悩む町は「よく似た史実はある」とアピールを続ける構えで、作品のルーツをめぐり摩擦が生じそうだ。
 史実は横浜市の神奈川県立金沢文庫が保管する古文書に記載。現在の智頭町の一部で1342年、略奪者の襲撃を防ぐために農民が用心棒を雇ったとの内容だ。
黒澤監督らと3人で脚本を書いた橋本忍さん(89)は「(町の史実を)参考にしたことは全くない」と話す。これを受け東宝は9月「不確かなことにお墨付きは与えられない」と貸し出しを拒否。織田洋町長(60)らの要請で、最終的に販売促進の一環としてのDVD上映を認めた。
 イベントは今月13日から開催。東宝は「橋本さんの発言を重く受け止めており、町が『モデルだ』とPRすれば、今後は見逃せなくなるかもしれない」としている。

橋本忍も東宝も、そんな堅いこと言わなくていいと思うんですけどね。まさに、○の穴が小さいというヤツです。

智頭町の主張を認めてあげたところで、東宝さんが 1 円でも損をするわけではないでしょうし、ましてや、映画『七人の侍』の価値が毛ほども下がるわけではありません。フィクション作品のオリジナリティというのは、史実とかモデルの有無とはぜんぜん違う次元の話です。

フィクションというもののあり方を間違えているがゆえの議論は、後を絶ちません。

01:39 午前 映画・テレビ |

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コメント

桃太郎伝説発祥の地とか、肉じゃが発祥の地とかと同じで、誰も損しないならお話としてそれで良いと思います。1342年では「種子島」は伝来してないわけで、史実でも何でもないのですが。

「我が村の七人の侍」なら誰も文句無いんじゃないかと。

投稿: 竹花です。 | 2007/10/21 13:42:46

> 肉じゃが発祥の地

知りませんでした。舞鶴と呉ですか...
海兵さんの食事だったんですね。

投稿: baldhatter | 2007/10/21 23:33:28

>知りませんでした。舞鶴と呉ですか...
テレビでもめてると放送していて知りました。

ある意味意味不明は論争で、元々は東郷平八郎海軍元帥閣下がエレゲス留学中食べたビーフシチューを食べたのを再現して欲しいと言ったのが始まりだとか。色も味もそれなりに近い気がします。しかし白滝は…

俗に言う「インスパイア」ですね。

投稿: 竹花です。 | 2007/10/22 1:04:48

なんかね...
智頭町の言い分を認めようとしないこの手の頑迷さと、「比内鶏」みたいなブランドを偽装して商売しちゃおうという発想って、根本は一緒なんじゃないかなという気がしました。

投稿: baldhatter | 2007/10/22 14:08:27

>根本は一緒なんじゃないかなという気がしました。

あるかもしれません。

投稿: 竹花です。 | 2007/10/23 0:37:24

ここで問題になっているのは
「七人の侍」という映画の脚本が
智頭町の古文書を参考にしていたかどうかです。

で、脚本家は「違う」と。

なのに、智頭町を七人の侍のモデルの村ですと
宣伝するのはおかしいということです。

>○の穴が小さいというヤツです。

そういうことではないでしょう。
モデルでもない物をモデルですと
宣伝する方がおかしいと思いますが。

では橋本氏は嘘をついても「モデルですよ」と認めて
智頭町の町おこしに協力すべきだったのでしょうか?

投稿: いき | 2008/09/04 21:24:11

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