# TRADOS - のお節介
Trados Workbench には、数字や単位、日付だけが異なる場合にはその部分を自動置換するという機能があります。
つまり、たとえば "512MB RAM" というセグメントを「512MB の RAM」と訳せば、その次に "1GB RAM" が出てきたときには「1GB の RAM」という訳に置き換えて 100% 一致と見なしてくれるわけです。便利そうでしょ。
ところが、実はこれが要らぬお節介であって邪魔になるだけというケースもあるので注意が必要です。
数字や単位の変換は、[ファイル]→[設定]→[置換]タブで設定します。
このように、置換する対象にチェックを入れておきます。ところが、この置換が中途半端な場合があります。
つまり、2007/9/4 のような単純形式を「2007 年 9 月 4 日」と訳したのであれば別の日付も正しく置換してくれるのですが、この例のような
しかも、それでいて 100% 一致してしまうので、この誤置換は見逃してしまう危険性があります。翻訳会社によってはこの機能をオフにするよう指定してくるところもあるくらいです。
07:10 午後 翻訳・英語・ことば TRADOS | URL
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