# 19万丁の AK47
リンク: 時事ドットコム:イラクに供与の銃、19万丁不明=武装勢力の手に渡る?-米紙
米国がイラク治安部隊の育成・強化のために供与しているAK47自動小銃(カラシニコフ銃)や拳銃のうち、推定19万丁が2004年から05年にかけて行方不明になっており、反米武装勢力の手に渡っている恐れがあると報じた。(中略)イラク復興事業の監査官は昨年、1万4000丁の銃が行方不明になっていると報告したが、実際にはけた違いの水準だったことになる。
わが国の自衛隊で、備品の「員数合わせ」がうるさく言われるのは大切なことなんですね。
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コメント
国敗れて山河ありと言いますが、イラクもそうかも。
社会保険庁の小役人とかイラクの反政府勢力ゲリラとか
一部の人間のためにみんなが迷惑するのは、どこも同じですね。
政府監査局、別のところでは政府責任説明局と訳している場合も多いようです。Government Accounting Office からGovernment Accountability Officeに名称変更になったので。
関係ない話ですが、日本の会計監査院も行政府から国会直轄にすべきだと思います。行政を監視するのは議会の役目だと思います。
投稿: 竹花 | 2007/08/06 21:45:46
ほんとにアメリカ軍はモノの管理が杜撰ですね。社会保険庁並みです。自衛隊がこういうところにうるさいのは第9条の良い面かと思います。あとは情報漏洩をなんとかすれば完璧です。
投稿: 竹花です。 | 2007/08/06 21:50:46
2003年にファルージャで、ブラックウォーター社の社員が4人、市中を引き回されたあげくに橋げたにつるされた事件がありました。このとき、4人を襲ったAK-47は、米軍が政府軍に渡したものが大半でした。つまり、米軍の占領に心から納得していない政府軍が反乱軍に豹変するのは、何らかのきっかけがあれば非常に簡単だったということです。
札びらで顔を張るようなまねをして、イラク国民を味方につけたと思ったのが甘かったという、アメリカの失策が露見しているように思えます。
投稿: あやや | 2007/08/07 0:09:32
> Government Accounting Office からGovernment Accountability Officeに名称変更
Accounting と Accountability じゃ全然違いますねぇ。
> 反政府勢力ゲリラ
本気で正義を目指しても、私利私欲に走っても、「反政府」勢力が最後までまっとうだった試しはないですね。
> 米軍が政府軍に渡したものが大半
このときに限らず、カラシニコフの多くはそういう正規ルートから闇に流れていったものですね。
> アメリカの失策
失策するにしても、あまりにお粗末。
投稿: baldhatter | 2007/08/07 0:45:17
なぜイラク兵が反政府側についたり、敵前逃亡するかという理由ですが、ひとつには家族を守れないということもあるようです。イラク軍に入っているとわかると反政府勢力に家族を狙われるからだとか。
投稿: 竹花です。 | 2007/08/07 1:05:38
> 家族を守れないということもあるようです
あぁ、それはありそうですね。どうしようもない負のループです。
投稿: baldhatter | 2007/08/07 1:13:20