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2007.03.22

# 「およそ」と「ゆとり」

「円周率は3」の話はウソだった
というマスナガさんちのエントリを以前に紹介しましたが(3/16)、その後も同エントリには、現在の指導要領をめぐるコメントが続いています。
(以下、小生は指導要領について裏を取ったりまでしていません。あしからず)

一部引用:

この指導要領では,5年の数と計算の「小数の乗法及び除法の計算」のところで,「1/10の位までの小数の計算を取り扱うものとする。」という注意書きが加わりました。そのため,円周率を3.14として計算をすることができないのです。

今回のことで、現行(2002 年度から)の指導要領もさすがにそこまでバカではなかったのか、と認識を改めたばかりだったのに、やはり違う意味で --- しかもある意味よほど根が深い --- バカなんですね。

同じ学年でありながら、「3.14 という値は扱うが、その計算方法は教えない」という阿呆な発想をし、そのためにわざわざ計算機の使用を導入するという支離滅裂ぶりには、さすがの文科省と感嘆の念を禁じえません。もちろん、こうした「学習における体系無視」の特徴は円周率の話に限ったことではなく、学習漢字の学年別割り当てなどを見ても昔から顕著だったわけですが。

この一件で思い出すのは、ウチの小学 1 年生から最近聞いたこんな実話。
「習った漢字は使わなきゃいけないの。でもね、

習ってない字は使っちゃいけない

って先生が言うの。だから、スズキ・チホちゃんの名前は、『すず木千ほ』って書かなきゃいけなくて、すごく読みにくいんだよ」

これが文科省 and/or 教育委員会の指導なのかどうかは知りませんが、教師が何の疑問も持たずにこういう指導をしている、これが現在のわが国の教育現場です。こういう教師たちに、

・「円周率は 3.14 だけど、3 で計算してもよい」というルール
・「少数以下第 1 位までしか使ってはいけないというルール

こういう 2 つのルールを提示したら、さてどんな指導がなされるものやら。

02:25 午後 サイエンス社会・ニュース |

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