# 消えゆく「管」
今回のタイトル、(わざと)見まちがえないように :P
"失言返し" しちゃった「菅」さんのことではなく、「管=くだ」の話ですからね。
リンク: ブラウン管テレビ、3年後に消える? 国内需要予測|産業|経済|Sankei WEB
テレビのトランジスタ化が進み、真空管が日常生活から姿を消していったのは、考えてみればもうはるか大昔。そして今、もっと大きい「管」が消えようとしているわけなのでした。
真空管とブラウン管のことを思うと必ず思い出す、笑い話な実話があります。
"オールトランジスタ" で話題になった、当時最新式のテレビを買った叔母が、得意そうに教えてくれました。「ウチが今度買ったテレビはね、
ブラウン管がない
のよ。今度見においで」
「それ、映らないから。オバちゃん」 --- と、子どもだった小生はもちろん口にしませんでした。
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確かに、PC 周りが一足先に「さよなら CRT」状態になりましたね。
ところで、テレビのことを語るときは「ブラウン管」ですが、なぜか PC 用モニタは「CRT ディスプレイ」と呼ぶのが普通でした。指しているモノはもちろん同じで、前者は発明者の名を冠した通称、後者は "Cathode Ray Tube" の略語というだけですね。
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そういえば、ブラウン管が死ぬ瞬間を目撃したことがありました。
真っ白になった画面がどんどん小さい丸になって画面中央に収束していき、最後には「フッ」という感じに光点が消えます。我が家にあった初代の白黒テレビがお亡くなりになったときのことです。
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