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2006.08.19

# ギュンターグラス氏の受難

リンク: asahi.com:「元ナチス」告白、グラス氏窮地 ノーベル賞返還要求も-文化一般-文化芸能

こーゆーのって、文化水準として低いよなあ。テキストの独立・自立性って、少なくとも欧米では当然の常識になっているのかと思ってましたが、どうやらそうではなかったようですね。

それとも、ことナチスが絡むとここまで理性がすっ飛んでしまうということなのでしょうか?

ドイツのノーベル賞作家、ギュンター・グラス氏(78)が第2次大戦末期にナチスの武装親衛隊に所属していた過去を明らかにしたことが、反響を呼んでいる。ナチスの歴史的責任を問い続けた独文壇の代表格だっただけに失望や怒りの声が相次ぎ、ノーベル賞返還を求める声も出ている。 (中略) 独ニュース専門テレビ「n―tv」の16日の世論調査では「自主返還すべきだ」との意見が3割を占めた。

隣国ポーランドでもグラス氏の故郷、グダニスク市が93年に与えた「名誉市民」称号の返上をワレサ元大統領が要求。チェコでも地元ペンクラブが94年に与えた賞の取り消しを求める声が上がる。「自伝の格好のPRだ」と皮肉の声もある。グラス氏は独テレビで「裁きたいように裁けばよい」とコメントした。

テキストの価値ということを言わないまでも、

「自分がかつて親衛隊に所属していた。だからこそ氏はその後、ナチス批判の立場を貫いている」

と考える方が、むしろ素直でしょう。「裁きたいように裁けばよい」---という本人のコメントが印象的です。

10:31 午後 文化・芸術 |

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» 78歳の夏、グラスの一石 トラックバック Wein, Weib und Gesang
昨年の総選挙前の取っておいた新聞記事に目を通した。ギュンター・グラス氏が都合五回の演説会をエスペーデーのために行っていて、その旅の途上同行して記事としている。 グラス氏は、SPDから脱党して十年以上経っている。1969年には百回と言う驚異的な選挙遊説運動をこなしている。 遅すぎた告白については、ヴァレサ元連帯代表をはじめ政治家や文化人からも批判が一通り出た。ヴァレサ氏の批判は最も厳しいものの一つでダンチッヒ名誉市民�... [続きを読む]

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