民主党員
自分が牛を 2 頭飼っていて、お隣が 1 頭も飼っていないと、
罪悪感を感じてしまう。
バーバラ・ストライザンドは歌を歌ってくれるけど。
共和党員
自分が牛を 2 頭飼っていて、お隣が 1 頭も飼っていないとしても、こう言う。
「だからどうした?」
社会主義者
牛を 2 頭飼っていると、
政府が 1 頭を召し上げて隣人に与える。
さっそく協同組合を結成し、隣人に牛の飼い方を教える。
共産主義者
牛を 2 頭飼っていたが、
政府がどちらも取り上げて、くれるのはミルクばかり。
おまけにそのミルクは、高い上に酸っぱい。
米国流資本主義者
牝牛を 2 頭飼っているなら、
1 頭を売って、牡牛を 1 頭買う。そうすればどんどん数は増える。
米国型官僚
牝牛を 2 頭飼っていたところ、
政府出資の新たな農事プログラムのもと、次のように命令される。
1 頭は射殺して、残る 1 頭から搾乳すること、と。
そしてミルクはどぶに捨てられる。
米国企業
牛が 2 頭いるなら、
1 頭は売却したうえ借用し、残る 1 頭は株式公開する。
この 2 頭で 4 頭分のミルクを生産させていたら、1 頭があえなく過労死。
アナリストには、1 アールまでダウンサイジングして経費を削減したと発表しておけば、
株価は上がる。
フランス企業
牛が 2 頭では少ない、
3 頭よこせと主張してストに入り、ランチでワインを飲む。
素晴らしき哉、人生。
日本企業
牛は 2 頭しかいないが、
品種改良でサイズを 10 分の 1 にし、しかも牛乳の生産量は 20 倍を確保する。
この牛たちは満員電車にもよく耐え、
学校の成績はもちろんトップクラス。
ドイツ企業
牛が 2 頭。
金毛を生やし、ビールをがんがん飲んで良質な牛乳を出し、
しかも時速 100 マイルで走れるように品種改良する。
年間 13 週間の休暇を要求するのが玉に瑕。
イタリア企業
牝牛が 2 頭いたけれど、はてさてどこへ行ったやら。
ふらふら散歩していたら、現れ出でし美女ひとり。
ふたりでランチと決め込んで、
オー、ビバ、人生!
ロシア企業
牛が 2 頭いる。
ウォッカを少々あおってから数えてみたら、5 頭になっている。
さらにウォッカをいただいてから、
もう一度数えてみたら、今度は 42 頭だ。
そこへマフィアが現れて、何頭だか知らないが全部かっさらっていった。
タリバン企業
アフガニスタン全土の牛を独占している。2 頭だ。
獣の恥部に触ることは禁忌なので、牛乳を搾ることはしない。
牛乳生産の代替策を講じるため合衆国政府から 4,000 万ドルの資金援助を受けるが、
その資金でしっかり武器を購入する。
イラク企業
2 頭いた牝牛は
某所に潜伏。
鳴き声入りの録音テープだけが届く。
ポーランド企業
牝牛が 2 頭いる。
搾乳しようとした社員は、定期的に負傷もしくは殺害されている。
フロリダの企業
黒牛と茶牛がいて、
みんなルックスのいい方に投票しようとする。
ところが、茶牛に投票しようと思ってうっかり黒牛に投票する者、
両方に投票する者、
どちらにも投票しない者が後を絶たない。
なかには投票の仕方を知らない者もいる始末。
結局、州外から人が押し寄せて、どれがいちばん格好いいかを教えてくれる。
カリフォルニア州の企業
何百万頭も牛がいて、
本物のカリフォルニア・チーズを作れるが、
英語を話せるのは 5 頭だけで、不法滞在牛がほとんど。
ところで、アーノルドくんは、巨乳の牛が大好きだ。
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結論。
やっぱり英語で読んだ方が、何倍もおもしろいです。
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