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2006.06.05

# 「返上」という手段

リンク: 芸術選奨「返上したい」和田氏、盗作事実上認める : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

なんとも小物ですなぁ、往生際の悪いこと悪いこと。

受賞を取り消される前に返上する、つーのは、あれですかね、「逮捕される前に自首した方が罪が軽くなる」みたいな感覚でしょうか。でも自主ということは罪を認めちゃうわけでしょう。

 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した洋画家・和田義彦氏(66)の複数の作品が、イタリア人画家、アルベルト・スギ氏(77)の作品と酷似していると指摘され、文化庁が調査している問題で、和田氏は読売新聞に対し、「(スギ氏の作品の構図を)本人の了解を十分に得ないまま借用していた。社会通念上、盗作と言われても仕方ない」と事実上、盗作を認め、同賞については「返上したい」と語った。  読売新聞は4日までに、電話や面会で、和田氏から今回の疑惑について話を聞いた。その中で、自らの創作方法について、「構図を借り、私なりのものを加えているのが自分の手法。海外で勉強した画家でないと、このような微妙なニュアンスは分からない」と主張したものの、構図を借りることについてスギ氏の了解が十分ではなかったことを認め、「社会通念上、盗作と言われても仕方ない」などと述べた。

「社会通念上」云々というのは、「われわれゲージツ家のレベルなら盗作じゃぁないんだけどな。ゲージツを理解できない一般市民レベルでは盗作っつうことになっちゃうんだから、しかたないな」という次元の発言でしょうか。

本気でゲージツを争う気があるのなら「自首」しちゃあいけない。

で、いろいろ関連記事も探していたら、なんと翻訳の話まで飛び出していたのでした。

盗作疑惑、伊画家書簡を不自然翻訳 「共同制作」強調か

さて、小生が今回もっともひっかかったのは、スギ氏というイタリア人さんの名前。この人の作品は、「スギ作」と書かれたりして、日本人の大半は「杉作」と変換しちゃう...わけないか。

12:33 午後 文化・芸術 |

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ボクが第二のふるさとと思っている長崎でも、実は洋画家の和田良彦氏が関係しているとは全く思いませんでした。  とても立派な長崎県美術館でじつは6月17日から二日間 自画像製作の講習会を予定していたのですが、余りにも渦中の人物ということもあり、受講者の迷惑をかけたくないとの意向から、急遽 講師の変更をしたとのことです。 ... [続きを読む]

受信: 2006/06/05 18:50:40

コメント

ゲージツは盗作だ!とか言い切ってくれれば、まだ「小物」感は低いかも(どうでもいいけど)。

与作はわかっても、杉作は、いまの日本人は半分くらい知らないかもしれませんね。

投稿: みっち | 2006/06/09 12:14:41

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