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2006.01.30

# 人を呪わば

リンク: 医学都市伝説: 神の証明

こちら、以前から愛読している blog の一つです。

禁忌の侵犯は時に生命維持すら困難にすることがあるなんて、昔のニュー・アカめいた言説が成り立ちそう。

こういうコメントが付くあたりが、なんともナイスです。

01:37 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (0)

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2006.01.27

# ひ弱くないか、受験生!?

リンク: センター試験「ICプレーヤー」:メモリースティック搭載の謎 - CloseBox and OpenPod [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

今話題の IC プレイヤー、続報です。
ちょっと前には、分解フォトレポートもあります。

さて、小生が気になったのは、この記事のリンク先にもある毎日新聞の記事の方です。

大手予備校の駿台予備学校では、センター試験後、お茶の水校(東京都千代田区)の生徒約670人にアンケートしたところ、「イヤホンが聞こえにくかった」「隣の受験生の音漏れが気になった」など、機器の問題点を指摘する声が大半を占めた。「試験前の事前説明が長すぎて、集中力が切れかかった」という声も目立ったという。

一方、河合塾の担当者は、監督官が機器の不具合を訴えた受験生に再テストを受けさせない不手際があったことについて「受験生は緊張状態にある。トラブル時には挙手が認められていても勇気が必要だし、周囲は集中力が切れかねない。来年度からは安心して受験できるようにしてほしい」と話した。

実際に聞こえにくかったケースなら判りますが、「音漏れが気になった」だとか、「挙手に勇気がいる」だとか、まして「集中力が切れかかった」だとかさぁ...受験生諸君、すこし軟弱すぎるませんか、と思っちゃうのは、共通一次世代のおじさんだけでしょうか。

あ、そっか...今年の受験生って、「ゆとり教育」初年度生なんだ...。かわいそうに、君らのせいじゃなかったんだね。

05:57 午後 社会・ニュース | | コメント (2) | トラックバック (0)

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# こいつぁ無害だ

リンク: ITmediaニュース:気に入らないサイトを“攻撃”できるWebサイト

タイトルだけ見たときは「え゛っ?」と思いましたが、指定したページを読み込んで画面の上で爆弾を落としたり、チェーンソーで切り刻んだりする、というなんとも無害なサイトでした。

これのデスクトップ版がよくありましたね。

Netdiaster

03:16 午後 パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# いかんぞ、CNET !

リンク: 銀河系に「地球似」の新惑星を発見--研究者らがネイチャー誌で発表 - CNET Japan

なんだか最近、誤訳が目につきです、CNET さん。

今回の "キーポイント" は、「親星は低温であり軌道から遠いため」というところ。「親星が軌道から遠い」って、変でしょ。

(原文)

Because the parent star is cool and within a large orbit

「親星が大きい軌道の中にある」と書いてあるのですね。つまり「この惑星の軌道は親星から大きく離れている」とすべきところ(あるいは、そう解釈したけど日本語が変になっちゃったのかもね)。

その他にも---

「凍った海の下には岩だらけの地表が眠っている」
-> 確かに surface だけど、海の下でも「地表」って言うのかな?

「地球や金星のような岩で出来ていて軌道が比較的内側にある太陽系惑星」
(原文)
the rocky inner solar planets like Earth and Venus
->これは専門用語の勉強不足。rocky は、いわゆる「地球型惑星」のことを言ってる言葉だし、inner planet は「内惑星」。

----------
えーっと。翻訳者さんには、もちろん分野による得手不得手があります。小生も不慣れな分野だと、どんな誤訳・珍訳をやらかしてしまうかと、実はいつも内心ビクビクしています。

なので、今回の天文用語とか、以前のギター用語のように「専門用語に誤訳が目立つケース」は、翻訳者個人よりむしろ編集部の責任の方が大きいと言えるでしょう。

10:37 午前 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# リンクだけ...

きっと、数多の blog がこのネタを取り上げているに違いないので、小生が肯けた記事へのリンクだけ---

ライブドアとオウム?
ライブドアへの強制捜査にからんでのうわさ話

↑ この2つは、いずれも逮捕前の 1/20 の記事。

ライブドア問題の話
ライブドア事件報道についてのモヤモヤ

↑ この 2 つは、逮捕後の 1/26 の記事。

この国のマスコミの白痴さが、いよいよ全開という様相を呈しています。

01:32 午前 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2006.01.26

# Paint It Black, Not

リンク: 「黒く塗りつぶすのはダメ」:米国家安全保障局、電子文書の安全な公開方法を指南 - CNET Japan

電子文書を "塗りつぶす" とはこれいかに? と思って読み始めたのですが、今回もまた CNET さんの誤訳指摘になってしまいました。

「自信を持って編集する」---この一言が決定的な "誤訳警報" でしたが、第 2 パラグラフは全体に怪しい雰囲気です。

翻訳業界では、

明らかに怪しい日本語を 1 つ見かけたら、その数倍は誤訳がある

というのが定説です (w

以下、書かずもがなの解説---

NSAは、公開用文書の編集に関する指導書の中でそのように指摘しており、知らぬ間にコンピュータドキュメント内に機密データが含まれていたために、機密情報が漏えいした、いくつかの厄介な事件を発表した

(原文)

The agency makes the point in a guidance paper on editing documents for release, published last month following several embarrassing incidents in which sensitive data was unintentionally included in computer documents and exposed.

どうやら、"published" の解釈が致命傷になった模様です。
「following 以下を受けて」、「先月 publish された guidance paper」という修飾関係になるはずでした(もちろんそのまま訳すのは無理がある)。そもそも、makes と published がこのように並ぶとしたら英語として不自然。

さて、問題の「自信を持って〜」です。

13ページに及ぶこの文書のタイトルは、「自信を持って編集する:不適切な部分を削除し、WordからPDFに変換された報告書を安全に発表する方法」(PDFファイル)である。

(原文)

The 13-page paper (click here for PDF) is called: "Redacting with confidence: How to safely publish sanitized reports converted from Word to PDF."

やはり原文は "with confidence" でしたね。英和辞典で調べると、確かに「自信を持って」とか書いてありますが、confidence は要注意単語の一つ。基本の語義は "absolute certainty, a firm belief" なわけで、それをいつでも日本語で「自信」として済むはずはないのでした。"certainty"、"belief" を自分に対して持てば「自信、確信」、他人に対して持てば「信頼」になるのでしょうね。念のために、引用されている NSA の PDF も開いてみました(このエントリとは関係ありませんが、これ、NSA の文書にしては、貼り付けてある Word 画面にヘルプのマスコットが出現してたりして、ちょっと笑えます)。

...how to do it with confidence that inappropriate material will not be released

While time-consuming, these steps give the highest confidence that sensitive information is not hidden in the released document.

なるほどなるほど...ちょっと訳者泣かせではありますね。前者は「まずい情報が漏れないという確信をもって」という意味、後者は give に続いているせいもあって、ちょっと「信頼」に寄った意味になるかな(似たような that 節が続いているのにも注意)。タイトルであれば、思い切り意訳するか、直訳にこだわるなら「間違いのない編集」くらいでしょうか...。

01:02 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (1)

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2006.01.22

# 大雪とセンター入試

リンク: センター試験、リスニングで400人が「再テスト」

小生の頃はまだ「共通一次試験」でしたが、やっぱり初日は雪でしたねー。小生は密かに、「共通テストを実施するようになったので土日の大雪が増えた」という仮説を持っているのですが...(w

それより何より、今年から始まったヒアリング試験(今頃かい !)。なんと受験者全員に IC プレイヤーを配るとは。隔世の感、以上のものがありますね。

いったいどんなものを使ってるのかしら、と思っていたら、ありましたよ、こんな記事が。予備校などではもうとっくに導入されてたんですね。

「センターPod」はワンウェイプレイ&ノンストップ

センター試験「ICプレーヤー」を試す

「お持ち帰り」できるし...。
ヤフオクで 3000 円ですか (w

試験の本番用だけあって、スロー再生や巻き戻し、リピートなどの便利な機能は用意されていません。一時停止もなし。液晶表示もなし。シャッフル再生とかジャケット表示とかもありません。

そら、そうだわ。

*****
受験生のみなさんには、音質の悪いスピーカーで流されるより確かにずーっと楽でしょう。でもね。

実際の英会話はヘッドフォンから流れてくるわけではない

ということは忘れないでくださいね。

ちなみに、小生が受験した某国立大学の 2 次試験では、ヒアリングテストの英文は「肉声」、つまり「教官が試験会場に来て、その場で英文を読み上げる」形式でした。これなら、器械の不調による再テスト、はありえないわけですが。今はどうなってるんかな。

03:00 午前 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# 詐欺と翻訳

リンク: Computerworld.jp - Hot Topics - 日本のユーザーを狙う「フィッシング詐欺」の狡猾な手口

だいぶ前の記事ですが、ちょっとした理由があって「翻訳 詐欺」というキーワードを検索したらひっかかりました。

「VISAの偽メールの文面は、明らかに英語版のフィッシング・メールをそのまま日本語に翻訳した直訳調であることから、詐欺犯グループが、だれか日本人に依頼してメールを翻訳させたのではないか」

...これには失笑しちゃいました。なぜかと言えば---

かつてウチの会社には(にも?)、

いわゆる "ナイジェリア詐欺"(の変種)の翻訳依頼が来たことがある

からなのでした。

英語の文面がまったく読めない(かつセキュリティ意識の低い)クライアントが、自分のところに届いたメールの翻訳をウチに依頼してきたらしい。で、担当の営業も同じくらいの英語力と PC スキルしかなかったもんで、それがウチの部署に回ってきたという経緯。

小生がその文面を見てすぐ、「これ、詐欺メールです !」と言ってつき返したので、このときは事無きを得たわけですが---。確かに、あの手のメールは書き出しが営業メールに似ていなくもないことを考えると、この記事になったケースも、案外どこぞの翻訳者が訳していたりして...。

02:41 午前 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# 理解しがたいもの、それは日本経済

リンク: ライブドア株式総数10億5000万 全市場の34%に

経済音痴の小生が、経済というものに根っから不審と不信を抱いていることは何度か書いていますが、これはいったい何なんでしょうね。

ライブドアの株式数が全市場で流通する株(単元株ベース)の三割超を占めていることが二十日分かった。株式分割による投資単位の極端な引き下げで、多くの個人投資家が同株の取引に参加している。同社が上場廃止に至った場合、相場にどこまで影響を与えるのか不安が急速に広がっている。

たまたま急成長した、たかだか 1 社の IT 企業の株が全体の三割?

東京、大阪など全国の五証券取引所が昨年六月にまとめた二〇〇四年度の株式分布調査によると、取引所での売買単位となる単元株ベースでは、ライブドア株は株式分割の影響で市場全体の約34%を占めた。〇三年度は0・05%に過ぎず、東証は「一年間で30%以上も比率が伸びるのは異常。過去に事例はない」としている。

大和総研情報基盤統括部の伊藤正晴次長は「売買単位で一銘柄が市場の三分の一を占めるのは普通ではない」と指摘。「ライブドア株は小口から取引できるだけに、上場廃止などの事態に発展すれば影響は大きい」としている。
(中略)
特に株式分割は1株を100株に分けるなど極端な手法を駆使、上場以来4年余りで3万分割まで達した。株式分割すると一時的に市場で株の需給が逼迫(ひっぱく)、株価が上昇する場合が多かったことに目を付けたようだ。ただ東京地検特捜部の捜査などでは、こうした経営手法の裏側で、虚偽の情報で株価が引き上げられライブドアに巨額の利益が流れていた疑いが浮かんでいる。

つけこまれるシステムの方も、つけこむ企業の方も、とにかく歪んでる。こんな不可思議世界で、誰がどう大損こいたってそれは自業自得だろう。

*****
ところで今回のライブドア騒動。
会社の同僚との間では、「堀江氏、見事にスケープゴートだねぇ」という話になったわけですが、同じように考える人は少なくないでしょう。

東浩紀氏の blog: 「ライブドアとオウム?」

「誤解のないように言うが、これは別に個人投資そのものがカルトだという意味ではない」という断り書きもありますが、なーに、「盲目状態」という点では五十歩百歩というところでしょう。

02:28 午前 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2006.01.19

# おまけの比重

リンク: 製作者の情熱伝わる「グリコのおまけ」

ZAKZAK と違って、夕刊フジ BLOG の方はときどきおもしろい記事が載りますね。いまさら感もある「グリコのおまけ」ですが、

グリコの創業者・江崎利一氏は「子供たちにとって、食べることと遊ぶことが2大天職である」と考え、グリコの箱に豆玩具を入れて、心の健康と体の健康を同時に提供しようとした。そこで、昭和2年からグリコにおまけが付くようになったのだ。  江崎利一氏は、おまけという言葉を嫌ったそうだ。菓子の添え物ではなく、菓子と同じくらい大切な存在と考えていたからだ。だから今でもグリコの社員は、「おまけ」とは呼ばずに「おもちゃ」と呼ぶ。それだけ大切にされてきたからこそ、わずか数センチの小さなおまけが、見る人の心を揺さぶり感動を与えてくれるのだ。

このエピソードは面白いです。最近の食玩は、当たり前のように「おまけの方が主」になっていますが、実は「おまけ」が比重を増していく萌芽は、元祖グリコの最初からあったわけですね。

12:59 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# ご飯粒か小骨か?

リンク: 直木賞受賞、東野圭吾氏

ただのファンとして読んでいると

その作家がピークをやや過ぎたあたりで受賞することが多い

という感じがしないでもない直木賞なわけですが、今回の受賞作は、「このミス」の 1 位になったくらいだから期待してもいいのかな。とりあえず読んでみよ...文庫になったらね。

17日夜、第134回芥川・直木賞の受賞者が決まった。近年、低年齢化が指摘されていた両賞だが、今回はすでに他の文学賞も受賞し、両賞候補回数でそれぞれ最多だった絲(いと)山秋子さん(39)、東野圭吾さん(47)が“実績の勝利"。記者会見では、受賞までの道のりに対する恨み節(!?)も出た。

ということで、エントリのタイトルは東野圭吾ではなく、芥川賞の方の受賞コメントのことです。

受賞の感想を聞かれた絲山さんは「芥川賞は足の裏に付いたご飯粒みたいで、取れないと気持ちが悪い。やっとのどの小骨が取れた感じ。今回取れなければ、今後候補を辞退しようと思っていた」と語った。

「足の裏に付いたご飯粒みたい」と言っておきながら、「のどの小骨が取れた感じ」ですか? 似たような比喩とは言え、ニュアンスはずいぶん違いませんか?

かりにも芥川賞を受賞した(しかも過去 3 回も候補にあがっている)方が、こんな発言をするとは思えないのですが、これはもっと長いスピーチを端折ったのだろうと推測されます。

つまり、「足の裏にご飯粒がついて、いつまでもムニョムニョと気持ち悪いなぁ、と思っていたら、やっとのどの小骨が取れた」という、

意味不明な比喩の連発

は、ご本人の言ではなく、ZAKZAK 編集者の日本語力の問題に違いないのでした。

さすが ZAKZAK。他紙にはない絶妙な味わいと申せましょう。

01:00 午前 文化・芸術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2006.01.18

# もっと重大な誤訳

先日、CNET の誤訳の話を書きました。ギターの話くらいなら笑ってられますが、国際問題を引き起こしかねない、もっと危ない誤訳もあるわけでした。

イラン、米CNNの取材を禁止 誤訳を理由に

イランの文化イスラム指導省は16日、14日のアフマディネジャド大統領の記者会見で米CNNの同時通訳が誤訳を繰り返したとして、当面の間、CNNの記者やローカルスタッフがイラン国内で取材することを認めない決定をした。イラン学生通信が報じた。
(中略)
CNNはその後、放送を通じて謝罪するなどしたが、イラン側は「故意に大統領発言をゆがめた」としている。

通訳さんが故意に誤訳したとは考えにくいのですが、ひょっとすると、個人的に大のイラン嫌いで、つい無意識に悪者扱いしちゃった、という可能性はありそうなのでした。

11:22 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# ネーミングセンス悪っ!

リンク: ニフティ、Movable Typeを利用できる会員向けホームページサービス「LaCoocan」開始 - CNET Japan

ここの blog サービス「ココログ」もそうだけど、Nifty ってネーミングセンスあんまり良くないですね。

"LaCoocan" ......? coccoon のような、racoon のような、laccase のような、Lucan のような......ぜんぜん語感が判らんでしょ。

ニフティは1月17日、シックス・アパートのブログ構築システム「Movable Type」を利用できる会員向けのホームページサービス「LaCoocan(ラクーカン)」を開始した。

カタカナ書きを見てようやく納得したわけですが...。

02:45 午後 パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2006.01.13

# 話題性だけ

リンク: ITmediaニュース:Windows Vistaにロバート・フリップのサウンド採用か?

なんと言いましょうか...。昨日に続いて、またギターがからむ IT ネタです。

どうせなら、有名どころのミュージシャンの音源を一通り WAV ファイルで揃えておくなんてどーでしょう。で、それをデスクトップテーマに関連付けて「プログレ風」とか「グラム風」とか (w ...

もちろん、そんなところに手間と金をかけてもらっても、ちーっとも嬉しくありません。

12:51 午後 パソコン・インターネット | | コメント (1) | トラックバック (0)

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2006.01.12

# open, unfretted

リンク: 超有名ギタリスト御用達--脚光を浴びる自動チューニング技術 - CNET Japan

CNET ではちょっと珍しい記事ですが、確かに電子楽器って、もっと電子技術を取り入れる余地がありそう。

さて、今回の翻訳記事には大きな誤訳があります。

The Performerはボタン操作だけで、オープンでフレットのない弦を、演奏者がプログラムしたとおりに自動的にチューニングする。

弦楽器のことを少しでも知っていればきっと推察できる誤訳ですが、そうでなくても、「オープンでフレットのない弦」という日本語はまったく意味不明でしょう。原典はこう。

With the touch of a button, The Performer is designed to automatically tune open, unfretted strings to whatever notes the player programs into the system's computer.

unfretted は「フレットを押さえていない」ということ。弦楽器の世界では、これを「開放弦」と言います。つまり、"open" と "unfretted" はほとんど言い換えに等しく、あわせて「開放弦を好きな音程に調整できる」という意味のはずです。

CNET さんの翻訳者さんにも不得意分野はあるわけでした。

07:00 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2006.01.11

# 濡れ衣です

リンク: 仙台新生児誘拐:手口と酷似した推理小説 計画の参考に??今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

共通してるのは、偽装火事ということだけ。なんでそれを「酷似」と言うかね、毎日さんは...。

小説は岡嶋二人(ふたり)さん著「99%の誘拐」(講談社文庫)。発煙筒と「火事だ!」の叫び声で親の注意をひき、幼稚園児を誘拐して5000万円の身代金を要求する--という内容。根本容疑者は仙台市宮城野区の「光ケ丘スペルマン病院」(志村早苗院長)で、スプレー缶のようなものを掲げて看護師を威嚇。入院中の山田弓美さん(23)を「火事だ」という叫びで驚かせ、長男柊羽(しゅう)ちゃん(生後11日)を連れ去った。

そういえば、井上夢人、新作が出ないなぁ。

06:13 午後 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (2)

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2006.01.09

# SOBUKI さんのパフォーマンス

昨日は、冬休み最後の日曜日(なんと、今年は小生も 9 日まで冬休みなのだった)。
連日の厳しい寒さがわずかながら緩んだので、二人の娘を連れて久しぶりの葛西臨海公園に出かけました。

厳冬ならではの澄んだ空気のおかげで、最高位置 117 m という観覧車からの眺めも満喫でき、帰りがけには東京湾のきれいな夕焼けというおまけまでありましたが、本日最大のヒットは、偶然見かけた SOBUKI さんという street performer の素晴らしいパフォーマンスでした。

まずは、観覧車からの眺めを一枚。

IMG_0034-2

で、SOBUKI さんのパフォーマンスです。

昼過ぎに、レストランを出てたまたま見かけたのが、2 本のスティックの間に張ったヒモで、コマ---お猪口を2 つつなげた形の---を自在に操り、ときに宙高く放り投げては受け取るというパフォーマンスからでした(あれにも、きっと名前があるんでしょうね)。

感心したのは、パフォーマンスが達者なのはもちろんですが、トークが実におもしろいこと。子供たちも、まずあのトークの虜になったようです。観客の反応を即座にとらえ、小気味のよいテンポで次々と言葉を繰り出し、見る者を決して飽きさせない---日本ではちょっと珍しいかもしれない、あれだけでも見事な芸と言えるでしょう。

コマの後は、ジャグリング。しかも、わざわざ不安定な足場の上でそれを見せるというのが今日のクライマックスになっていました。ここで SOBUKI さんは、観客の中から助手を募ります。ふつう、その手の "お手伝い" には子供を参加させることが多いのですが、SOBUKI さんはなぜか「大人の方」というご指名。

その頃には自分もこのパフォーマンスに夢中になっていた小生、子供たちに唆されてつい手を挙げてしまい、なんと "お手伝い" をすることになりました。

何をするかといえば、円筒 + 1 枚の板という不安定な足場に上がった SOBUKI さんに、3 本の棍棒を投げて渡すという役目なのですね。で、まずは地面の上でそれを練習。この間も、「お父さん、勝手に投げない!」とか「失敗したらお父さんのせいね」とか、観客の笑いを取り続けます。

で、一通り練習が終わったと思ったら、「この棍棒は汚れてるので、本番ではこれを使います」などと言って、取り出したのは 3 本の剣 !! 上手いです、この見せ方!。しかも、しかも、本番では足場をさらに不安定にします。円筒 + 1 枚の板 + 4 個の箱 + もう 1 枚の板 !! その上に乗ってバランスをとる姿だけで、子供たちはもうハラハラでした。

そのクライマックスの写真がこれです。

IMG_0056-2

どうにか、本番の助手も無事に努めることができました...と思ってこの写真を撮っていたら、すかさず「写真撮ってる場合じゃないでしょ!」と怒られちゃいました w。そう、この後はちゃんと 3 本の剣を受け取らなきゃいけないのでした。

これだけのパフォーマンスをたまたま見ることができたのは実にラッキーでした。飛び入りまでしちゃったのは自分でも驚きでしたが、そのおかげでさらに楽しめました。

子供たちにも小生にも、予想外の素敵な遭遇。SOBUKI さん、本当にありがとうございました。

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SOBUKI さんのサイトはこちら。
http://www.geocities.jp/sobuki/

スケジュールも載っていますが、関東近辺でご活躍のご様子です。機会があれば、ぜひご覧ください。

04:07 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

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