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2005.06.30

# 業界ネタから英語の話

リンク: The Other Shoe Just Dropped: Lionbridge Acquires Bowne Global: Corante > Going Global >

つい数日前に噂として登場しましたが、それが確定した模様です。

このBlogは英語も面白いので、前回のと併せて拾ってみました。

Lionbridge & Bowne: Waiting For the Other Shoe To Drop

So now that SDL has announced its plans to buy TRADOS, the buzz around the industry is when Lionbridge is going to finally pull the trigger on purchasing its larger competitor Bowne Global Solutions (BGS). Based on what I'm hearing, the question isn't "if" but "when."

「SDLがTRADOS買収計画を正式発表した今、業界の話題は、Lionbridge がいつ、ライバル社たるBowne Global Solutions(BGS)の買収の最終決定を下すかということだ。聞くところによれば、買収は「あるかどうか」ではなく「いつ」という段階である。」

今回のタイトルは、前回のタイトルを受けています。"wait for the other shoe to drop"というのは、「ほぼそうなることを予期する」ということなので---片方の靴が落ちるのを待っている---、"The Other Shoe Just Dropped" となるとそれが「決定した」---靴が落ちた---となります。

ニュースサイトでも個人 Blog でも、タイトルの付け方はみんな凝ってますね。

08:10 午後 TRADOS, 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2005.06.28

# また業界ネタですが

リンク: Lionbridge & Bowne: Waiting For the Other Shoe To Drop: Corante > Going Global >

TRADOSがSDLに買収されるというビッグニュースに続き、今度はMLVどうしの合併ですと(これについては、案の定、独禁法は大丈夫かという懸念も見かけますが)。

Bowne があまり調子よくなさそうな噂は聞いていましたが、この両社が一緒になった存在感というのは、コンピュータ界におけるかつての IBM 以上、今の MS 級かもしれません。巨大 MLV が誕生したからといって、すぐに日本での勢力図が激変するとかいうことはないのでしょうが、最近は、どのクライアントもやはりローカライズをグローバル化したがっている(ヘンな言葉だな)。つまり地域の事情に合せて手間暇と金をかけるようなローカライズはもうやめて、なるべく単純に均一に、コストを抑えていこうという傾向が見られたりもするので、その流れを考えると、このような巨大な MLV の出現は気になります。

デカイということは、処理量(単位時間当たりの翻訳量)が増えるということで、当然スケールメリットが伴う。デカイだけに色々なツールもどんどん自社開発できるから、そこでますます効率化・高速化が図られる。処理すべきマニュアルやオンラインヘルプが大きい大企業ほど、このような処理のできる MLV は歓迎するでしょう。

クライアントにとっては、自分たちが手間をかけずに(Glossary を用意したりファイルをハンドリングしたり...)アウトプットだけが返ってくる、つまりは超優秀な自動翻訳機械があればいい。寡占化した MLV がそのように機能するようになったら、かなりコワイわけです。

01:05 午後 TRADOS, 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# なぜかさいたま

リンク: 今度はさいたま市で会いましょう! 交通博物館で“さよなら交通博物館 特別展示”を開催!

70年を経過し老朽化と陳腐化が著いことなどを理由に2006年春ごろに閉館が決まった交通博物館。

なお、交通博物館はさいたま市大宮区に移転。現博物館の8.5倍の4万2500平方メートルの敷地に一部3階建て、延べ床面積約2万平方メートルの新博物館を建設し、2007年度中に「鉄道博物館」としてオープンする予定だ。

噂は知ってましたが、やはり本当になくなっちゃうんですねー、あの場所から。

ところで、移転先はなんで大宮? JR大宮駅の南側には、かつてかなり大きな機関庫(本当は何という名前か知りませんが、いつも「機関庫」と呼んでました)がありましたが、もしかしてあの跡地かな?

その機関庫、小生が子供の頃---1960年代---には、現役ではないながらまだ機関車がいくつも並んでいたように記憶しています。近所に親戚があったので、いつも遊びに行ってました。

12:55 午後 社会・ニュース | | トラックバック (0)

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2005.06.26

# SW Episode 3、先々行

小生、それほど熱烈な SW ファンではありませんが、四半世紀前にあのインパクトを受けてしまった世代の一人には違いなく、「最後まで見届けなきゃ」という義務感と、お祭り大好きというノリだけで行ってまいりました、先々行上映(第1作で成功したシリーズものは、こういう層を動員できるところが強みでしょうね)。と言ってもそれほどリキを入れるつもりはなかったので、出かけたのは地元の貧弱な映画館。23:45 の最終回、満席には至らず。

とりあえず Star Wars Saga の最終作。小生としては十分 OK な出来でした。旧シリーズ含めた出来の順で言えば、4 → 3 → 1 → 5 →//→ 6 → 2 というところでしょうか(// のところに深ーいクレバスがあります w)

ということで、以下はネタバレ含む感想です。ラストまで含めて思い切りネタバレありですので要注意。

SW シリーズ、個々の作品の出来はともかくとして、ストーリーテリングの要素は決して悪くないんですよね。

Saga のある時点から見せ始めて、後から前史を描くという構成。主人公(ルークちゃんね)には、もちろん出生の秘密と特殊な能力があって、でもその能力はまだまだ未熟だから、それを導いてくれる師匠が現れる。出生に秘密があるとくれば、ヒロインが実は双子の sister でも驚かないし、敵の首領は仮面を剥くまでもなくお父ちゃんに決まっている。Force という同じアーツに good と evil の二面性があって、敵と師匠との間には何やら因縁が...。貴種流離、双子、求道と成長、親殺し、両義性...と(西洋)物語的要素はてんこもりで、どうやったってそれなりには面白くなる。

それを SF に、しかも 1970 年代にさえ古臭くなりかけていたスペオペ世界---69 年には「2001 年」が世に出ている---で描いたところが、第 1 作の凄さでした。

そんな要素を持ちながら、エピ 5 は脚本のマズさゆえに観客に大いなるイマイチ感を残し、続く 6 はイウォークなどという意味不明なぬいぐるみを登場させたおかげで、お子様映画の印象が決定的になってしまった。新シリーズが公開される頃にはファンの方も構えができていて、エピ 1 は無難な出来と子供時代のアナキンの可愛さで何とか救われたものの、エピ 2 では薄っぺらな特撮の傾向がますます顕著になり、しかも成長したアナキンに魅力が乏しいうえに、ストーリーはいかにもシリーズ中盤の説明的な進行。

よくこれでシリーズ続いたものですねぇ w。世界中の SW ファンって、よほど寛容なんだなあ。結局、第 1 作(エピ 4)の威光だけでその後も続いてきたシリーズってこと?

で、今回のエピ 3 で Saga が一応完結するわけですが、今までの物語の missing link として、それなりには納得のいく出来でした。最後をこんな風にまとめてくれると、各エピソードに色々不満があってもシリーズ全体に対する評価も以前より良くなりそう。ルーカス監督もようやく面目躍如というところでしょう(名誉挽回、か)。

エピ 3 成否の最大のカギは、当然ながら「アナキンがいかにしてダース・ベーダーとなったか」を描くことにあるわけで、それに失敗したら今作は存在意義すら失います。描写は不足気味ながら、この点にはまずまず成功していたようです。

おおかたの予想通り---だと小生は勝手に思ってます---、アナキンが Dark Side に捕らわれてしまうのは、とどのつまりは個人的な理由なのですね。愛する者を失いたくない、それが最大の動機。パドメ---今回はもう密かに「妻」ということになっている---の懐妊を知ったアナキンは、出産で彼女が死ぬという予知夢を見てしまう。彼女を救うには Dark Side の力しかない。これはなかなか良い設定です。こうするとルークとレイアが、実はその誕生そのものに暗い影を背負っているということになる。そしてもちろん、将来迎えることになる父子の対決にもその影はついてまわる。物語的に上手い展開だと思いました。

それだけに、その決意に至る心理描写、アナキンの葛藤とか、ジェダイ評議会での孤立感とその理由とかはもう少し丁寧に描かないといけなかった...というのは、ないものねだり。Hayden Christensen も Natalie Portman も、表情だけで語らせるにはちと足りない役者さんなんでした。ただし、ダース・ベーダーという名を「与えられ」てからの Hayden Christensen は、なかなか凄みがあります。

逆に、Natalie Portman はエピ 2 と同じくらい、見るところなしです。女は添え物、の典型。

さて、迂闊にも失念していたのですが、アナキンが Dark Side に落ちてしまっていちばん辛い思いをするのは、オビ=ワンなのですよね。今回最大の見せ場は、アナキンの変貌ではなく実は彼の悲しみです(クレジットを見ても、今回の主役はあくまでもオビ=ワンだし)。オビ=ワン としての Ewan McGregor は、新シリーズの中では最高だったでしょう。これを見た後でエピ 4 のオビ=ワンを見ると(あるいは思い出してみると)、色々と腑に落ちるところがあるはずです。これから観る方も、旧シリーズの少なくともエピ 4 だけは見(直し)ておくとよいかもしれません。

ツッコミどころは、もちろん山盛りです。パルパティーンが今までどれだけ周到に準備をしていたのか判りませんが、軍を意のままに操れるのはともかく、議会があんなに簡単に動いちゃうのはいかがなものかと。まあ政治を描く映画じゃないんで仕方ないですが、それまで各惑星代表から成る議会を持つ共和国(という名前の連合体)だったものを、「これからは帝国だかんね」と言われてそんなにあっさり拍手するなよ..。よほど根回しが完成していたのだろうか? とか。

一転して追われる身となったジェダイのみなさんも、ウィンドゥとヨーダとオビ=ワン以外あまりに弱すぎ、とか。ウーキー出てくる必然性あるのか? 旧シリーズに合わせて、3 作目にはサルを出すのがお約束なのかな、とか(注: ウーキーは本当はサルではありません ^^)。

まあそんなこんなですが、終盤からエンディングまでのもって行き方はさすがに堅実でした。パドメはルークとレイアを生むために、アナキンは瀕死の重症から "例の" コスチュームで蘇るために、それぞれ手術台に乗せられている。交互に映されるこの場面こそ、Saga が完成する瞬間です。アナキンが死んでダース・ベーダーが生まれる。パドメが死んで次の世代たる二人が生まれる。このくらい判りやすく主題構造を提示するというのは、受ける物語の必須要素ですね。生まれてくる子供の名前をもう決めていた---双子だということは、きっとこの時代だから定期健診かなんか受けて知ってたのかな ^^ ---ところにはカクっときましたが、アナキンがあのマスクを被されるシーンは、ちょっとうるうるものでした。

そして、ルークとレイアは敵の目を逃れるために別々の場所に預けられる、ということでラストシーンは惑星タトウィーン。こういうところはファン心理を外してませんね。あの「2つの太陽」には、無条件にやられてしまいました。

これで一応の格好はつけたんだから、エピ 7 とか 8 とか 9 は、もうやめましょう。

ビジュアルについてはもう、あれですね。これからこの手の映画の画面は、どんどん漫画に近づいていくんだろうなぁ。

05:59 午前 映画・テレビ | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2005.06.24

# 流れでしょうねえ

リンク: ITmedia エンタープライズ:JavaOne:OracleがJDeveloperツールを無償提供へ

今までは、無料ダウンロードできてもライセンス含まずだったわけですが、これからはライセンス含めて無料ということなのかな。Eclipse への対抗策ではないと書かれていますが、それも要因の一つには違いないのでしょう。

07:40 午後 パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2005.06.22

# 親指トム

リンク: ITmedia PCUPdate:親指USBメモリ「イェ?イドライブ」

以前にも紹介した、拍手喝采もののおバカグッズを次々と売り出しているメーカーさんですが、今回は名前の由来がちょっとインテリジェント。

記事中にもあるように、英語では Thumb Drive というのが「USB メモリー」の通称になっていますが、これはちゃんと登録された商標。元祖はこちらの会社なのでした。

08:47 午後 パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (1)

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2005.06.21

# かなり驚きの業界ネタ

リンク: SDL to acquire TRADOS: Corante > Going Global >

"SDL" も "TRADOS" も、業界外の人にはまったく意味をなさない単語かと思いますが、小生の所属している業界では、かなりビッグなニュースです。

TRADOS とは、業界でほぼデファクト・スタンダードとなっている「翻訳支援ツール」の名前(およびその開発販売メーカーの名前)です。かたや、SDL というのは、翻訳サービス会社です。

つまり、翻訳業界の標準とも言えるソフトウェアのメーカーを、同じ業界の一翻訳会社が買収してしまうという...。

そうですね...、スクエアエニックスが SCE(Sony Computer Enterprise) を買収する、みたいな構造だと言えば、業界におけるこのニュースの重大さがお判りいただけるかもしれませんね。

もう少し詳しく言うと、翻訳支援ツールというのは、自動翻訳ソフトではなく、一度翻訳した原文-訳文の単位を「翻訳メモリー」と呼ばれるデータベースに登録していき、以降はその DB から流用することで翻訳効率を高めるというソフトです。で、TRADOS はそのツールで圧倒的にシェアを占めている会社。

SDL は、翻訳サービス会社といっても、多数の言語を扱い全世界にオフィスを展開している、いわゆる MLV(=Multi-Language Vendor)であり、翻訳業界でも相当の大手です。しかも自社でも SDLX という翻訳支援ツールを開発しています。

この買収が実現すれば---ほぼ確定のようなのですが---、全世界の翻訳会社は、必須のツールを別の翻訳会社から買うという図式になるわけで...。うーん...。

04:37 午後 TRADOS, 翻訳・英語・ことば | | コメント (2) | トラックバック (0)

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2005.06.20

# 原爆をめぐって

リンク: 長崎原爆:米記者のルポ原稿、60年ぶり発見 検閲で没収

長崎市に原爆が投下された1945年8月9日の翌月、同市に外国人記者として初めて入り取材した米シカゴ・デーリー・ニューズ紙(廃刊)の故ジョージ・ウェラー記者の未公表の原稿と写真が60年ぶりに見つかった。原稿は、長崎市の惨状と原爆症に苦しむ市民の様子を克明に記している。ウェラー記者は原稿を連合国軍総司令部(GHQ)検閲担当部局へ送ったが、新聞に掲載されることはなかった。当時、米政府は原爆の放射線による健康被害を過小評価する姿勢を見せていた。この原稿が公表されていれば米世論に影響を及ぼし、核開発競争への警鐘となった可能性もある。

リンク: 広島原爆:投下機の元航法士「自分の仕事をしただけ」

広島に原爆を投下したB29型爆撃機「エノラ・ゲイ」の元航法士、セオドア・バン・カークさん(84)は19日までに、毎日新聞との単独会見に応じた。「原爆は戦争終結を早め、多くの命を救った」と持論を繰り返す一方、「核兵器廃絶が理想だ」と話した。

そう、この方ももちろん「自分の仕事をしただけ」なのです。旧日本軍の兵士も、ナチスの兵士も、みんな「自分の仕事をしただけ」なのです。

不良債権を生み出した銀行やさんたちも、堤義明氏も、砂浜の深さで責任押し付けあっている明石市と国交省の関係者のみなさんも、そして今日ちょうど運転を再開した福知山線の故・運転手氏も...みんなみんな「自分の仕事をした(している)だけ」なのです。

そんな「仕事」で満ちているのがこの世の中だとしたら、子供たちには何をどう教えてあげたらいいんだろう。

注: ここで小生は、戦争中の蛮行を肯定しているわけでもないし、職務中に亡くなった方を揶揄しているわけでもない。くれぐれも読み間違えのないように。

11:11 午後 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# 軍命令とは

リンク: Sankei Web 産経朝刊 吉田満著書 乗組員救助の記述 戦艦大和の最期 残虐さ独り歩き

救助艇の船べりをつかんだ大和の乗組員らの手首を軍刀で斬(き)ったと書かれた当時の指揮官が産経新聞の取材に応じ、「事実無根だ」と証言した。手首斬りの記述は朝日新聞一面コラム「天声人語」でも紹介され、軍隊の残虐性を示す事実として“独り歩き”しているが、指揮官は「海軍全体の名誉のためにも誤解を解きたい」と訴えている。

銀英伝でも、どこかでこれと同じシーンが再現されてました。真相はもうおそらく藪の中、確定のしようはないわけですが、後半で引用されている沖縄での集団自決については、この記事の書き方ちょっと問題あるようです。


戦前戦中の旧日本軍の行為をめぐっては、残虐性を強調するような信憑(しんぴょう)性のない話が史実として独り歩きするケースも少なくない。沖縄戦の際には旧日本軍の命令により離島で集団自決が行われたと長く信じられ、教科書に掲載されることもあったが、最近の調査で「軍命令はなかった」との説が有力になっている。

関係者のあいだでは、「軍命令」をどう捉えるか---"当時は牛島司令官の命令で、軍、官、民の共生共死が徹底していた。たとえ村長や助役が言ったことであっても、軍の命令と同様だった"---など、まだ議論が決着していない状態のようで、まだとても、軍命令がなったという説が「有力になっている」とまでは書けないんじゃないでしょうか。

従軍慰安婦について、「そういう言葉は当時なかった」とか「公文書が発見されていない」と言ってみたりする、集団自決は軍の「命令」ではなかったと言ってみたりする。真相の究明が必要なのは確かですが、この手の一連の否定運動に共通しているベクトル、それ自体が気になります。

12:58 午後 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# これも仁和寺の放火

リンク: 仁和寺:再びぼや、連続不審火とみて捜査 京都府警

いえ...単にこの見出しを使ってみたかっただけなんですが w

19日午後0時20分ごろ、世界遺産に登録されている仁和寺(京都市右京区御室大内)境内にある修行僧の宿舎「仁和密教学院」(木造平屋建て、293平方メートル)内の居室の押入れから出火、布団や衣装ケースなどを焼いた。食事当番の僧が火災報知器の作動に気付き、職員らと消し止めた。けが人はなかった。同学院では18日未明にも空き室でぼや騒ぎがあったばかり。府警右京署は連続不審火とみて調べている。

ちなみに、仁和寺は「真言宗御室派」だそうです。

12:10 午後 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (1)

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2005.06.18

# ほんとはいくつのエピソード

リンク: 『スター・ウォーズ』シリーズは続く! その内容は? - FLiXムービーサイト

そして最後にルーカス監督が「エピソード7以降はつくらない!」とコメントしたことについては「ジョージ・ルーカス監督は何をするかわからない人だから、確実なことは何も言えないよ」と今後に含みを持たせる意味深な発言を残した。

もう何にも期待していない...はずのシリーズなのに、こうして話題を追ってしまっている自分に忸怩たるものを感じつつ...。

エピソード 1 の制作が決まった頃には、「全部で 6 エピソード」という設定がすっかり公式化してしまったわけですが、1977 年の公開当時を知っているファンなら誰でも「全9エピソード」だったことを、ちゃんと覚えています。

エピ 7 〜 9 は小説のみ発表の予定という話もありますが、あと 2 年くらいのうちには 7 〜 9 の映画化も決定〜、ということになるでしょう。

まあ、某ヤマトのシリーズよりはよほどいいのですが。

01:13 午前 映画・テレビ | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2005.06.17

# CNetの翻訳見出し

リンク: デルか、出ないか--M・デル、Mac OS搭載マシンの提供に意欲 - CNET Japan

Dellの創業者兼会長であるMichael Dellは、Fortune誌とのインタビューのなかで、チャンスさえあれば自ら「スイッチ」してもいいと考えていることを明らかにした。

 「もしAppleがMac OSを他社へ公開することに決めれば、喜んでこれを顧客に販売したい」Dellは電子メールに記している。

記事については後回し。まずは記事の見出しに注目〜。当然ながら、原典がこんな駄洒落なわけはないので、さっそく原文記事に飛んでみますと---

Dell founder thinks different about Apple

こちらは駄洒落ではなくて、Apple のキャッチコピー "Think Different" のもじりになっています。

さてさて、Mac on Intel がいよいよ現実となって、Mactel という呼び方も見かけるようになりました。

Intel マシン上で Mac OS と Windows のデュアルブート、という話の方はまだ可能性がありそうですが(こちらの記事)、Apple マシン以外で Mac OS が動くことは、まずありえないでしょう、と UMAX マシンを愛用していた小生は思うのでした。

07:28 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2005.06.14

# ニュースに注意

ニュースの文言には、書く方ももう少し気を遣ってほしいし、読む側は常に警戒が必要です、というサンプル。

ロイター: 北朝鮮総書記、正気かどうかわからない=米国務長官

 [ワシントン 13日 ロイター] ライス米国務長官は、北朝鮮の金正日総書記が正気かどうかわからないと発言した。

 ライス長官はMSNBCテレビの番組でのインタビューで、金総書記が正気と思うかと質問されたのに対し、「わからない。会ったことがないので」と話した。インタビューは13日に収録され、14日に放映される。

見出しだけ見たら、「ジョンイルの正気を疑っている」ように読めます。思わず肯いちゃったわけですが...。ちなみに、同日の Sankei Web での見出しは「金総書記、正気か分からぬ 米国務長官が発言」でした。似たりよったりですが、これはもしかして、記者さんのバイアスのせいでしょうか。


時事通信: 吸血コウモリにかまれ11人死亡=800人にワクチン接種−ブラジル

 【サンパウロ13日時事】アマゾン川河口に位置するブラジル・パラ州の密林地帯で、チスイコウモリにかまれた住民が次々に狂犬病を発症し、13日までに子供10人を含む11人が死亡した。同州では1年余り前にも2カ所でチスイコウモリ経由の狂犬病が流行し、計21人が死亡している。  州健康局によると、5月に州東北部のアウグストコヘア近郊で子供4人が相次いで死亡。5人目の子供が州都ベレンの病院に運ばれ、狂犬病が判明した。その後、8人が感染していることが分かったが、入院した9人のうち7人が死亡した。  当局は一帯で800人以上にワクチンを接種したほか、コウモリの駆除などを行っているが、被害はさらに広がる恐れがある。  (時事通信) - 6月14日9時1分更新

因果関係がまったく曖昧な見出しです。扇情新聞ならともかく、時事通信がこんな発信をしてはいけません。ちなみに、同じく Sankei Web での見出しは「吸血コウモリで狂犬病流行 ブラジル北東部、10人死亡」でした。こちらはマトモですね。

07:00 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2005.06.13

# はじめに言葉ありき?

リンク: asahi.com: 従軍慰安婦という言葉なかった、歴史教科書で中山文科相?-?政治

本邦政治家どもの愚かさぶりなど、今さらなのでいちいちとりあげるつもりはないのですが、ここまでいくと、ほとんど「ネタ」だろうというくらい笑えますね。

中山文部科学相は11日、静岡市で開かれたタウンミーティングで、歴史教科書に関連して、「そもそも従軍慰安婦という言葉は、その当時なかった。なかった言葉が教科書に出ていた。間違ったことが教科書からなくなったことはよかったと評価した」と述べた。従軍慰安婦や強制連行の記述が「減って良かった」とした昨年11月の自らの発言の真意を説明する中で言及した。

その調子でどんどんやってみてください、文化相殿。

「旧石器などという言葉は、その当時なかった」
「大化の改新などという言葉は、その当時なかった」...

12:57 午後 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (1)

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# インテル、見張ってる

リンク: インテル、究極の赤ちゃんモニターを試作 - CNET Japan

しょうもないタイトルですいません w... ついでに、過去の Intel 関連タイトルも「インテル」に変えました。日本語だとカタカナじゃなきゃいけないわけで(記事末に補足あり)。

さて、例によってこれ、原文記事はタイトルが全然違います。
"These walls (and teddy bears) have eyes"

日本語タイトルだけ見たときはてっきり、体内チップか? 「インテル、入ってる」もここまで来たかー、と思ったのですが、どうやら超ハイテク介護ベッドということのようですね。

これを見て、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」で描かれた世界を思い出す人も多いかもしれない。
Though it might sound Orwellian in the abstract,...

注目すべきは、この Orwellian という単語。

Of, relating to, or evocative of the works of George Orwell, especially the satirical novel 1984, which depicts a futuristic totalitarian state.

人名がここまで限定された形容詞として使われるというのはおもしろい。Wikipedia を見ると、Orwellian の特徴が詳しく説明してあります。

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ご存知のように「インテル、入ってる」のオリジナルは "Intel Inside"。英語では頭韻のところを、日本語では脚韻にしたわけで、まーうまいコピーと言えるでしょう(さすがに起動ロゴまではローカライズしなかったですが)。

もし Intel がこのコピーのバリエーションを作るとしたら、"In-" で揃えればいいのでまだ色々といけそうですが、日本語だと「〜てる」に限定されます。この語尾の得意な某翻訳家にコピーをお願いするというのはどうでしょう。もっとも、「インターネットはやりません」と公言するくらいだから、ダメかな ww。

12:21 午後 パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2005.06.09

# 上とか下とか

リンク: 死亡事故の人工砂浜、上層は明石市・下層は国が管理へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

兵庫県明石市の大蔵海岸で2001年12月、金月美帆ちゃん(事故当時4歳)が生き埋めとなって死亡した事故で、事故のあった人工砂浜の地表から1メートル下までの層を市が、その下層を国土交通省がそれぞれ管理することで、双方が合意したことが9日、わかった。

国側は「日常的な管理は占用許可を受けた市にある」と主張。市は「国が管理する海岸保全施設。目に見えない場所の安全管理までする義務はない」

上1メートルが市の責任、その下は国の責任...。なんだそりゃ? 責任回避を、ここまで露骨に明文化しちゃうわけですか。自分が遺族だったら、殴りこみかけてますよ。

09:25 午後 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# 「終わってる」のか

リンク: 2ちゃんねるの「終わり」とブログの今後 - nikkeibp.jp - from ガ島通信 メディア崩壊の現場を歩く

少し前のことですが、知り合いが「最近の2chは、以前よりずいぶん大人しくなったんだよ」と言ってましたが、なるほど、実は「終わって」たんですねー。

2ちゃんの魅力は真偽ではなく言葉遊びにあります。真実なのかウソなのか分からない面白そうなネタで言葉遊びをする。矛盾を突っ込んだり、応援したり、批判したりしながら書き込みが展開していくサイバーコミュニケーションです。 (中略) 一時期猛烈に輝き、存在感を示した2ちゃんですが、なぜ「終わった」のか。なぜマスになり得なかったのかを解明するひとつのキーワードがリアルであると考えています。

※太字、baldhatter

残念ながら、多くの日本人は、まだまだ「言葉遊び」の中から「リアル」を嗅ぎ取るような訓練ができていません。そもそも、「虚構」が正しく理解されているかどうかすら怪しいでしょう。

だから Monty Python のような痛烈なギャグは成立しえず、したがって差別語のような無自覚な言葉狩り(または自粛)がまかり通り、かつての「かけそば事件」のような顛末が後を絶たないのでした。

02:04 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2005.06.08

# インテル、齧るって

リンク: 大きな賭けに出たアップル--インテルチップ採用への布石を振り返る - CNET Japan

Apple-Intel 関連ニュースのまとめページです。Apple と Big Blue、最終的にはやはり相容れなかったということでしょうか。

08:13 午後 パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# お、新手だね

リンク: asahi.com:米で新たな進化論争 「神」ではなく「知的計画」??-?国際

 「生命の誕生や進化の背景には知的な計画があった」という「Intelligent Design(知的計画=ID)」説を学校で教えようという主張が、米国で頭をもたげている。 (中略) IDネットのジョン・カルバート共同代表は「進化は事実だとしても、推し進める何らかの仕組みがあるはず。それがIDだ。特に地球誕生や生命誕生は、進化論では説明できず、現在の自然界を見ても、知的な計画の存在を多くの科学者が認めている」と言う。進化論を教えるな、とは主張しない。

新手なだけに、怪しさもまた一段と。でも、造語センスがイマイチ、いやイマサンくらいでしょう。まして「知的計画」なんて訳語じゃ、どうにもかっこがつかないですね。

それにしてもアイツらの考えることは(略)...さすが、Kingdom of Heaven がヒットしないお国柄ということでしょうか。

07:16 午後 社会・ニュース | | コメント (2) | トラックバック (1)

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2005.06.07

# MITTOMONAI

リンク: 自民党:もったいない運動本部を設置へ 国際会議も提案

自民党は6日の役員会で、近く「もったいない運動本部(仮称)」を設置することを決めた。ホームページで啓発活動に取り組むほか「MOTTAINAI」を「世界語」として広めるため、日本での国際会議開催も提案する。武部勤幹事長は記者会見で「幼児からお年寄りまでの国民運動を広め、世界に発信したい」と語った。

MOTTAINAI → MITTOMONAI じゃ、アナグラムにも何にもなってないのですが、咄嗟に浮かんだのがこれでした。日本政府のアホぶりは、どこまで底知らずなんでしょうか。

わざわざローマ字表記される、MOTTAINAI という流行語。根が迂闊なので、これがノーベル平和賞を受賞した外国人からの発信だったということを、すっかり失念していました(当時のニュースはさらっと流してた)。

「もったいない」という日本語そのものは、もちろん良いものです。バブル崩壊を経験し、慢性的不況を言われて久しい今でさえ愚かしい消費行動を繰り返して省みない現代の日本人には---自分もですが---、ぜひとも思い出してもらいたい、小生らが子供の頃は毎日のように聞かされていたはずの言葉です。

特に、それが対象をモノに限定しない広義な概念であることを考えれば、「勿体ない」は「恥」や「謙譲」などと同様、かつて日本人が持っていた、そしてその後失ってしまった美徳を構成する重要なキーワードとも言えるでしょう(ワンガリ・マータイ氏は、1.や2.の語義までご存知だったのかどうか)。

もったいない
1. 神仏・貴人などに対して不都合である。不届きである。
2. 過分のことで畏れ多い。かたじけない。ありがたい。
3. そのものの値打ちが生かされず無駄になるのが惜しい。
(広辞苑より)

こうした心性を、きれいさっぱり忘れてしまった。というより、むしろ「貧乏」に相通じるものとして積極的に捨て去ってしまった。それが、ここ四半世紀ほどの日本人なのでした。

それが、こともあろうに外国の方から逆発信され、"MOTTAINAI" などという珍妙なローマ字で掲げられたとたんにたちまち「流行」になってしまう。かつて共有していた文化的概念を再認識した、というのでは決してなく、ちょうど "Coca Cola" や "CHANEL" というロゴを何か新鮮で洒落たものと感じて誰もが飛びついたのとまったく同じ感覚で、"MOTTAINAI" をもてはやしている。この国の人間は、いつからこれほどまでに無知で無恥になってしまったのでしょう。いまさら"MOTTAINAI" と叫ぶのなら、過剰包装と言われ続けている食品のトレーが一向に減らないのはなぜなのか。女性が水着を毎年買い換えなければならないという、そんな風潮を当たり前にしたのは誰なのか。

これだけでももう、国辱的に恥ずかしい事態であろうに、今度は政党の代表者が臆面もなくそれを「世界にアピールする」という。中東の火種は収まるところを知らず、欧州では EU の理念がすでにして難航し、そして何より自分たちを取り巻いている極東地域の緊張感がかつてないほどに高まっているという、そんな世界情勢の中で、どんな脳味噌をどんな風に働かせたら---あるいは働かせなかったら---「もったいない運動」などという呑気でお粗末で幼稚で愚鈍な発想が出てくるんだろう。

浅倉大佐(下記注を参照)の苦悩と予言が、痛いくらいに判ってしまう、最近はそんなニュースが多すぎます。

注: 『終戦のローレライ』のもう一方の主役、浅倉良橘大佐のこと。彼がどんな経験から、何を考え、どう行動したかは大きなネタバレになるので詳しくは書かない。ちなみに、そこで描かれるテーマは福井敏晴のどの作品でも共通している。

「もったいない」を本当に真剣に考えるなら、世界に発信するより前に、今自分たちの周りにどれほど「もったいない」ことが溢れているか、何を「もったいながら」なければいけないのか、ちゃんと考えてくださいね、幹事長様。

なお、本稿が、外国語として「もったいない」という言葉を知り、その意味するところに共感を覚えたというマータイ氏の真意を侮辱する意図のものではないことは言うまでもありません。それこそ「もったいない」というものです。

09:11 午後 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (2)

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2005.06.01

# センスの問題かよ

リンク: ノータイで問われるファッションセンス

省エネ対策の一環として政府が導入を推奨するノーネクタイ・ノー上着「夏のビジネス軽装(クール・ビズ)」が1日、政官界で実施される。ほとんどの閣僚が賛成の意向を示している中、一部からは「強制なのか?」という不安げな問い合わせも。閣僚らのファッションセンスが問われることになりそうだ。  小泉首相は31日の閣僚懇談会で「どのような服装かは個人の常識とセンス。暑い日にネクタイをしめていると、部下が外せない。そういうことがないようにしてほしい」と軽装での執務の徹底を呼びかけた。

こちらも、まあ何やってんだか...という感じで溜息しか出ませんね。まじめに環境のこと考えてるとはとても思えません。

いっそのこと夏・冬それぞれ人民服でも導入すれば?

「何を着ればいいかわからない」だとか「上司が着ていないと...」だとか、あげくの果てには

> 一部の閣僚から「寒い日に上着を着るのはいけないか」との質問があり(毎日新聞)

だそうだ。

お前ら小学生かよ!!

今日はもうフォントサイズをでかくしたくなるようなニュースばかりですね w。いや、今どき小学生の方がよほどしっかりしているかも。この国は、ますます "ダメな大人" ばかりが増えていくようです。

12:58 午後 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (0)

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# いいかげんにしろよ

リンク: ITmediaモバイル:ドコモ、「フルブラウザ」を商標登録出願

先日、角川ホールディングスが "所有" していた「NPO」と「ボランティア」の2語について、商標登録が取り消されたばかりですが、今度はこれです。

ふざけたことやってんじゃねぇぞ

と怒鳴りたいのは、小生だけではないでしょう。

一般語の商標登録という問題については、数年前のWindows vs Lindows のときにも話題になりましたが、そもそも

それまで誰もが普通に使っていた言葉がある日突然誰かの持ちものになる

などというバカげたことがなんで可能なのか、まったく理解できません。これも、"経済" という人類最悪の発明品がもたらした害毒の一つなのでしょうか(土地を "所有" できるという愚考にも通じます)。

それとも、言葉狩りと対になった、言語に対する何か大きな勘違いなのでしょうか。

12:50 午後 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (1)

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