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2005.06.20

# 軍命令とは

リンク: Sankei Web 産経朝刊 吉田満著書 乗組員救助の記述 戦艦大和の最期 残虐さ独り歩き

救助艇の船べりをつかんだ大和の乗組員らの手首を軍刀で斬(き)ったと書かれた当時の指揮官が産経新聞の取材に応じ、「事実無根だ」と証言した。手首斬りの記述は朝日新聞一面コラム「天声人語」でも紹介され、軍隊の残虐性を示す事実として“独り歩き”しているが、指揮官は「海軍全体の名誉のためにも誤解を解きたい」と訴えている。

銀英伝でも、どこかでこれと同じシーンが再現されてました。真相はもうおそらく藪の中、確定のしようはないわけですが、後半で引用されている沖縄での集団自決については、この記事の書き方ちょっと問題あるようです。


戦前戦中の旧日本軍の行為をめぐっては、残虐性を強調するような信憑(しんぴょう)性のない話が史実として独り歩きするケースも少なくない。沖縄戦の際には旧日本軍の命令により離島で集団自決が行われたと長く信じられ、教科書に掲載されることもあったが、最近の調査で「軍命令はなかった」との説が有力になっている。

関係者のあいだでは、「軍命令」をどう捉えるか---"当時は牛島司令官の命令で、軍、官、民の共生共死が徹底していた。たとえ村長や助役が言ったことであっても、軍の命令と同様だった"---など、まだ議論が決着していない状態のようで、まだとても、軍命令がなったという説が「有力になっている」とまでは書けないんじゃないでしょうか。

従軍慰安婦について、「そういう言葉は当時なかった」とか「公文書が発見されていない」と言ってみたりする、集団自決は軍の「命令」ではなかったと言ってみたりする。真相の究明が必要なのは確かですが、この手の一連の否定運動に共通しているベクトル、それ自体が気になります。

12:58 午後 社会・ニュース |

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