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2005.05.25

# Phishy, not Fishy

リンク: ITmediaアンカーデスク:いっそスパムを楽しんでみては?

ほとんどの人はスパムは楽しさとは無縁のものだと思っている。だが、撃退できないなら楽しんでみてはどうだろう。
Most people don't think of fun and spam as residing in the same universe. But if you can't beat it, I say, why not have fun with it?

確かにスパムはときどき、いいネタになります。スパムメールを集めて紹介しているサイトというのもありますし。

「私と会ってください」メールが英語にもあるとは知らなかった。英語が下手くそだそうだけど、まさか日本で毎日受け取ってるのと同じ連中が一所懸命に英訳している、というわけではないですよねw

ところで、このニュースを読んでいて改めて "phishing" を引いてみたら、語源には異説があるようでした。Wikipedia の英語版と日本語版で、すでに違ってます。

The term "phishing" is sometimes said to stand for password harvesting fishing, though this is likely a backronym.
("phishing"という語は、おそらく逆略語だろうが、Password Harvesting fishing の意味だと言われることもある。Wikipedia)

sophisticatedとfishingの合成語とされる。(Wikipedia 日本版)

前者のほうが「巧い」感じがしますが、だからこそ backronym(この単語自体も辞書にはありません。acronym からの造語です)くさいんでしょうね。

ところで、この記事にも誤訳ありますねー。

Of course, maybe this really is how 18-year-old "Julie" from "Texas Highschool Houston" really communicates. Or is it really a 28-year-old coder in Romania? Which would you pick?
もちろん、これは本当に「テキサス・ハイスクール・ヒューストン」の18歳の「ジュリー」が連絡してくれているのかもしれない。あるいは、本当にルーマニアの28歳のプログラマーなのかも。

この、2番目の really は「本当は」と訳さないと文脈おかしいのでした。

09:06 午後 パソコン・インターネット |

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