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2004.12.01

# retcon について

retcon = retroactive continuity: 定訳なし。直訳すれば「遡及的な連続性」

The common situation in fiction where a new story "reveals" things about events in previous stories, usually leaving the "facts" the same (thus preserving continuity) while completely changing their interpretation.
(フィクションにおいて、前作の出来事に関する新しいストーリーが "明らかに" されること。通常、事実はそのままにしておき---したがって連続性を保たせておいて---その解釈を変えるという手を使う)

Wikipedia は本当に便利だ。用語集のネタを探していて、ふと Godzilla をひいたら、英文であるにもかかわらず「ゴジラ」の語源まで書いてあったりして、けっこう面白い。ただし事実誤認もあるので、機会があれば指摘してあげよう。

Godzilla died at the end of the original 1954 film. Subsequent films in the series retconned the first movie by assuming that Godzilla wasn't killed, and that the body of the monster was never found.
(ゴジラは1954年第1作のラストで死ぬが、シリーズ第2作では、実はゴジラが死んでおらず、その死体が見つからなかったのだと retcon された)

『ゴジラの逆襲』に登場したのは2匹目なんだってば。第1作ラストの志村喬の台詞がちゃんと伏線になってるんだから。で、目についたのが、ここで使われている "retcon" だ。

この単語、普通の辞書には載っていないのだが、Jargon File にはしっかり載っている。

retcon = retroactive continuity: 定訳なし。直訳すれば「遡及的な連続性」

The common situation in fiction where a new story "reveals" things about events in previous stories, usually leaving the "facts" the same (thus preserving continuity) while completely changing their interpretation.
(フィクションにおいて、前作の出来事に関する新しいストーリーが "明らかに" されること。通常、事実はそのままにしておき---したがって連続性を保たせておいて---その解釈を変えるという手を使う)

つまり「ところがどっこい」的に強引な設定変更のことだ。
「沖田艦長は死んだ。ところがどっこい、脳死ではなかったので蘇った」とか「アッシュは死んだけどクローンがいた」とか(これは結局、文庫版最終巻あとがき筆者の妄想で済んだけど)、「有末静のクローンが作られた」とか(こちらは実現しちゃった話)...。

Wikipediaもエラいが、Jargon Fileもやっぱりエラい。

12:20 午前 翻訳・英語・ことば |

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