2017.02.20

# EBWin4 4.4.2、「連続」と「全ての項目」の違い~国語

続いて、国語辞典ではどうなるかを紹介します。

結論から言うと、ほとんどのタイトルは前項で紹介した研究社英和大、その他と同じように動作します。

見え方が一気に変わるのが、『学研国語大辞典』です。
※残念ながら、この辞書のデータ版は入手が難しくなっています。Amazonなどで"Super日本語大辞典"を検索すると、まだときどき出回っていますが、そのままではEBWin4に載りません。変換スクリプトを使ってEPWINGデータに変換する必要があります。
参考リンク:side A: # Windows 7環境構築のまとめ - 辞書編

変換ストップは、EBWin4の作者のサイトにあります。
リンク:EBStudio 変換スクリプト集


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05:23 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (0)

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# EBWin4 4.4.2、「連続」と「全ての項目」の違い~英和・和英

EBWin4に追加された「全ての項目」表示機能は、複数の辞書を検索したときに、その内容を右ペインでまとめて表示するというのが本来の趣旨です。

が、辞書タイトルによっては、単独で使っているときでも見え方が変わるという副次的な効果もあります。

さらに、4.2.2(2/18公開)で実装された「連続表示」と「項目毎」の切り替えボタンも併せて使ってみるとどう違うのか---さっそく試してみました。

なお、使ってみるとすぐに分かりますが、「連続表示」/「項目毎」の切り替えボタンは、表示されているのが今の状態です。つまり「連続」と表示されていたら「連続」表示であり、押すと「項目毎」表示に切り替わります。「連続」を押すと連続表示になる、のではないことに注意してください。

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04:42 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (0)

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# EBWin4が、4.4.2にアップデート

先週、EBWin4に追加された「全ての項目」表示機能をご紹介し、それにあわせて、以前からあった「連続表示」のことも書きました。

参照リンク:side A: # EBWin4の新機能「全ての項目」表示~その1

参照リンク:side A: # EBWin4の新機能「全ての項目」表示~その2


そのときも書いたとおり、「連続表示」の設定は[ファイル]→[設定]を開いてオン/オフを切り替える必要がありました。おおむね「連続表示」のほうが使いやすいので、今までは、恒常的な設定で特に不自由はありませんでした(G大のように、「連続表示」にしないと使い物にならないタイトルもありましたし)。

が、「全ての項目」表示を使いこなすには、「連続/項目ごと」もインターフェース上で切り替えられたほうがいいと思ったので、作者のhishida様にリクエストしてみました(辞書名フィールドが広がったためツールバーが見えなくなる、というバグもあったので)。

そうしたら、わずか1週間で対応してくだり、バージョン4.2.2が公開されました。

リンク:EBWin4

hishida様、ありがとうございます!

02:34 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (0)

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2017.02.14

# こそあど、~という、~こと、~ている - WildLightの活用例

Facebookの投稿で見かけたんだと思いますが、こんな記事を見つけました。

リンク:アフィリエイトの外注記事の品質を上げるための文章チェックマーカー(自作ツール紹介) - Webライターとして生きる


「~というもの」「~というのは」「~ということ」

「など」「たり」

「こと」「もの」「それ」「これ」

こういう言葉は、つい多用してしまうので、自分でブラウザベースのチェックツールを作ってみた、という記事です。


たしかに、ついつい使って「こと」だらけになったり、指示語が続いたりすることはよくあります。


この方のツールを使ってもいいのですが、テリーさんのWildLightでも、定義ファイルを作ればもちろん可能です。

実は、私自身も気になって、しばらく前に定義ファイルを作ってみたところです。

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06:09 午後 翻訳・英語・ことば, 翻訳者のPCスキル | | コメント (0)

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2017.02.12

# EBWin4の新機能「全ての項目」表示~その2

さて、新機能の「全ての項目の表示」です。

ひと言で言うと、検索結果一覧(左ペイン)に表示されている項目を、右ペインですべて表示するという機能です。したがって、前エントリで書いた[連続表示]のオン/オフと検索方法によって、「全ての項目の表示」の働きはだいぶ違った印象になります。以下、いろいろなパターンをやってみます。

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06:58 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (0)

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# EBWin4の新機能「全ての項目」表示~その1

このブログでも、各種のセミナーや記事でもご紹介しているEBWin4は、汎用辞書ブラウザとしては唯一、今でも着実にアップデートを続けている貴重な存在です。

リンク:EBWin4

そのEBWin4が、また大きく進化しました(最新バージョン、4.4.1)。

・全ての項目の表示(海野文男氏・海野和子氏開発協力)
・複合検索ダイアログをモードレス化

特に「全ての項目の表示」は、いろいろとおもしろい使い方ができそうです。

ただし、その話をする前に、今までにもあった2種類の表示モードのことを書いておくほうがよさそうです。これに気づいていない人もいたかもしれないので...。

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04:17 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (0)

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2017.02.10

# 「翻訳に活かすSimplyTerms」 - レッスンシリーズ第5弾

開催間近となってしまいましたが、翻訳フォーラム・レッスンシリーズの第5弾についてお知らせします。


レッスンシリーズでは初となる、ツール系のお話。翻訳者支援ツール「SimplyTerms」のことを、作者である井口耕二さんご自身が解説します。

リンク:「翻訳に活かすSimplyTerms」(翻訳フォーラム・レッスンシリーズ#5) in東京 - パスマーケット


さて、SimplyTermsって、どんなツールなんでしょうか。

すぐ上で、私は「翻訳支援ツール」ではなく「翻訳者支援ツール」と書きました。私にとってのSimplyTermsの位置付けは、まさにこの呼び方に凝縮されています。

ExcelやPowerPointからの原文抜き出し、表記の統一、用語の置換、改行取り、常用漢字のチェック...
(レッスンシリーズ案内ページより抜粋)


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10:40 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (0)

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2017.02.08

# 『翻訳事典 2018年度版』

刊行から2週間近く経ってしまいましたが、今年もアルクさんの『翻訳事典』の季節がやってまいりました。

今年は、例年にもまして読み応えのある内容になっています。編集長・佐藤直樹さんの企画力の成果ですね。


翻訳者をめざしている方には、p.41からの「翻訳者になりたい人のための8つのドア」がおすすめです。


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12:55 午前 翻訳・英語・ことば | | コメント (2)

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2017.02.01

# 「東洋文庫」の作品リストを作ってみた

前のエントリでご紹介したジャパンナレッジ、百科事典や辞典だけではなく、他のコンテンツもかなり充実しています。

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私が特に気になったのが、「平凡社 東洋文庫」です。

皆さんもご存じのとおり、モースやアーネスト・サトウの日記、『東方見聞録』、『和漢三才図会』など、いろんなところで引用元として出てくる資料がずらーっと並んでいます。

ジャパンナレッジには、現時点で700冊近くが収録されていて、入会していればそれがぜんぶ読める! そんなヒマはあるのか!!


でも、東洋文庫っていったい、どんな作品が入っているのか、全貌がつかめません。ジャパンナレッジのサイトに「搭載タイトル一覧」というリンクはあるのですが、解説も付いているので1ページあたり12タイトルずつしか表示されず、一覧性がありません。本家・平凡社のサイトにもないようですし、検索してもそのようなまとめはありません。

しかたがないので、自分で作ってみました。Facebookで聞いてみる、需要もありそうなので、公開することにします。

東洋文庫リスト
(クリックするとダウンロードされます)

ただし、おそらく完全には網羅されていないはずです。

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12:24 午後 翻訳・英語・ことば, 書籍・雑誌 | | コメント (1)

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2017.01.30

# 『精選版 日本国語大辞典』と、ジャパンナレッジ

さて、問題です。

国語辞典の『広辞苑』や『大辞林』は、大型・中型・小型で分けると、どれに分類されるでしょう。


答えは「中辞典」です。国語辞典で「大辞典」と言われているのは、

小学館『日本国語大辞典』

だけなんですね。

1701302

通称「日国」。

初版が全20巻で45万項目・75万用例を収録。現行の第二版は全14巻(本巻13、別巻1)で50万項目・100万用例を収録と、英語圏のOEDに匹敵する、文字どおりの大辞典です。

図書館ならともかく、私たちのような個人が手元にそろえるのは、ちょっと無理というもの。


そこまでの国語大辞典を頼りたい場面というのはそう多くはないかもしれませんが、もちろん、電子的に利用する方法はあります。


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11:13 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (2)

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2017.01.27

# 『辞書力を鍛える』、余談

前の記事で紹介した本、『『辞書力を鍛える - あなたの英語を変える快適辞書活用術』で、いちばん時代を感じたのが、

12冊の「ポケット判英和」を比較・検証する

という項(p.232~)でした。

新世紀幕開けと前後して、新しいポケット判英和辞典が相次いで刊行され、この分野は俄然活気を帯びてきた。

もちろん、紙の辞書の話です。

この本が出た2002年当時には、まだ紙の携帯版辞書というものに、これだけ需要があったんですね。この後まもなく電子辞書が主流になっていったので、「俄然活気を帯びてきた」のって、ほんの一瞬だったのだろうと思います。

で、この項に挙げられた辞書が今はどうなっているのか、気になって調べてみました。


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12:07 午前 辞典・事典 | | コメント (0)

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2017.01.26

# 『辞書力を鍛える - あなたの英語を変える快適辞書活用術』

辞書について、久しぶりにおもしろい本を読みました。

といっても、新しく出た本ではありません。初版が2002年と、紙の辞書の存在感が今よりはまだ大きかった時代の発行です。

その証拠に、読みはじめるとすぐ、こんな記述に出くわします。

手元にある自分の辞書にあまり連結(引用者注:コロケーションのこと)情報が載っていない場合はどうすればいいのだろうか。もちろん,別の辞書に買い換えるのも1つの手であるが,その前に,該当ページの余白に学習した連結を書き込む習慣をつけることを勧めたい。

辞書に書き込みする!

やってましたよね? 私も、恩師のもとで使っていた辞書(英和中辞典~現代英和辞典)には、引くたびにチェックマークを付け、いろいろとメモも書き込んだものでした。

関連記事:side A: # 辞書の記憶をたどってみた

この箇所を読んだだけで、きっと面白い本に違いないと直感しました。

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06:37 午前 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (3)

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2017.01.15

# フィッシングメールのサンプル数々

たまには、セキュリティの話もしましょう。

私が、Niftyのメールを2種類使っていることを、ご存じの方はご存じだろうと思います。ひとつは完全に業務用で、名刺には刷ってありますが、オンラインではほぼ公開していません。もうひとつは、このブログのプロフィール欄でも公開しているプライベート用です(「公開しているプライベート用」って、なんか変ですけどw)。

Niftyメールは、サーバー側で迷惑メールの設定ができるのですが、設定に大きく言って2種類あります。

1. 迷惑メールを自動的に識別して迷惑フォルダーに移動
2. キーワードを設定して受信を拒否する

業務用のほうは、大切なメールをまんいち迷惑メールに振り分けられてしまうと困るので 2. のみ設定。プライベート用は、1.と2.を両方設定しています。

昨日、プライベートアドレスのほうの迷惑フォルダーを見てみたら、フィッシングメールが大量に届いていました。最近はやってる「不正アクセスさせたみたいだから、アカウントを確認してね」パターンが多く、そのほか、例のレイバンとか、エッチ系もあるようです。

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せっかくなので、どんなパターンのメールが届くか、紹介してみます。

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06:09 午後 翻訳者のPCスキル | | コメント (2)

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2017.01.11

# 辞書ブラウザの本文内を検索

今まで、どのセミナーでも触れてこなかった辞書ブラウザの機能について、書いておきます。

単語を検索してから、検索の結果、つまり

本文内を検索する

という機能です。


つまり、昔なら 紙の辞書で単語を引く → 成句や用例を目で追いながら目的の語句を探す ということを当たり前にやっていたはずで、それをデータ上でもう少し効率的にやろうということ。

電子データになってからは、成句からでも引けるようになったので、このような使い方はあまりしなくなったかもしれません。が、インデックスの作りによっては、成句が見つからないこともよくあります。そんなときのために、昔ながらの「本文内検索」は、できるようにしておく必要があります。

「辞書ブラウザ」という言い方、だいぶ定着してきたかとは思いますが、念のためにここでも定義しておきます。

辞書ブラウザとは、

EPWING、LogoVstaなどの共通仕様データをまとめて登録し、一括検索できるアプリケーション

のことです。

Jamming(現在は入手は不可)
Logophile(Jammingの後継アプリケーション)
EBWin4
DDWin

などが代表的です。

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02:40 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (0)

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2017.01.09

# 「訳出のバリエーションづくり」 - レッスンシリーズ第4弾

昨年から始まった、翻訳フォーラムの「レッスンシリーズ」、今年も1月、2月と続けて実施します。

ひとまず、1月分をご案内。

日時:1/29(日) 13:45~17:00
場所:アカデミー音羽 美術室

リンク:「訳出のバリエーションづくり~訳例カード・ワークショップ」(翻訳フォーラム・レッスンシリーズ#4) in東京 - パスマーケット

今回のテーマは、「訳出のバリエーション作り」です。リンク先のイベント情報も併せて読めば、目的はおわかりいただけると思います。

原文に"most"とあったら、何と訳していますか?「たいていの」「ほとんどの」あたりでしょうか。しかし、いつもいつも「たいていの」「ほとんど」ではワンパターンになってしまいます。訳文の中で「浮いて」しまうこともあるかもしれません。他に訳し方はないのでしょうか。品詞を変えたり、位置を変えることでバリエーションを増やす方法はないでしょうか。
(イベント情報から引用)

ですが、タイトル後半の「訳例カード・ワークショップ」というのは、ちょっと説明が必要でしょう。

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01:14 午前 翻訳・英語・ことば | | コメント (4)

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