♭死んでみせること
リンク:また悲劇、長崎県「命の教育」届かず : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
長崎県教育委員会は、命の大切さを小中学校の児童・生徒に教える「心の教育」に力を入れてきた。
長崎市で2003年7月、中学1年の男子生徒が幼児を商業施設から連れ去って殺害する事件が発生し、04年6月には佐世保市でも、小学6年の女子児童が校内で同級生をカッターナイフで切りつけ、失血死させる事件が起きたためだ。(中略)池松誠二・県教育長は「命を大切にする教育に努めてきたが、このような事件が発生し、痛恨の極み」とコメント。また、佐世保市の女児殺害事件当時、市教育長だった鶴崎耕一・県教育委員(66)も「事件から年月が経過し、『二度と同じ悲劇を起こさせない』との思いが次第に薄れ、子供らに伝わりきれていなかったのではないか」と声を詰まらせた。
もちろん色々な要素が絡まっていて単純な話ではないけど、ひとつだけはっきりしていることがある。
今の日本人にとって、特に今の子どもたちにとってあまりにも
「死」にリアリティーがない
ということだ。ゲームの中でキャラクターが死んでも生き返るとか、そんな話ではない。単に
まわりで人が死ななくなった
だけのこと。
大人は、ある程度の年齢になったら、ちゃんと「死んでみせる」ことも必要なんじゃないだろうか。
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