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2013.02.16

♭あまりに品性下劣、産経新聞

まだ有罪が確定していない人間に対して、この国のマスコミは平気でこういうことを書く。

父はIBMのエリート!
「学習院中等科」のイジメで歪んだ猫が恋人「なりすましメール男」の正体
(週刊新潮)

パソ村遠隔操作犯
「学習院でのイジメ」と「教育ママ」
(週刊文春)


そして、産経のこの記事。

【精神科女医のつぶやき】片田珠美(23)世の「非モテ男」に捧ぐ(1/2ページ) - MSN産経west


あまりに品性下劣なので、全文をさらす。

 今年1月、この連載の19回目で取り上げた遠隔操作ウイルス事件で、容疑者の男が逮捕された。容疑を否認しており、真相は捜査の進展を待たねばならないが、モテなさそうというのが第一印象である。

 そういえば、昨年10月に連載8回目で取り上げたiPS騒動男も、モテそうになかった。彼が性愛的に満たされていたら、虚言によって自己愛や自己顕示欲を満たそうとするようなことはなかったのではないか。

 もちろん、モテないから反社会的行為に走るというのはあまりにも短絡的な発想だ。だが、モテるか、モテないかは、特に男性にとって、「レゾン・デートル(存在価値)」に関わる一大事のようである。

 たとえば、今日はバレンタインデーだが、チョコがゼロだったらどうしようという不安を抱いている男性が多い。こうした男性心理を利用して、キャバクラなどでは、「あなただけよ」という甘いささやきとともにバレンタインチョコが手渡されるらしい。

 なかには、「バレンタインデー粉砕デモ」を実施する「革命的非モテ同盟」のような団体もある。「日本におけるリア充(=現実生活が充実している人)バレンタイン文化に反対するため」という目的には、モテない男の恨みつらみがこめられているように見える

 「恋愛禁止」の掟(おきて)を売り物にするAKB48がビジネスとして成功しているのも、非モテの男の子がAKBのメンバーを疑似恋愛の対象とみなして、握手券付きCDを大量に購入したりするからだろう。

 自分がモテないのは、女を独り占めしているようなモテ男がこの世にいるせいだと思いこんでいる男性も少なくない。こういう誰からもうらやまれる存在への嫉妬と負け惜しみから、「色男金と力はなかりけり」という言葉が生まれたのかもしれない。

 モテない男に何となく親近感を覚えるのは、「精神医学界の沢尻エリカ」と自称するほどの美貌でありながら、私自身も同じような悲哀を味わってきたからだ。若い頃、酒の席で手編みのセーターを着ている男性がいたので、「私も、家でセーターを編んでケーキを焼くような生活がしたいわ」と何気なくつぶやいた。すると、「似合わないことをしたら、どこか悪くなったのかと思うから、やめとき」と言われ、愕然(がくぜん)としたものである。


 世間を騒がせたニュースや、日常のふとした出来事にも表れる人の心の動きを、精神科医の片田珠美さんが鋭く分析します。片田さんは昭和36(1961)年、広島県生まれ。大阪大医学部卒、京都大大学院人間・環境学研究科博士課程修了。著書に「無差別殺人の精神分析」(新潮選書)、「一億総うつ社会」(ちくま新書)、「なぜ、『怒る』のをやめられないのか」(光文社新書)など。

(太字は原文ママ)


「モテなさそう」 → 「モテないから反社会的行為に走るというのはあまりにも短絡的な発想」

短絡的なのはどっちだ?

今回の容疑者が、そして「iPS騒動男」が、「モテないからやった」と自白したのか?


これでもし冤罪だったら --- まだ十分その可能性はありそうだ --- この記事どうするんだ?


いや、もし有罪が確定したとして、その人間の容貌についてこーゆーことを書いていいことになっているのか、この国のマスコミは。


今からでも、この記事撤回して謝罪しなさいよ、産経。

01:49 午前 独語妄言 | | コメント (2) | トラックバック (0)

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